更新日：2021年11月11日
ウェブデザイナーは今後なくなると聞きましたが本当ですか？
みなさん、こんにちは！デジハリ名古屋です。
今回は、説明会でよく聞かれる質問「ウェブデザイナーという職業は今後なくなるという記事を読んだのですが本当ですか？」にこたえていきたいと思います。
私もそういった記事をネットで何度も見かけているので、私なりの見解をお話しさせていただきました。
まず、「〇〇という仕事はオワコンだ」「〇〇という仕事はテクノロジーの発達によってなくなる」という記事は、煽りであることもあるので、よく読んで真偽を見極める必要があると私は思っています。
噂の真相チェック、その1「〇〇の時代は終わる」と過去に言われたモノたちの現在
「事務員の仕事はなくなる」
私は以前、実は金融機関に勤めていました。その時に言われていたのが
- 「これからの事務仕事はパソコンで全部オートメーション化するので、事務職は不要になる」
- 「事務職は仕事がなくなるから、退職を迫られる」という噂。
当時の会社が業務効率化のために、新しいシステムをどんどん導入していたのは確かでした。
でも、その後10年経っても事務職はなくなるどころか、業務が増えて事務職の採用は増えました・・・。
パソコンによる業務効率化が進んだ半面、お客様おひとりずつの事情に合わせた対応をせず画一的なサービスだけになると、お客様の満足度は低下します。
また、新しい法律や規則は個別対応が必要なものが多く、効率化して一律のオペレーションにできるところが少なくなる一方でした。
結果的には、パソコンやシステムが導入されても事務職の仕事は忙しいままでした。
「ネットショップで儲かる時代は終わる」
私が以前、ネットショップに出店をしていた時のことです。
『「〇天（大型ネットショップの名前）」はオワコンだ！儲からないからやめるべき』
『「〇〇マ（これも大型ネットショップの名前）」は出店者が増えすぎているし、これから円安が進むため利益が無くなるから、損する前に撤退すべき』
という記事がたくさんネット上にありました。
それから数年経ちましたが、どちらの大型ネットショップも健在です。
「〇〇は終わる」という噂を流している人の思惑に気づけ！
ネットビジネスに詳しい方から聞いたのですが、「〇〇はオワコンだ」と言っている人たちは実は自分がネットショップを運営していて、新規参入者をブロックするために書いているということが多々ある・・・という話を後で聞きました。
私がこの経験を通して学んだことは、不安な気持ちにさせるような記事には裏事情があるかも知れないということ、気になった事は自分でちゃんと調べること、でした。
事務員はいらなくなる、という噂を流した人たちにも、私は後で知りましたがやはり思惑がありました。
で、ウェブデザイナーは本当になくなるの？
話を元に戻して、ウェブデザイナーの仕事はなくなるのか？ということですね。
無料のホームページ作成ツールや、写真加工アプリなどの登場で、ウェブデザイナーという専門職がなくても
一般の人たちが簡単にホームページが作れる時代になるのではということのようです。
ここからはあくまでも私の意見なのですが・・・
デジタルハリウッドを卒業した後、新しい技術を勉強しなかったり、職場でも言われたことだけをただこなすというような仕事のやり方をしていたら、そういうソフトやツールに仕事を取って変わられる可能性はあると思います。
新しい技術、新しい知識を取り込んで自分のできることのを増やし続けていけば、お客様にアイデアの提案やお客様の個別の事情に合ったサービスを提供ができます。そうしていれば、仕事がなくなるということはないのではと思います。
また、ホームページ作成ツールで作られたものは、似たり寄ったりになる可能性が高いです。
ウェブを使った戦略を考えている企業は、質の高いデザインやコンテンツを求めています。その場合は、そんなツールで画一的に作られたホームページでは対応できないということになります。
結果として、やはりウェブデザイナーという仕事はなくならないと思っています。
デジタルハリウッドでは、時代に求められるウェブデザイナーになることを目標にしたカリキュラムとサポートをご用意し、トレーナー一同はりきって受講生さんをサポートしていますよ。
また、こういったご質問は説明会でも受付しています。気になることは遠慮なく聞いてくださいね！
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