デジタルハリウッドSTUDIO渋谷 ブログ

『移住CHANプロジェクト~学び×仕事で自分らしい“イキカタ”を実現~』

2017-09-28

こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO新宿の受講生ヒラマツアユコです。

デジタルハリウッドSTUDIO渋谷と新宿が新しいプロジェクトをスタートしました!その名も『移住CHANプロジェクト~学び×仕事で自分らしい“イキカタ”を実現~』

9/17(日)キックオフイベントが開催いたしましたのでイベントの模様をレポートします!

移住CHANプロジェクトとは?

「移住CHAN」は、日本の地域と、地域で働く、暮らすことに関心のある都市部の若者をつなげるメディア『TURNS』を企画・運営する第一プログレスとデジタルハリウッドの協業によって展開される一大プロジェクト。

『移住』に興味はあるけど、仕事があるのかどうか不安…」と思って、移住に踏み出せない人は多いのでは?

そんな不安をもっている方に、クリエイティブスキルを身につけることで場所を選ばずに仕事ができることを提示したいと考えてスタートしたのが、この移住CHANプロジェクト(https://goo.gl/miA5hq)になります。

プログラム

今回のイベントはプロジェクトのキックオフイベントになります。地域の”今”と実際に現地の方々から地方が抱える課題をお話していただきました。

第一部 地方の“今”を知る
1.『いま、地方で起きていること』(株式会社 第一プログレス取締役・TURNS プロデューサー 堀口正裕氏)
2.『地方で拓く新しい働き方の選択肢~地域おこし協力隊として拓く未来』(株式会社インサイトラボ代表取締役・総務省地域力創造アドバイザー 藤原明文氏)

第二部 トークディスカッション
1. これからはじまるローカルプログラムの紹介
2. 新潟県糸魚川市「ITOIGAWAナリワイニストがっこう」
3. 兵庫県加西市「マチほめかさい」

第三部 懇親会
・地酒を囲んでの懇親会

<第一部 地方の今を知る>

●地方で働く人たちの実例

『TURNS』プロデューサー堀口正裕さんからは、実際に移住して活躍している方の事例紹介がありました。

●徳島県三好市の廃校でカフェ&ゲストハウスを営業するデザイナー

東京の広告会社でグラフィックデザイナーの仕事をしていた植本修子さんは、2014年春、徳島県三好市に移住。

三好市には20以上もの廃校があり、その廃校を自らリメイクして、「ハレとケデザイン舎」を設立。カフェ&ゲストハウスとして営業しています。もちろん、デザインの仕事も。

廃校の有効利用で、地元を活性化し、自身が望む働き方も実現している植本さん。

「デザインの仕事は場所を選ばずにできる」ということを体現してくれています。

●長野県と東京都を行き来する2拠点で活躍するデザイナー

UXデザインに関わる仕事をしている津田賀央さんは、2015年、長野県富士見町に移住し、「富士見 森のオフィス」を設立。移住の相談や、地域の商品・サービスの企画などを手がけています。津田さんのすごいところは、富士見町に移住しながらも、週3日は都内に勤務しているというところ。そういう働き方を認めてくれる会社も懐が大きいと思いますが、実践してしまう津田さんの行動力がスゴイ。

複数のステージを転々とする生き方が主流になる?

(株)インサイトラボ代表取締役・総務省地域力創造アドバイザーの藤原明文さんからは、これからは「人生100年時代のライフプラン」が必要であるといったお話がありました。

ひとつの会社に定年退職するまで勤め、退職後にやりたいことをするというのが、これまでの一般的なライフプランでしたが、これからは、「組織に雇われずに独立する」、「人生の旅をして自分と世界を再発見する活動をする」、「普通に企業に勤務する」といった複数のステージを転々とする生き方が支持されていくのでは?とのことでした。

先にあった富士見町と都内の二拠点生活を送る津田さんのような生き方、働き方がもっと増えていくかもしれませんね。

私も、この先ずっと生産性のある人生を送りたいと思っているので、都内に生活拠点を持ちつつ、実家のある長野県諏訪地方でも自分の仕事ができる場を持てたらいいなと思っています。

「場所を選ばずにできる仕事」ができるよう、Webデザイン関連の学びを続けると同時に、ライティング力に磨きをかけていきます!

<第二部トークディスカッション>

第二部では、新潟県糸魚川市、兵庫県加西市より、10月以降に開催が予定されているプログラムの紹介がありました。実際に現地に足を運び、現地の方々と交流しながら地域について学び、地域の課題を解決するプログラムです。トークディスカッションでは、それぞれの地域の代表者が登場し、地域の課題について発表してくださいました。

■新潟県糸魚川市

新潟県の最西端に位置し東と西の文化の交わる糸魚川市には、日本で初めて認定を受けたユネスコ世界ジオパークや世界的にも珍しいヒスイなど、地域・文化資源が集まったエリアになります。

糸魚川が抱えている3つの課題をご紹介。

①「1時間に1本」運行のローカル線「大糸線」の活性化

②増加する空き家の有効活用

③自治力が強い「糸魚川市上南地区」の地域振興

■兵庫県加西市

兵庫県加西市は、兵庫県の南部に位置する緑豊かなエリアです。加西市はWebを使った情報発信の仕方に悩みを抱え、2つの課題を提示しました。

①「加西市ふるさと創造会議」(「住民主体のまちづくり」を進めるための組織)の活動内容の魅力的な情報発信

②ローカル線「北条鉄道」の活性化

(①と同じく、ユニークな試みをしているのにも関わらず、情報発信がうまくできていないといった課題もあり)

懇親会の様子
懇親会の様子

ローカルプログラムでは、今回提示された課題をテーマに、参加者が自分たちの視点で現地を見て、課題解決の糸口を発見するフィールドワークに向かうことになります。

例えば、もしあなたがWebデザイナーであれば、Webを使った情報発信の強化によって課題を解決する方法を見つけることができるかもしれません。

自分の持っているスキル、経験、全てが今回のプログラムでは必要になります。

移住CHANプロジェクトのキックオフイベントに参加し、地域の課題に触れるだけでも、東京にいながら、地方を知ることが出来て大変有意義なイベントでした。

実際に現地に足を運ぶローカルプログラムに参加すれば、さらに中身が深まること間違いなし。移住への第一歩になりそうです。

まだ、始まったばかりの移住CHANプロジェクトですが、東京にいながら地方を知る良い機会を与えてくれる取り組みだと感じました。私も参加してみたくなる内容です! 

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