こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO卒業生の、小島ひなと申します。現在は、制作会社でWebデザイナー兼コーダーとして仕事をしています。2021年2月末に、新しく「グラフィックデザイン講座」が開講されました。今回、開講記念イベントである「現役のグラフィックデザイナーが語る! 仕事でもプライベートでも使える 《デザインセンス》の磨き方」に参加しましたのでレポートをお届けします。
突然ですが、これからデザイナーを目指そうと思っている方は、こんな疑問を持っているのではないでしょうか?
「デザイナーって未経験から目指せるのかな?」
「デザイナーになるには、センスは必要なの?」
「社内向けの資料・提案資料、もっとセンス良く作れないかな?」
本イベントでは、このような疑問を解消するために、現役デザイナー2名をお招きし、本音のお話を伺いました。
お話していただくのは、松尾先生と下田先生です。松尾先生は、ロンドン大学の大学院を卒業後、海外でのデザイナー経験を経て、現在は外資系企業でインハウスデザイナーとしてお仕事をされています。下田先生は、大学卒業後に新卒でオンデマンド印刷の会社にデザイナーとして就職、その後デジタルハリウッドSTUDIOへの通学を経てWeb業界に転職し、現在はフリーランスのデザイナーとして、幅広い分野で活動されています。お二人とも、現役デザイナーとして第一線で活躍をする傍ら、デジタルハリウッドSTUDIOに講師として携わり、これまでに多くの卒業生を送り出しています。
【目次】
1. 命育とは?
2. 第1部『すぐにできる幼児からの性の会話~「からだ」「男の子/女の子らしさって?」編~』
3. 第2部『フリーランスだけじゃない!働くママの在宅ワーク』
4. 最後に
まずは、イベント前の打ち合わせ、わずか1〜2年先に卒業した先輩なのにとても大きな存在に感じられます。
性教育サイト 命育 はママクリエイターたちを中心に立ち上げられた性教育サイトです。
命育は保護者やこどもに関わる仕事をするメンバーが中心になり、それぞれこどもや「性の困った」に頼れる情報源がネットになかったことから、困ったときに頼れるサイト、幼児・小学生・中高生に向けて、年齢に応じた性の伝え方を発信するサイトとして、2019年秋に立ち上げられました。
デジタルハリウッド主婦ママクラスの卒業生のみなさんが集まって企画運営されています。
チームランスの先輩方の生のお話を伺えることは、私も主婦ママクラスの仲間とチームとして働こうと動いている時なので、とても貴重に思える時間です。既にどんなお話が聞けるのか、興奮状態のワクワクが止まらない私です。
打ち合わせの後もみなさんZOOMやメールでお仕事されていました。
流石です。みなさん行動力があります。
第1部『すぐにできる幼児からの性の会話~「からだ」「男の子/女の子らしさって?」編~』
第1部は、代表の宮原さんと石川県からリモートで命育に携わっている小杉さんから『すぐにできる幼児からの性の会話~「からだ」「男の子/女の子らしさって?」編~』をテーマに命育の活動をご紹介くださいました。
性教育初心者ママから、お子様と性の会話ができるようになったポイントや、親がこどもにどう伝えるか?などを分かりやすくお話くださいました。
命育サイトは、親から子へどう伝えるかに焦点を当てて記事を作成されていますが、2020年11月には大幅にリニューアルし、コーヒー1杯のお値段でこどもの「性に関する悩み・疑問」を解決できるサイトとして生まれ変わりました。
月額418円(税込)のプレミアム会員になると、医師や助産師など専門家監修のすべての記事が読めたり、ユーザー同士のコミュニティでは、助産師さんがモニタリングしていて性の悩み・疑問を解決してくれたり、子育てや性教育に役立つプレゼントや、さまざまな企画・イベントに参加できます。
YouTubeで動画配信も行っていて、たった3分の動画の中に、からだにまつわるポイントがいくつも紹介されています。目からうろこの情報がたくさん詰まっていたなという印象で、こんなに短期間ですばらしいサイトや企画運営している命育さんに、感動です!
性教育に焦点を置いて動き出したチームランスのみなさま。何かを発信したいという思いが大切なのだなと学ばせていただきました。
第2部『フリーランスだけじゃない!働くママの在宅ワーク』
第2部では、3名の在宅ワークを叶えている先輩方から、お仕事事情についてかなり具体的にお話くださいました。
ママになっても、こんな時代でもやりたい事を実現できるんだ!っていうエネルギーに溢れていました。
―在宅ワークにも色々な形があるって本当?
皆様フレキシブルな働き方をされていて。在宅ワークと言ってもさまざまで、半分は会社に所属しながらフリーランスを同時にされたり、一般の方がイメージするフリーランス、在宅ワークだけじゃ無い働き方の需要があるのだなと感じた時間でした。
実際こんなお話をうかがえました。
伊賀さん 結婚前は中学校の体育教師。結婚後はカフェやパン屋、接骨院など自分がやりたいと思うパートをしていましたが、キャリアアップ出来る仕事がしたくてデジハリに入学。旅行が好きなので、現在はパソコンを持って仕事しながら、合間あいまで息抜きに温泉に入ったりして週末を楽しんで過ごしているとのこと。
和田さん ご本人いわくこじらせ系女子で、前職は?とよく聞かれますが、大学を中退後、モヤモヤ期、自分探しを経て結婚。専業主婦として7年を過しましたが、結婚後もモヤモヤがつづいていたそうです。その後デジハリに入学してスイッチが入り、卒業後は、派遣で2年、2020年4月からフリーランスになったということです。
長井さん 会社員時代は、それなりに充実していたとのことですが、家事育児に追われ、なかなか自分の時間が取れない生活、住めば都のタイで専業主婦生活を謳歌するも、帰郷後もう一度仕事がしたくなりデジハリに入学。現在は週3日アプリ制作会社で時短勤務しながら、フリーランスとしてWeb制作に携わっているそうです。
みなさま、お仕事にブランクがある方もおられる中で、デジハリの入学をきっかけに自分らしくいられる場所で、お仕事をなさっていてとても魅力的でした。
―フリーランス、在宅ワークでよかったこと 子供の姿を間近でみながらお仕事ができる幸せ
フリーランス、在宅ワークで働いてよかったことはの質問に、みなさんおっしゃるのは、通勤時間がなくなったこと。往復1〜2時間の通勤時間がなくなり、余裕ができてその時間に家事をしたりお仕事に使える様になり余裕ができたと。
伊賀さんは、お仕事を増やしたり、家の中を綺麗に保てる様になったと。
コロナで幼稚園が休園の中でも特に自分が休むことなく、息子さんがプラレールで遊ぶのをみながらお仕事ができたと。憂鬱、大変というか、家族に協力してもらっていたことは、日曜日にzoomでお仕事している時に後ろに息子が登場してきてしまうので、バーチャル背景だと話してやり過ごしたこともありますが、基本その時間はパパに公園に連れ出してもらうそうです。
▼伊賀さんの作業スペース
和田さんもパソコンしていると、お兄ちゃんが隣に座って絵を書いたり宿題したり、娘さんは、最近のおままごとが、おもちゃのパソコンを使った在宅ワークなんだそう。
スケジュールも自分で管理できる様になり、夜に作業することもあるけれど、疲れた時は昼間お昼寝したり休み休みバランスを取りながら過ごしているのだそうです。ママが勉強しながら仕事する姿や、誰かが喜んでくれることをやっているんだという姿は見せられているんじゃないかと。それが家で働いていて、いいなと思うことだそうです。
▼和田さんの作業スペース
長井さんのところは、お子様が高学年なのでお留守番は平気だけど、家に居ないより居る方が良いみたいで、話す時間もできたりと、子供も穏やかになったように思うとのこと。
通勤時間がなくなって、家事をしたり好きなことをしたりする時間ができたと仰っていました。
▼長井さんの作業部屋
みなさま本当に自分らしい生活をされていて素敵でした。
―在宅ワーク、フリーランス 家でお仕事をしていて困ったこと
会社に勤務している時は、周りに人がたくさんいて何か会った時にすぐに相談できる環境だったのが、自宅に居て一人でとなると、最初の頃は聞きたいことがあっても、わざわざチャットでいうのもなんだし、どういう風にコミュニケーションをとったらいいのかなと困ることがあったそうです。今ではだんだん慣れてきて、チャットで送ってみたりボイスチャットしてみたりでツールを使いこなしてやっているそうです。
―子供がコロナで家にいるとなかなか集中できません!どうしていますか?
みなさん集中はできないそうです。なので、スケジュールを長めにとらせていただいて余裕を持った稼働時間ととっていたり。夜寝静まってからやる。仕事用の部屋をつくった。
など在宅ワークを叶えている先輩方は、それぞれの状況に合わせて自分に合った生活を作り上げているナマのお話が聞け本当に素敵な生き方だなと思いました。
―就職活動は?
デジハリが開催しているマッチングイベントでご縁があった会社様とお仕事されている方が2名、在学中に作成したポートフォリオをもって派遣の総合サイトに持っていき、お仕事が決まった方など、みなさん学校のサポートをうまくご利用になっていましたね。
私も2月にデジハリで主催されている主婦ママ卒展に参加しようと思います。
今回リアルな情報のつまったお話が聞けて、理想とされる働き方、生き方を叶えている皆様のお話は説得力がありました。本当にみなさまクリエイティブに働いていらして、発信している言葉がとても素敵で魅力的でした。自分らしく生きたい生活したい思いにデジハリも支援してくれますし、あとは、自分が楽しんで前に進んでいく気持ちを持って私も夢を叶えて行こうと思います。
デジハリでの勉強の時間は正直本当にとても大変な時期もありますが、これを乗り越えたら、自分が成長するのだと感じますし、どんどん学びたくて、知りたいこと、できる様になりたいという気持ちが溢れ出すとても充実した時間でした。私も、10月に主婦ママクラスを卒業し、現在WordPress講座を受講中ですが、とにかく一番感じていることは、デジハリが大好きで、ここでの出会いは感謝の繋がりを生み出し、私の人生にワクワクした期待を持たせ、お仕事はもちろん更なるスキルアップへ結びついてると実感しております。
私のクラスは、コロナの真っ只中、4月から始まり授業は全てzoomでのオンラインでした。
それでも同じ様な思いで学んだ仲間との絆はしっかりとあります。クラスみんなでチームランスをやろうとしているくらい。きっと一人一人が、みんなと関わろうと人との出会いを大切にしていたこと。トレーナーさんスタッフさんの愛情を感じられる場所であったこと、今回命育さんのお話を伺い、フリーランス、在宅ワークでのリアルな生活を見せていただき大変刺激をいただきました。自分らしい生き方働き方を掴むために気になっていたWebデザインの世界に少し勇気を出してデジハリに入学したことがきっかけで、私自身も今ここに参加させていただいています。一年前にはとても想像していなかった出会いや変化ががありました。
もしこれを読んでいる方で一歩踏み出す勇気やモヤモヤを抱えていたり、迷いの有る方は、まずは説明会に参加し、デジハリのスタッフさんに気持ちをぶつけてみてはいかがでしょうか?私が今回このイベントに参加していて感じたことは間違いなく先輩方はキラキラ輝いていました。
最後に
デジハリに入学した最初の頃の私は、学校のMacの電源がどこにあるかもわかりませんでした。SNSは、情報収集のためにTwitterを最近始めたくらいで、まったくの初心者でした。
そんな私が在学中に心がけたことは、わからなければすぐに聞く! 調べる! やってみる!
そして自分ができたこと、わかったこと、これを知ったらみんなも進みやすいのでは?と思った事は、クラスのみんなに発信すること!です。 もちろん教えて頂いたことはとても沢山あるのですが、今では私が教えてあげられることが少しずつ増えてきたように思います。
在学中の課題でも心がけていたことですが、これからの私は、制作したサイト・ロゴ、デザインした名刺などを通じて、関わった方々みんながHappyになるような、未来が明るくなるようなデザイナーになりたいと思っています。先輩方のように自分らしいキラキラした生き方を目指す方達と繋がれることを楽しみにしています。
https://yoshikomasui.studio.site
Twitter: @happy_belle
命育メンバーも通った。Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスって?
Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスの学習期間は6ヶ月。何から始めればいいか分からない!具体的な就職サポートを聞きたい!少しでもお悩みの方は無料相談会へお越しください。
|Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス 期間:6ヶ月
主婦・ママの方のために、平日昼間の授業/女性担任講師にて開講しています。在宅ワーク、フリーランス、再就職などを目指される方が多いコースです。 最後の2ヶ月間で、卒業制作としてご自身のオリジナル作品の制作に取り組みます。
講師のフィードバックを受けながら作品を完成させることがができるのがポイント!常時在中しているトレーナーからの個別指導と、2ヶ月間の担任講師からのフィードバックで完成度の高い作品をポートフォリオに掲載し、お仕事をしていきます。
Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスには、”クライアントワーク”があり、在学中から仕事の流れをイメージできたり、実績を積むことができます
説明会でもっと詳しく説明を聞きたい!