
プログラムの開催背景
STUDIO三宮で学習している方々は、90%を超える方が 『神戸が好き』『神戸で働きたい』 という思いをお持ちです。
ただ、そんななかでも神戸に対して
◆企業が少ないように感じる
◆クリエイティブやデザインのイベントが少ない
◆街に大きな変化がなく、流行を感じられない
という声を聞くことが多く、「本当は神戸で働きたいけど働く土台があるのかわからない」というのが本音なのではないかと思います。
このような状況を受けSTUDIO三宮では、実際に神戸で活動されている企業様に登壇いただき、生の声を届ける特別授業を行っています。

登壇者紹介

ペタビット株式会社
2000年設立。本社神戸市ほか東京支社、ベトナムに関連会社を構えグループ一丸でお客様のビジネス課題を解決します。WEBサービスやECサイト(自社パッケージ)の導入、アプリ開発ほか幅広いクリエイティブツールの企画提案・制作・保守まで!トータルで販促コンサルティングをしています。
トーラク株式会社様にもお越しいただきました!

今回の授業で題材として使用させていただいた「神戸プリン」販売元、トーラク株式会社様にもお越しいただき、神戸のメーカー視点でのお話もいただきました!
(写真右手 トーラク株式会社 執行役員・営業本部長 東川要 様)
神戸のお土産事情を考える

授業のゴールとしては神戸プリンを販売促進できるアイデアを考えることです。ただ、いきなりアイデアを生み出そうと思っても、難しいと感じる方は多いです。参加者のなかにも「アイデア出しは苦手、、、」という方が大半でした。
そこでまず、神戸プリンと言えば神戸土産としての代表格ということを考えます。神戸のお土産事情、お土産の課題は何かあるか?に着目するところからワークを開始しました。
授業内で挙がった神戸お土産の課題感
|おしゃれであることを求められている
|甘い、洋菓子のイメージが強い
|季節感を感じるものが少ない
|有名なものだと他府県でも買うことができて限定感がない
神戸プリンのキーワードを考える

神戸のお土産事情を考えた後、次に神戸プリンのキーワードを考えました。パッケージや形・色などの見た目はもちろん、食べてみてどんな味がするのか、箱の中にはなにが包装されているのか、体験を通じて得られる特徴も探していきました。
授業内で挙がった神戸プリンのキーワード
|丸い形
|パッケージは四角い
|スプーンも封入されている
|カラメルソースは別の袋に入っていて自分でかける
|オレンジっぽいパッケージ
|添加物が少なそう
|新幹線や飛行機に乗る前に購入することが多い

アイデアの考え方
最後には、ここまで挙がった神戸のお土産事情と神戸プリンのキーワードを合わせて、販売促進できそうなアイデア出しを実践しました。お土産界隈が抱えている課題感に対して、神戸プリンはどの角度からアプローチすることができるのか、思いついたままにまず発言してみるブレスト(ブレインストーミング)形式で行いました。
組み合わせてできあがったアイデアの一例
|カラメルソースを季節感あふれるイチゴソースなどにしてみる
|お酒に合う、甘くない大人向け神戸プリンをつくる
|ノンシュガー神戸プリンで健康志向を煽る

ローカルワークプログラムを受けるには
今回行った『神戸を知り、神戸で働く!デザイナーのためのローカルワークプログラム』。今後も神戸の企業に登壇いただき、授業を継続的に開催していきます。STUDIO三宮の受講生限定での授業開講となりますので、詳細にご興味をお持ちの方はまずスクール説明会にお越しください。
デザイナーのためのローカルワークプログラム対象コース『専科Webデザイナー専攻』
