こんにちは。
デジタルハリウッドSTUDIO柏の姉妹校、STUDIO千葉在学中のわだっちです。
10月某日、私は、柏にデジタルハリウッドSTUDIOができ、開校イベントがあるという話を聞いた。
イベントテーマは「Web業界で働く!学びの第一歩」。
柏は、自分の住まいからは遠く、約1時間はかかる。。。
が、ラーメン大好きな私は、柏に行くのは慣れていて苦ではなかった。柏はラーメン激戦区である!
イベント内容も興味があったので、現地に行って話を聞こうと思った。
イベント概要
Web業界への就職・転職を希望する方を対象に、デジタルハリウッドSTUDIOをどのように活用すればよいかヒントを得るためのトークセッション。
対談ゲストに、マーケティングに強いWeb制作会社 株式会社ノベルティ(千葉県船橋市)をお招きし、制作会社視点で求める人物像に迫りながら、就転職を叶えた卒業生からのリアルな声をもとに「スクール活用」の秘訣が明らかに。
登壇者紹介
酒井 美貴(さかい みき)
株式会社ノベルティ、株式会社uniq-u(ユニークユー)代表取締役
マーケティングに強いWEB制作を行っています。
「千葉といえばノベルティさんがいるよね」と言ってもらえる企業を目指して邁進中。
プライベートは3児のママ。
安齋 みさき(あんざい みさき)
株式会社ノベルティ ゼネラルマネージャー
フリーランスのイラストレーターとしての活動や、印刷会社勤務、ECショップ運営を経てノベルティへ入社。
現在はお客様対応から、制作の案件の管理、人事まで幅広く行っています。
プライベートは1児のママ。
ファシリテーター
清水 麻奈美(しみず まなみ)
デジタルハリウッドSTUDIO柏/千葉
コミュニティディレクター
生まれも育ちも千葉県柏市。
航空会社勤務から出産を機にキャリアチェンジ。デジタルハリウッドSTUDIO新宿/渋谷 Webデザイナー専攻主婦ママクラス卒業。個人の自分らしい生き方を支援するため、フリーランスWebデザイナー、パーソナルコーチとしても活動中。2児の母。
柏という街
会場である新校舎には、柏市役所の方もお見えになっていた。
イベントの初めに、柏市役所の方が「道の駅 "しょうなん" が有名なんですよ、その建物はグッドデザイン賞も受賞しています」との紹介が。
そこでスタッフのみむらさんが「あの神奈川の「湘南」とは違いますね(笑)」と一言。
柏で言う「しょうなん」は、地名の「沼南」が由来らしい。
神奈川の湘南には心地よい海風が吹くのであるが、こちらの「しょうなん」が存在する柏市には、常に「新しい風」が吹いているのである。
常に変化を恐れない、良いものは取り入れようとする、そんな市民性がその風を生み出す。
どちらも心地よい風ではないか。その風が、このデジタルハリウッドSTUDIO柏(以下、デジハリ柏)を生んだ!
さて、そのデジハリ柏の開校にあたりお話をしてくださったのが、Webサイト制作やマーケティングを行っている株式会社ノベルティさん。
今回は勉強させていただきます。
1. 採用者目線の「スクール通学のもったいない」
ただ動画を見て、課題をやるだけでは「もったいない」!
このパートで話題に上がったのは、職に就く際に必要なポートフォリオについて。
ポートフォリオというと(私を含め)多くの人が「自分が作った作品をふんだんに披露するもの」と考えがちである。
が...ノベルティさん曰く、皆がポートフォリオを提出してくる中で、突出して目に留まるものは「自分の個性がわかるひと工夫がなされているもの」だそうだ。
ここで疑問が浮かんでくる人も多いであろう。
「自分の個性とは?」
これを見つけていく作業を、デジハリで学習しながら行うのである。
デジハリは、さまざまなことを学べるぶん
- 自分の個性とは何か
- 自分の得意分野は何か
- 自分が本当にしたいことは何なのか
など、見つけやすい場所となっている。
私自身「Webデザインを学ぶぞ~!」と勇んでデジハリに入ったのであるが、さまざまなデザインに触れているうちに、自分がより興味があるのは「チラシやバナー広告などのコピー」であることに気付かされた。
(ここから先は少し語らせてください(笑))
だって日本語って、素晴らしいじゃないですか。
歴史をさかのぼれば、俳句に始まり、そしていまはさまざまな場所でコピーを見かける。
新聞広告、CM、駅の構内のポスター、本の冊子の帯、など...みんな、世間の目をこちらに向けようと意図して書かれているものである。
また、私は野球観戦も趣味なのであるが、過去のテレビ中継の実況で、野球ファンなら知っているであろう名実況と言うものがいくつも存在する。
「甲子園は、清原のためにあるのか!」「日本文理の夏はまだ終わらなーい!」
「This is プロ野球!」「生き返れ、福留!」など....
これらは、まさに視聴者の心を劇的に震わす日本語の一例ではないだろうか!
その他、SNSが普及した現代では、様々なところで日本語の美しさを見ることができる。
文才を持った人たちがこんなにも日本中にいるのかと思う。羨ましい。
ちなみに 柏市の謳うコピーは「つづくを、つなぐ。」 である。みなさん覚えておきましょう。
話を戻します。
要するに、デジハリで学ぶ時は
- 動画を見る
- 課題をする
だけではなく、その課題を通じて「それがどう後の自分に生かせるのか」を考えたり「この課題から見えてくる、自分の特性は何か?」を考えたりしてみるのが、吉なのである。
自分と相性のいいものを見つけてこそ、それに対して興味がわき、学び続ける意思が芽生えるものである(Web業界はトレンドなど常に変化している!ゆえに、学び続ける業界、と言えるであろう)。
2. デジタルこそ人&繋がり
Webのスキルを学べるオンライン教材は数知れず。その中でデジハリの強みとは?
圧倒的「人との繋がり」である!
校舎を訪ねると、トレーナーの方が話しかけてくれたり、たわいもない話で盛り上がったり...といった場面をよく見かけるのがこのデジハリである。
デジハリ柏に今回初めて来たわけであるが、どのような人がいらっしゃるのだろう、と内心びくびくしながら入ったところ、先入りしていたスタッフやトレーナーの方が、明るく話しかけてくれた!
また、開催されるイベントへの参加によって、新しい人間関係が出来あがったりする。
過去参加した『未来をデザインする。クリエイターズフォーラム:愛媛県内子町でのデザイナーの暮らし・生き方に学ぶ in 東京・新宿』というイベントにおいては、その講壇にあがった方と話が弾み、ありがたいことにSNSまで交換させていただいた。
一番大きかったのは、イベントの時間外でお話をさせていただいた際に、今までの私にはなかった視点ないし価値観を与えてくださったことである。
磨かれるのはスキルだけじゃない、人間性までも、磨かれる。切磋琢磨する。それが、デジハリの強み である。
こうして人とやりとりしていると、コミュニケーション能力がついてくるものである。
培ったコミュニケーション能力は、晴れてWeb業界へ入っていったときに役に立つのだ、とノベルティさんはおっしゃった。
会社が顧客の会社から課題を提示されたときに、果たして相手は何を望んでいるのかを正確に読み取るためには、コミュニケーションが大事なのである。
さらに「顧客の会社の顧客」のことまで考えて、課題に向き合う必要がある、とのこと。
相手とコミュニケーションを交わし、深く考えることが好きな人はWeb業界に向いているのだそう。
ここで気付く。
「コミュニケーション能力は、デジハリに入る前から、ついている場合も多いのでは?」
まったくその通りで、前職にて接客を行っていた人など、デジハリに入ってWebに目が向いた瞬間に「ZEROからのスタート!」と考える人がいるが、全くそんなことはない。
顧客とコミュニケーションをとっていた過去を持つ人は、以上の話から、全くZEROからのスタートではないことがわかるであろう。
別にコミュニケーション能力に限った話ではなく、今まで生きてきたうちに経験したことすべてが、これから学ぶWebのスキルと糊付けされて、さらにハイレベルな人材へ、進化していく。
だからこそ、Webの勉強をしているときに「自分の強みとは、個性とは」を考えることが大事になってくる。
繋がりましたね。人だけじゃなくてこの文章の話まで。
3. デジハリ徹底攻略法
デジハリに入る前にやっておけばよかったこと
在校生や卒業生に尋ねると、以下のような回答が寄せられたとのこと。
- デジハリで学ぶ前から少しは自分で勉強しておけばよかった
- 学ぶための環境を整えてから始めればよかった(退職など)
とまあ、多くのあれこれが寄せられたらしいが、結局は「学びに集中するための環境づくりが大事」なのか、と。
事前に知識があれば、デジハリ入学後、講義の内容がスッと入ってきやすい。
職を退いていれば、デジハリでの学習に集中でき、仕事のことは気にしなくてよい。
等々。
学びに集中するための環境という意味において、デジハリは、良い。
アシスタントと受講生の距離が近く、質問がしやすいという点、学ぶ際の視界など。
アシスタントの方は、気軽に話しかけてくれる。
相談や、世間話もしやすい。人生相談なんかもしちゃったりして。
視界について言及するのであれば、たとえばデジハリ千葉は、フロアの雰囲気がとても私は好みである。
全体的に木がベースであり、ところどころに、ちょこんと、チーバ君などのマスコットの人形。
または、ちょこんと、チョコ。(チョコはあまり見たことないですがお菓子はおいてあります(笑))
自己紹介が遅くなりましたが、自分は塾でものを教えています。
ゆえによくわかるのですが、学ぶ環境は、本当に大事です。
教室に入ったときに迎えられる第一声から、教室を出るときのお疲れ様、さようなら、まで。
また、教室は楽しい会話でにぎわっていること、など。
自分がデジハリに入りたての頃に、スタッフの方にBUMP OF CHICKENが好きだと言ったら、教室のBGMをBUMP OF CHICKENにしてくれたのを今でも覚えています。ずっと忘れないでしょう。
入りたてでCHICKENな自分は、その対応に救われたのでした。
Q&Aコーナー
「6ヶ月でやりたいことをみつけられるのか?」
回答としては「課題を出しているだけだと見つかりづらい」とのこと。
課題を出した際に、どこが良かったのかを聞くこと。NGな部分にばかり焦点を当てないこと。
これで自分の強みが見つかったりする。得意を伸ばすのが大事。
子供にものを教えるときだってそうですね。
自分は、テスト返却の際に「この分野、前はできなかったけど、今回はできるようになったね!」「この問題、実は解けた人少ないんだよ~」など、点数が悪くても「褒め」を入れる工夫をしています。
トレーナーの方に褒めていただくことも大事ですが、自分で自分のことを褒めてあげることも大事。
「褒め」はモチベーションのUPにも繋がります。
京セラの創業者である稲盛和夫氏もそうおっしゃっていました。
まとめ
2時間にわたるイベントでした。
内容をまとめると
「デジハリをフルに活用すべし。講義、人、イベント、みんな活用すべし。越えるべき壁は必ず越えられる。助走は、もうすでにしてきたのだから。」
「助走」の意味、伝わりますでしょうか?
これを最後まで読んでくださった、あなたの今までの人生すべてを指します。
これまでの人生の道のりは、みんな助走です。
無駄になんてなりゃしない。
「それでも人生にYesと言おう」
これはオーストリアの精神科医、ヴィクトール・E・フランクルの言葉です。
ナチスドイツによるひどい扱いをうけた彼が残した言葉です。
今までの自分にYes。新しい人生の道を選んだ自分にYes。
すべてをYesに変えてくれる環境が、デジハリにはあります。
ライター紹介
この記事を書いてくれた受講生ライターをご紹介!
わだっち
所属:STUDIO千葉
専攻:Webデザイナー専攻、グラフィックデザイン講座
趣味:ラーメン食べ歩き、カフェ巡り、野球観戦、ドラム、音楽鑑賞、ライブ参戦
Instagramアカウントはこちら
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