デジタルハリウッド大阪校では、株式会社バリューエージェントの代表取締役 上野山光雄氏をお招きし、『中小企業のwebマーケティングセミナー』～売れるホームページ12のポイント～ と題して特別セミナーを開催いたしました。ホームページ経由のお問い合わせを増やすにはどのようなポイントをおさえたらいいか、教えていただきました。オンライン含めて25名ほどお集まり、ご好評いただいた内容の一部抜粋いたします。
登壇者
代表取締役 上野山光雄
新卒でシステムエンジニア、その後転職しベンチャー企業で売上25億円から売上100億円に達成するプロセスを経験、3年間取締役を務める。2005年にバリューエージェント創業。創業から企業のお客様を増やす事業を柱として、マーケティングシステムの導入支援、プロモーション事業などを行う。現在は、中小企業のホームページを使った顧客増加を支援のためのホームページの運用とインターネット広告の運用、Webコンサルティングを行う。
セミナー実績：北大阪商工会議所、豊中商工会議所、和歌山商工会議所、枚方市立地域活性化支援センター他
売れるホームページとは
売上は、集客、サイト内成約率、サイト外成約率、単価の大きく4つのポイントで決まる。
①集客=商品やサービスに関心がある人を何人、自社サイトに呼べるか
②サイト内成約率=購入数、問い合わせに至った割合
例えば、100人の訪問者がサイトに来て1人問い合わせがあった場合、1％となる。
➂サイト外成約率=営業力や販売力、商談の成約率
売れるホームページ12のポイント
①ホームページを作る目的を明確にし、優先順位をつける
例えば、採用、営業のフォローアップ、会社ブランディング、新規顧客向けなどホームページを作る目的は多岐にわたります。優先順位をつけるように意識しましょう。
②目標の売上、問い合わせ数を決める
ホームページ経由で売上や問い合わせをどれくらい狙うのか、目標によっても戦略が異なってきます。
目標数値があると撤退基準が明確になるので、PDCAを回しやすいメリットがあります。
目標がない、できるだけといったホームページ作成を避けましょう。
➂現実的な理想のクライアントを考える
若い女性、年配の男性、30代のサラリーマン、主婦層などターゲット層は様々です。
誰があなたのホームページを見てくれるのか、ターゲット層は誰なのか考えましょう。
④ターゲットの悩みやニーズを明確に
顧客の声を聞くことで、ニーズを把握することができます。
何が決め手だったのか、他社との差別化ポイントは何だったのかをヒアリングしたり、アンケートをとったりして戦略を明確にしましょう。
⑤競合他社に負けない自社の強みを考える
強みと一言にいっても、値段、商品やサービスの質、アフターサービスの充実度などたくさんあります。
似た商品やサービスが他にもある中で、自社が選ばれる理由がどこにあるのか明確にしましょう。
⑥クライアントから選ばれる理由とその根拠を考える
他社に負けない強みや、その裏付けとなる事例や顧客の口コミといった根拠を明確にしましょう。
⑦クライアントに届くベネフィットを考える
機能の説明だけでなく、ユーザー目線のベネフィットを明確にしましょう。
自社のアピールポイントをセールスするのではなく、ユーザーのベネフィットを明確にすることで自社の魅力が伝わりやすくなります。
⑧競合他社と比べる
競合や他社のトレンドや競合に負けない魅力的な情報発信ができているかチェックしましょう。SEOチェキやGoogle Search Consoleなどサイト分析ツールは色々あります。他社は検索順位が何位で、競合他社に負けている点がないか確認しましょう。
⑨導線を考えましょう
問い合わせページにたどり着きやすいホームページ作りを心がけましょう。特にスマホの導線が肝になります。
Googleアナリティクスでユーザーが離脱しやすいページや直帰率の高いページを確認しましょう。
⑩ファーストビューで大切な情報を伝える
1ページ目のトップが最も見られます。ユーザーが知りたい情報ベスト5を考え、ファーストビューで一番訴えたいメッセージが伝わるようにしましょう。
⑪問い合わせページの離脱率が高くないかチェック
問い合わせページに訪れたユーザーをできる限りとりこぼさないようにしましょう。問い合わせページがやたら入力項目が多かったり、エラーとなりやすいページになっていないか、確認が大事です。
⑫ホームページをブラッシュアップし続ける
ホームページは作って終わりではありません。キャッチコピーひとつとってもAパターンとBパターンでは成果が異なってきます。ホームページも同様に、関連するコンテンツを増やしたりと、運用し続けることが大事です。
参加者の声（一部抜粋）
ポイント毎に事例と併せてまとめてお話しくださっていて分かりやすかったです！
見た目の好みでデザインを考えがちなので、実際に求められるデザインの視点を学べたのでとても良かったです。
具体的な事例をあげながら説明してくださったので考え方がイメージがしやすかったです。これからサイト制作に携わる際も活かしていきたいと思います。
ーー今回のイベントは「今後ホームページを作っていくうえで勉強になった」というお声をたくさんいただきました！
今後もこのような役立つイベントを定期的に開催していきます。
ぜひ、興味のある方はお気軽にご参加お待ちしております。
また、スクール検討の方は学習方法や業界などを含めご相談は下記スクール説明会にて承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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