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STUDIO鹿島開校記念コンペ『地域を彩る、名刺デザインコンテスト in鹿行水郷』:イベントレポート

2023-09-30

こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO by SAKURA卒業生のジェニファーです。

「自分で何かを作り上げてみたい!」と思い、Webデザインに興味を持ち、デジタルハリウッドSTUDIO by SAKURAの校舎の一つであるSTUDIO千葉に入学をしました。


今回は私が参加させていただいた、デジタルハリウッドSTUDIO鹿島開校記念『地域を彩る、名刺デザインコンテスト in鹿行水郷(茨城県神栖市、茨城県鹿嶋市、茨城県潮来市、千葉県香取市)』の名刺コンペと当日のイベントでのプレゼンについてお話したいと思います。


コンペの詳細はこちら 

コンペ開催をきいて

名刺コンペを開催することを聞いて、今まで参加させていただいたコンペでも一番規模が大きいコンペで、規模感にまずはびっくりして、その次には「参加するしかない!」という気持ちが込み上げてきました。


こんなにさくっとコンペの参加を決めたのは、卒業もしていて心の余裕もあったのもありますが、STUDIO千葉で今まで参加してきた、クライアントワークやコンペの経験があったからこそでした。


過去のクライアントワークやコンペのことも交えながら、今回の名刺コンペについてお話ししたいと思います。

コンペの流れ

今回は 神栖市、鹿嶋市、潮来市、香取市 4市 の名刺コンペということで、ヒアリング会という形でそれぞれの市の要望を聞けました。

各市役所の要望などをスライドにまとめていただいたものを見ながら、詳細を聞きました。

各役所で、課題としていることや、アピールしたいポイントが違っていて、とても面白かったです。

名刺つくりについて

ヒアリング会後は、早速名刺の制作に取り掛かります!

今回はその前に、ヒアリング会の後にSTUDIO千葉で講師をされている小野崎先生の名刺作りのライブ授業がありました。

『感動名刺』をつくるための名刺の作り方はもちろん、名刺をもらった時の印象の話やデザイン以外の部分の話も盛りだくさんのライブ授業を行って頂きました。


「名刺を渡した方と名刺の印象で、これからどんな関わり方になるのか変わるんだなぁ〜」と、名刺デザインの大切さを改めて感じることができました。

名刺デザインの制作してみて

ここから、名刺デザインの制作に取り掛かります。

私の場合は、今回は 香取市 の名刺デザインに挑戦。

まずは要望を振り返り、自分なりのデザインポイントを決めました。


デザインポイントは、

  1. レイアウトが変えられる
  2. 名刺を渡した時に『おっ』と思ってもらえるもの
  3. 特産物のアピール


以上のポイントを中心にデザインを考えました。


コンセプトは『

江戸時代から続く、佐原のまちの風景や雰囲気からイメージしました。

市の花であるあやめ、利根川をイメージした波線と香取市の特産品のさつまいもとマッシュルームをデザインとして取り込むことを決めました。

先に、表面(名前の部分)のデザインを制作。

名前部分は、誰が見てもわかりやすいレイアウト、色使いで親しみやすさを感じてもらえるようなデザインにしました。


フォントも、雑誌などの読み物でよく使われる【筑紫Aオールド明朝】を使用し、読みやすいフォントを選びました。


表面のデザインが大体固まってきたら、次は裏面です。

裏面は、香取市の名所やイベントの写真も使用したデザインを考えていました。

一番最初に考えていたレイアウトで作ってみると、文字と写真の位置がしっくりこない・・・

掲載する写真の枚数を変えてみたりしたけど、それでもしっくりこない・・・


ちょうどスタジオで制作していたので、先生に相談したところ、『横のレイアウトから縦のレイアウトにしてみては?』とアドバイスいただき、デザインを作り直したところ、しっくりくる!なんなら最初の横レイアウトよりもいい感じ!


デザインに悩んだ時は、先生にアドバイスをいただくのが良いですね。

そこから、方向性も決まり、一回目のデザイン案が完成しましたが、印刷して最終確認をしていたところ、想定外の問題が発生しました。


それは、「QRコードが認識されない」ということ。


裏面の色味に合わせて、QRコードの色を変更したところ、アイフォンでは認識されるけどアンドロイドだと認識されないことが発覚しました。

想定外のことだったので、とても焦りました。

QRコードの色は、デザイン的に黒にしたくないが、認識されないのはダメ。

先生やスタッフの方に助けてもらいながら試行錯誤した結果、QRコードの背景に白を入れることによって、アイフォン、アンドロイドともに認識するようになりました。


色がついているからOKと思っていたQRコードでしたが、色によって、機種によって認識しづらいことを今回知ることができました。

デザイン以外にも、URLにちゃんと飛べるかなど、確認することが必要ですね。


QRコードの問題も解決したところで、無事に第一回目のデザイン案の提出をすることができました。

デザインのブラッシュアップ

第一回目のデザイン案の提出後、先生から講評をしていただきました。


私の修正箇所は、装飾部分の位置の修正などでした。

細部まで見ていただけてとてもありがたかったです。


講評を元に、ブラッシュアップして最終提出のデザイン案を制作し提出しました。


表面2種類(縦・横)、裏面3色パターンで変更可能で、写真もカスタマイズできる仕様の名刺のデザイン案を制作しました。

ほっとしていると・・・

第一回目のデザイン提出が終わり、一旦ほっとしていたら、講評のお知らせとともに鹿島の開校イベントでのプレゼンの発表者として選ばれました!


嬉しい反面、ちゃんとプレゼン出来るか不安・・・

しかも、プレゼン当日は市役所の担当者の方がいる前で直接プレゼンする形で、クライアント様の前でのプレゼンは初めてのため、ますます緊張してきました。

人前で話すことはとても苦手ですが、「在学中にプレゼンの経験ができるのはとても貴重だ!」と気合いをいれてプレゼン準備を進めました。

プレゼン発表当日

発表当日、現地で発表する方と雑談しながら発表までの時間を過ごしました。

皆さん、緊張する〜』といいながら、いざ発表のときになると、緊張してるとは思えないプレゼンをされていて、それぞれデザインにたくさんの想いをこめて作られたことが感じられる素敵なプレゼンばかりでした!


プレゼンを聞きながら、自分の発表に近づくにつれ緊張も高まり、とうとう自分の発表に。

プレゼン時間も限られていたため、デザインのポイントをまとめてプレゼンをしました。

説明することを忘れてしまったり、反省部分はたくさんありましたが、なんとかプレゼンを終えることができました・・・


今回クライアント様の前でのプレゼンの機会をいただけて、とてもいい経験になりました。

学ぶことも沢山あり、色々なデザイン案も見れて、プレゼンの仕方やどんな想いで制作したのかも聞けてとても勉強になりました。

コンペに参加して

私がコンペに参加したのは、今回が初めてではありません。

STUDIO千葉に入学してから、たくさんのクライアントワークやコンペの機会を頂き何度も参加しました。バナー、名刺、Webサイト、Tシャツ、看板など・・・


入学したばかりの頃は、自分が作った物を人に見られて、しかも評価までされる状況が怖くてたまらなかったです。

でも、在学中だからこそ色々な人に見られて、評価されることが大事だと思い、毎回震えながら、クライアントワークやコンペに参加しました。

もちろん、コンペで選ばれなかったり、他の方の制作物と比べて、落ち込んだりすることは沢山ありました。

(実は私は、めちゃめちゃ引きずるタイプです。)


ですが、まず参加した自分を褒めてあげることが大事だと思います。

たとえ、選ばれなかったとしてもそこで終わりではなく、他の方の良かったところを次回の参考にすればいいと気づきました。他の方のデザインを見ることで、自分では考えもつかなかったアイデアを見つけることもできます。


他の人と比べられて評価されることは、とても怖いことだと思いますが、それ以上に、参加すればするだけ自分の為になります。私は、沢山のクライアントワークやコンペに参加してきて、動画授業だけでは得られないものを沢山得られました。デザインを作るだけではなく、どうしたらクライアント様に制作したものの想いを伝えられるか、どうしたら人の心に届くのか。

先生の講評や、皆さんの制作物や、プレゼンを間近で見てきて沢山学ぶことができました。


もし、クライアントワークやコンペに参加に迷っている方がいたら是非参加してください。

参加することは絶対に無駄になりません。


コンペでの悔しさは、コンペで晴らしましょう。

これから

私は基本、自分に自信がなくて、人前に出ることも苦手で、できればひっそりと生きていきたい人間です。自分の人生の中で、コンペに参加することがあるなんて思ってもいませんでした。


ですが、在学中にちょっと勇気をだして、「えいっ!」と一歩踏み出した結果、自分の想像以上の経験をすることができました。


自分には無理。と思っていることでも一歩踏み出すと、思っていた景色と全然違ったり、思っていたよりも全然無理じゃないこともあるので、是非色々なことに挑戦してみてください。


今後は、フリーランスで仕事しながら、転職もできればいいなと動いています。

デジタルハリウッドSTUDIO by SAKURAで経験してきたこと、作ってきたものを自分の強みとして活動していきたいです。


以上、STUDIO鹿島開校記念コンペ『地域を彩る、名刺デザインコンテスト in鹿行水郷』のイベントレポートでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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