こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO三宮です。
今回は「Webデザイナー専攻」を卒業された中村 美樹さんにインタビューした様子をお届けします!
中村さんは自身のライフステージが変化するタイミングでやりたいことを見つめた結果、デザインの学習を開始されました。その決断に至った流れから、学習中の話、今後の展望までお話を伺っています。ぜひ将来のキャリアを考える参考にご覧ください。
■自己紹介■
中村 美樹(なかむらみき)です。
大学卒業後、ハウスメーカーに入社して、今年で10年目になります。最初は戸建ての住宅営業を担当して、その後、採用担当として新卒採用などに携わり、今は経理として勤務しています。同じ会社のなかで3種類も経験させてもらえて、ちょっとずつステップアップしながら仕事をしています。
結婚を機にデザインの学習を考えた
ーまず第一に、なんでwebデザインを勉強しようと思ったんでしょうか?
まず、潜在的なところでいうと、大学の勉強が関係しているかと思います。商学部でマーケティングのゼミに入ってたんですね。パッケージのメッセージを考えたりとか、どうやったら商品が売れるかみたいな。マーケティングって、人間の心理を知るみたいなところに繋がると思うんですけど、わりと小さい頃からそういうことを考えていた気がするなと。
「この人何を考えてるんだろう」「この人に好かれるためにはどうしたらいいんだろう」ということを考えていた子どもだったので、人間の考えを知るのがすごく楽しくて。そこからマーケティングとは離れてはいたんですけど、雑誌を見たり、このキャッチコピー素敵だなと感じたり、日常的にデザイン的な要素をキャッチしている日々だったのかなと思います。
ー直近のきっかけはありますか?
それは私自身の結婚が大きく関係しています。昨年、結婚式を挙げたんですけど、ゲストが目にするもの、手にするもの全部にこだわりたかったんです。招待状もそうですし、自己紹介の冊子とか、メニュー表とか。どうやったら楽しんでもらえるかなということを考えるのが本当に楽しくて。式が終わった後に、あれだけ打ち込めたんだったら、もっと深く勉強したらどう感じるんだろうって、今度は興味が湧いてきました。
もともとマーケティングやデザインにも興味があったので、webデザイナーの仕事にそこから憧れを感じました。そんな時、夫が単身赴任することになったので、時間ができるなと思って学習を開始しました。
ー潜在的な部分も直近のきっかけも自分の考えを大事にされた感じですね
そうですね。今すぐに仕事を変えたいとか、生活のためにという焦りはなかったので、スタートは自分の探求心です。楽しそう、やってみたいと思えていたから学習を開始しました。
一緒に頑張れる人がいるのは心強い
ーデジタルハリウッドを選んだ理由はありますか?
本格的に調べたのは、デジタルハリウッドを含めて3つぐらいなんですが、選んだ理由としては2つあって。校舎があることと、実際に業界で活躍している方が講師として入ってくださることですね。
1つ目でいうと、私は自宅だと勉強が本当にできなくて。今までの資格勉強とかもほぼ外出でカフェだったり、予備校だったりで。小さい頃から自室で勉強せずリビングで勉強するタイプの子どもだったので、刺激を受けられる場所が欲しかったんです。
もう1つ、プロの方に添削してもらえることが魅力でした。今まで自分が生活していた世界線とは離れている空間だったので、そこに踏み入ることができる、その世界を体験できるっていうのがいいなと思いました。
ー不安はなかったですか?
あまり不安はなかったんですよね。やり切れるのか、時間的に準備ができるかなみたいなところは0ではなかったですが。ただ、それよりも好奇心とか探究心みたいな、楽しそうだなみたいなほうが強かったので。あとはかなり調べるタイプなので、説明会来る段階でデジタルハリウッドになるんだろうなと思いながら来ていました。
ー実際入学してみてどうでしたか?
講師の方々に直接アドバイスをいただけるところが予想してた以上に近い距離感でした。本当に頻繁にアドバイスをしてくださる環境だったので、思った以上に良かったです。聞きたいことを校舎で直接聞ける環境はめちゃくちゃ良いと思うんですよ。動画は早送りもできるし、他の場所でも見れるってのはいいんですけど、講師の方々は1聞いた時に12ぐらいまで返してくださるので、色々知りたいタイプの私としてはすごくありがたい環境でした。
さらに予想してなかったところで言うと、横の繋がりですね。同じタイミングで学習している人は、本当に戦友というか、一緒に頑張ってる人がいるってわかってすごく心強かったです。あとは、デザイン以外のコースもあるので、クリエイティブでも違う業界で頑張っている方と繋がりが持てたところも大きいです。自分がフリーランスとして働いた時に助けてもらえる環境を作れたことが、自分のなかでは予想してなくて良かったポイントです。
根拠をもってデザインを制作できるようになった
ー卒業制作はクライアントワークでしたが、クライアントはどのように探されましたか?
クライアント様は私が通っているネイルサロンさんです。学習の序盤から、卒業制作をするということは聞いていたので、先に捕まえておこうと思いまして。学習の話も応援してくださっていて、仲良くさせていただいていたこともあって「そういうことであれば」と快諾いただけました。
ースケジュールはどのようにたてられたんでしょうか?
スケジュールは、デザインを考えるまでのターゲティングやペルソナ、フレームの考えに時間と工数をかなりかけましたね。私自身がサロンに通っていてペルソナに近いので、なんでサロンに通っているんだろうという部分やサロンの強みを書き出して、デザインに落とし込めそうなヒントを集めていくことに時間を使っていました。
ー前提条件や枠組みが決まるとデザインを決めやすくなりますよね
それはたしかにその通りですね。先に考えることで、根拠をもったデザインを作れましたね。ペルソナをしっかり組めたので、色や形などすんなりとデザインに落とし込めたし、クライアント様からもお褒めの言葉を多くいただけました。それは前提条件をしっかり落とし込めた結果かなと思いますね。
副業しながらレベルアップしていきたい
ー学習を一通り終えて今後の展望はありますか?
長期的なところでいうと、デジタルハリウッドの先生になることが目標の一つです。長期的な目標にしたくもないですけど。昔から憧れを見つけて、それに近づくように努力をするタイプの人間でして、校舎の皆様が素敵だったのでこんな風になりたいな、そうなれるように武器を磨いていきたいなみたいなことを思いますね。
ーそう言っていただけるとありがたいです。近い目標はなにかありますか?
こういうふうにwebデザイナーをやっていきたいなと思うところでいうと、今は副業としてやっていけたらなと思っています。振り切って飛び出すほどの勇気はないので、今の生活を続けながら、レベルアップできるようにしていきたいと思っています。家族を優先しながらでも自分のしたい仕事ができる、自分の仕事が自分のしたい環境でできるっていうところにはずっと憧れているので、そういう時に自分がやってきた副業が本業になったらいいなとは思ってますね。
興味を持てることがあるのは素敵なこと
ー学習を悩んでいる方に向けて、アドバイスをひとことお願いします
できるかどうか不安なところもあるとは思いますが、新しいことに興味があって、勉強してみたいという気持ちを持つこと自体が素敵だと思うんですよ。それがスクールに通うことではないとしても、良いと思ったものをSNSでひたすら保存したり、ノートに書き留めたり、本を読んで知識を高めたり。なにかに興味を持つ、その考えがあること自体が素敵だと思うので、その気持ちは無視せずに動いてみてほしいなと思います。
私も、学習開始したら忙しくなるんだろうなとか、時間が作れるかなって不安もあったんですけど、今が一番時間があるんだと自分に言い聞かせて入学を決めました。将来の不安ばかり考えるより、今自分がどうしたいのかを大切にしてほしいなと思います。
中村さんが未経験から6ヶ月で制作された卒業制作がこちら!
デジタルハリウッドSTUDIO三宮では、独学やオンライン学習では得られない、校舎があるからこそ得られる体験、経験を大事にしています。
学習方法やスキルの習得に不安を感じている方は、個別でご相談をお伺いできます。ご希望の方はまず一度、お気軽に相談会へお越しください。