こんにちは！デジタルハリウッドSTUDIO三宮です。

今回は2月17日に開催したイベント「今日からできるスマホ副業！週末YouTuberデビュー」のレポートをご紹介します！

昨今、小中学生が将来なりたい職業ランキングでは「YouTuber」が常連となり、子供たちの憧れの的となっています。社会人や中高年にも認知される存在となっており、それゆえに「簡単になれる職業ではなさそう」という声もよく聞くようになりました。

そんななかでも動画制作・動画投稿に興味を持っている方が、STUDIO三宮にご相談に来られることもあります。特に、安定を手放さないまま副収入を得たいという方が多くいらっしゃいます。

今回のイベントではそのような方に向けて、YouTubeを活用するポイントやキャッシュメイクについて解説いただきました。その一部をこちらのブログでもご紹介します。

■講師紹介■

木村 博史

クリエイティブディレクター

インプリメント株式会社 取締役社長

クリエイティブディレクターとして、数多くの大手企業や全国の中小企業でのマーケティングサポート、動画やSNS運営などの社内インフラ構築やイベントのオンライン配信などに携わるとともに、タレントやYouTuberの動画やSNS運営サポート、テレビプロデューサーと仕事の幅は多岐にわたる。2013年に『人を動かす言葉の仕組み』を上梓。以降『改訂YouTube成功の実践法則60』『Zoom一歩先のツボ77』『ビジネスに役立つ 教養としての映像/動画』などを刊行。最新作は10作目となる『スマホだけ×顔出しなし 隠れYouTuberで毎月3万円を稼ぐ』。活動の分野はクリエイティブにとどまらず、全国各地での講演、新聞や雑誌への寄稿など、現場で培ったノウハウのアウトプットにも精力的に取り組んでいる。

業界の単価・仕事について

ー分業制での「制作」が定着している

現在の制作現場は「つくること」に特化していることが多く、クライアントの意図を汲むディレクターとしての対応が求められている。他業界を知っていると、クライアントに合わせ柔軟な対応が可能になる。

ービジネスルールも必要な業界

運営計画書や企画書などの中身に関わるものから、守秘義務契約などの各種契約も必要になってくる。納品後、クライアントから報酬の入金があるまでプロジェクトは続いていると認識するべき。

ー制作の過程を可視化する

クライアントの代わりにつくることを意識しなければいけない。キックオフから受注、企画、撮影、編集、納品に至るまでの流れを可視化し、クライアントと共有することで制作のブラックボックス化を防ぐ。

YouTubeの特徴

ー映画・テレビから続いてきた技法の重要性

「スジ」「ヌケ」「ドウサ」の3要素を理解すること。スジとはストーリーの面白さ、ヌケとは画面が綺麗にぬけていること（撮影や編集による表現）、ドウサとは演者の動きや演出。この3つは映画からYouTubeまで通じる考え方。

ーテレビとYouTubeは組み立て方が異なる

テレビでは順を追って番組を進行していくことが基本だが、YouTubeでは先の展開を先に提示しておくことが多い。テレビは「起承転結」、YouTubeは「転・起承転結」。

身バレせず副業で稼ぐ

ーチームをつくれると幅が広がる

デザイナーやエンジニアなどの制作系だけでなく、営業やプランナー、ディレクターなど企画・管理系の方面でキャリア形成を考えることも可能。その場合、案件を一緒に進めていくチームをつくれると、効率的な制作が可能になる。

ー営業対応力を身につける

制作対応力だけでなく、営業対応力を武器にするとよい。飛び込み営業やテレアポをして案件を獲得するわけではなく、クライアントの日々の生業をともに営んでいく意識が重要。

ー顔出しなしの演者でもキャラクター・個性で勝負できる

顔が見えなくても、話し方や動作、手の動かし方などで個性は出る。どのように動くか、どのように撮影するか考えることで、他のYouTuberとの差別化は可能。顔を出す、出さないにかかわらず「スジ」「ヌケ」「ドウサ」を意識することで動画のつくり方はまるで変わってくる。

ー木村さんの著書はSTUDIO三宮で読むことができます

今回のテーマになった「隠れYouTuber」の書籍に加え、動画制作のノウハウが詰め込まれた書籍もSTUDIO三宮に蔵書しております。受講生・卒業生はこのような多くの書籍、教材をもとに学習に励んでいます。
ご興味をお持ちの方はまず一度、校舎まで見学にお越しください。