STUDIO吉祥寺では開校以来、出店地域の地方創生活動の一環として「その地域で働いていくためのスキルと情報を知り、ローカルワークへの理解を深める」観点から、吉祥寺に拠点を置く企業をお招きし、特別授業を実施しています。
この度、「日本一の、ラブレターの代筆屋」というビジョンの元、グッドデザイン賞を受賞した『吉祥寺かるた』、『まちカタルカ』など様々な形でコミュニティの魅力を見つけ育む株式会社クラウドボックスをお招きします。
「ご当地かるたプロデューサー」こと代表取締役の徳永 健氏が語る、デザインの本質とは?
コミュニケーションを育むデザイン思考は、場所を選ぶことなく活かせます。
ぜひ貴重な機会をお見逃しなく!
また、吉祥寺をはじめ、多摩エリアでデザイナーとして働きたい方へ “ローカルワーク”の理解を深める場、デザイン思考を学ぶ機会としていただけますと幸いです。
授業概要
デザインとは「自己表現」でも「格好良くすること」でもなく「伝える」こと。
グッドデザイン賞を受賞した『吉祥寺かるた』の制作プロセスから、「伝え合う場の設計」が「愛のあるコミュニティ」を育てた事例を紹介いただきます。
授業の後半では「デジハリかるた」を実際に考えることで、どんなコミュニケーションが生まれるのかを体験します。
こんな方におすすめ
- 人と人とのコミュニケーションをデザインする方法を知りたい方
- 人に共感してもらえるコンテンツの作り方を知りたい方
- 吉祥寺でデザイナーとして働くことに興味のある方
- ローカルワークで必要な思考を学びたい方
- 株式会社クラウドボックスの手掛けるサービス、理念について知りたい方
- デザインを学びたい、学習中の方
開催概要
日時:2023年10月22日(日)14:00~16:00
会場:デジタルハリウッドSTUDIO吉祥寺
定員:15名
受講料:無料、要予約(先着順)
講師紹介:徳永 健 氏
株式会社クラウドボックス代表取締役、クリエイティブディレクター、かるたプロデューサー
20歳で劇団主宰。作、演出、出演、宣伝デザインを担当し、20代は演劇に明け暮れる。この時期に「感情移入」「複数視座」「お客さんに届ける」を学んだ。
30代はフリーランスのマルチ・クリエイター(イラストレーター、ライター、小説家、脚本家、映像ディレクター、グラフィックデザイナー、ウェブデザイナーなど…)として活動。「表現スキル」「想いを翻訳するスキル」を学んだ。
41歳で株式会社クラウドボックスを設立、クリエイティブディレクター兼代表取締役となり、「クリエイティブがビジネスに与える影響」を学ぶ。2019年『吉祥寺かるた』というご当地かるたを制作。かるたの魅力に目覚め、「ご当地かるたプロデューサー」を肩書に加える。
著書に小説『僕が神になったとき(小学館)』、挿画担当『ぼくはきみのおにいさん(角田光代・河出書房新社)』で坪田譲治文学賞、『ミラクルファミリー(柏葉幸子・講談社)』で産経児童出版文化賞・フジテレビ賞、『江戸っ子カラス』(那須正幹・くもん出版)で産経児童出版文化賞受賞。
近年は「愛のあるコミュニティを育てるプラットフォーム」としてのかるたを広める活動にも力を入れており、メディア出演や大学での講演のほか、数々のセミナーやトークイベントにも登壇している。
好きな言葉は「いきあたりばっちり」。座右の銘は「流水不腐」。
株式会社クラウドボックス
「デザインで、もっと、愛と感謝を」をミッションとする東京・吉祥寺のデザイン会社。
「デザイン」という言葉を最大限に拡大解釈し、お客様の「想い」を「カタチ」にするために、あらゆるクリエイティブを駆使した「360°の表現」をご提案しています。
株式会社クラウドボックス公式サイト
◇吉祥寺かるた
「吉祥寺かるた」は、日本人なら誰もがルールを知っている「かるた」という遊びの"参加しやすさ”を最大限に生かして、吉祥寺を愛する人たちの「街への偏愛」を集め、吉祥寺の活きた魅力を伝える46札として表現した、思わずクスリと笑ってしまう新感覚のご当地かるた。
読み札は「ハッシュタグをつけて投稿」というだけのシンプルな条件でSNS上で公募。”私にとっての吉祥寺の風景”とも言える、300件を超える読み札の候補が集まり、その中から46札に編纂しました。皆さんのパーソナルな偏愛に共感したり笑ったりしながら、吉祥寺の活きた魅力を再発見することができます。