Adobe Photoshop Illustrator、Webデザイナーはどっちも使えた方がいいの？｜STUDIO名古屋

コロナ禍の中、リモートでも可能なWebデザイナーを目指してみようと思われている方、多いのではないでしょうか。
そこで調べていくと、Photoshop、Illustratorという名前のツールを必ずと言っていいほど見かけると思います。
では、どちらを使えた方がいいの？またはどっちも使えた方がいいの？
２つのツールはどう違うのか、その点を踏まえつつ、お伝えしたいと思います。

Photoshop

まずはPhotoshopから。
こちらはPhotoと名前が入っている通り、写真を加工することに向いています。
写真の明暗、色の明度、また合成など、Photoshopに出来ないことはありません。
またデザイナーがデザインを作っていく時には、レイヤーで編集できるためとても作りやすいです。
画像の切り抜きも、JPEG、GIF、PNGなど様々なファイル形式に書き出し保存もできるため、形、大きさ、種類、作るサイトの方向性に合わせて書き出すことも可能です。

Illustrator

次にIllustrator。
Illustratorは「ベクターデータ」という、いくら画像を拡大しても綺麗なままの状態を維持することができるデータを使っているツールになります。
そのため細かい作業が必要な、イラストやロゴ、アイコンのパーツ作りにとても向いています。
何度拡大縮小しても画像が劣化することがない上、書き出し後にパスでの修正が可能なため綺麗に作れます。
また、デザイン案を作る場合も画像やアイコンの配置がやりやすく、レイアウトも調整しやすいです。

結局のところ？？

上記に書いたPhotoshop、Illustratorの違い。
デザインを作っていく上でどちらも必要なようで、どちらも似たような役割を果たしてくれそうで混乱しますね。
どちらも使ってみたけれど、人によって使いやすいと思うところもそれぞれ違うようです。
また、実際の現場を見ているとどちらも使われていることが多いです。
仕事の内容に合わせてツールを変更して制作物を作るので、結果としては仕事ではどちらも一通り使えた方がいいと思います。
ただどちらが使いやすいか、どちらを先に習得した方がいいのか、そう問われればPhotoshopからをお勧めしますよ。
昨今のHPでは写真を使わないものはもう見かけなくなりましたね。
むしろ画像で魅せるHPといってもいいような気がします。
また出来栄えも、画像の出来、美しさで変わると言っても過言ではありません。
あとは個々の特性により、向き不向きがあると思いますので、いずれどちらも使えるよう目標を立てていかれるといいのではないでしょうか。

Photoshop、IllustratorはAdobeの有料ソフトになります。
Webデザイナーになるための勉強にも練習にも、そして実際お仕事としてもAdobeにお世話になることは多いです。
余談ですがAdobeでは３つ以上のソフトを使う予定なら、コンプリートプランといっておよそ30種類以上のすべてのソフトが使えるプランを選択する方が断然お得です。
使いこなせるようになれば仕事の幅も広がること間違いなしですね。