アートとデザイン・UI/UXとは…
まずはじめに、よく話題に上がることですが<アート(ART)>と<デザイン(DESIGN)>の違いについてお話します。
このブログを読んでいる方のなかにも、「どちらも似たようなものではないのか」とお考えの方がいるかもしれません。ただ、この2つは区分して考えるべきものです。
クリエイターによって言葉の選び方は異なりますが、今回の授業では『アート=主観的』『デザイン=客観的』なものとして紹介しました。
|アート:主観的
自己表現寄り
人に理解されなくても成り立つ
|デザイン:客観的
使う人がいる
他社に情報や目的を伝える
デザイン=設計と考えることもできます。
次にUI/UXについてです。
UIは『ユーザーインターフェース』の略で、ユーザーとデバイスの接点のことを指します。アプリやWEBサイトにおける配色やレイアウトなど、見た目に加え、操作性や機能性も含まれます。
UXとは『ユーザーエクスペリエンス』の略で、ユーザーがサービスや商品から受ける体験のことを指します。サービスを楽しんだり、商品を美しいと感じたりすることです。
ワーク:UIの改善点を探す
UI/UXについて解説した後は、サービスの問題点を把握し、改善点を考えるワークをおこないました。サンプルのWEBサイトを回遊しながら、特定の商品をストレスなく購入できるのか体験。操作の途中で気になった部分や問題点を各自発表し、どうすればその問題を解決できるのか考えました。
ワーク:WEBサイト設計を体験する
最初のワークでは、自分自身でWEBサイトを回遊してみることにより、UI/UXの重要性を理解することができました。次に、WEBデザインを考察する時のポイントになる『印象(レイアウト・フォントなど)』と『機能(情報整理・使いやすさなど)』を意識しながら、グループでWEBサイト設計に挑戦しました。
大きな模造紙に写真やボタン、テキスト素材を並べて貼り付け、理想のサイト設計を目指しました。
ワーク発表の様子
グループごとにWEBサイト設計を行った後、できあがったデザインを貼りだして発表時間を設けました。コンセプトやターゲットのことを想定しながら、どのような考えを持ってレイアウトしたのか、各要素をデザインしたのか、それぞれの狙いをお話いただきました。ただ設計を考えるだけでなく言語化して発表することで、より深くデザインに対して向き合うことができました。
イベント参加者の声
|ワークがメインでグループでできた事がよかったです。座学は少しだったので2時間あっという間で楽しかったです!
|デザインをされている方の考え方を直接目で見れてよかったです。
|UI/UXで何を意識してデザインを制作すれば良いかわかりました。
|他の方とコミュニケーションを取りながら、手を動かして作成したことが楽しかったです。今まで勉強したことの復習にもなりました。
|実際に切って貼って手をうごさすことで、画面ばかり見る凝り固まった思考が少し柔らかくなった気がします。
|人と一緒にサイトを構築する体験は新鮮で、勉強になりました。
|サイトの改善点を探すグループワークが、いろんな視点が入って勉強になりました。
今回は、UI/UXデザインとはどんなものなのか知ろう、会話しながらサイト設計を体験することでデザイン思考を深めよう、という内容でした。参加者の方からは「さらに深い内容についても授業してほしい」との声もいただきましたので、 また違った内容での授業も今後開催を検討しています。今回参加した方も、参加できなかった方も、またの授業参加をお待ちしております。
STUDIO三宮ではどのような授業を行っているのか、どのようにデザインスキルを学習して転職活動につなげていくのか、スクール説明会で詳細をお話しています。神戸エリアでの就職、転職をお考え中の方はまずスクール説明会にお越しください。