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【卒業生インタビュー】在宅で学び、在宅で働く!子育てと両立しながら叶えたWebデザイナーへの道

2025-05-15

こんにちは。デジタルハリウッドSTUDIO自由が丘です。


今回は「Webデザイナー専攻 主婦ママクラス」を卒業した、竹田琴乃さんのインタビューをお届けします。

竹田さんは、小さなお子さんを育てながら完全オンラインでWebデザインを学び、現在は業務委託とフリーランスの二軸で働くスタイルを確立されています。


子育てをしながらの学習や仕事には、不安や悩みがつきもの。そんな中でも、時間と場所に縛られない柔軟な働き方を実現し、自分らしいキャリアを築いてきた竹田さんに、Webを学ぶことになったきっかけや、仕事と家庭を両立するための工夫、そしてこれからWeb業界を目指す方へのメッセージを伺いました!

「好き」が仕事に!Web業界に飛び込んだ理由と今の働き方

まずは現在のお仕事について教えてください。

現在、業務委託で採用担当の仕事をしながら、フリーランスのデザイナーとしても活動しています。二つの仕事を掛け持ちして、バランスをとりながら働いています。


業務委託で働いている病院の給食会社では、求人サイトの更新や応募者対応、説明会のポスターや求人広告制作、Webサイトの更新など幅広い業務を担当しています。最近は会社の公式サイトの新規制作にも関わり、サイトマップの作成やワイヤーフレームの確認、デザイン会社とのやりとりを担当しました。Webデザイナーが社内にいないため、デザイン会社と直接やりとりしながら進め、自由度の高い仕事を経験しました。


フリーランスでは、Webデザインや紙面デザイン、キャラクターデザインやグッズデザインなどを手がけています。

Web業界に興味を持ったきっかけを教えてください。


もともと創作活動が好きで、小学生の頃からパソコンで絵を描いていました。私と同世代で創作活動が好きな人なら「あるある」かもしれませんが、昔は今のように簡単にSNSで発信をしたりWebサイトを作る環境が整っていなくて…。自分の作品を発信するには、サーバーをレンタルしてHTMLを書くしかなかったんです。ホームページ・ビルダーというツールもありましたが、自分のこだわりを反映させるにはやっぱり勉強が必要でした。


中学生くらいの頃に見よう見まねでWebサイトを作り始めて、同じ趣味の人とつながりたくてサイトを運営していました。それがとても楽しかったんですよね。しばらく忘れていましたが、ふと思い出して「ちゃんと学んでみようかな」と思うようになりました。ちょうど家でできる仕事を探していた時期だったので、いろいろ調べるうちにWebデザイナーにたどり着きました。

遠方から自宅で学ぶ選択肢。オンライン受講のリアルな体験

デジハリで本格的にWebを学び始めて、ギャップはありましたか?


特にギャップを感じることはありませんでした。もともとWebデザインは華やかな世界というより、コツコツと作業するものだと思っていたので「思っていたのと違った!」ということはなく、むしろイメージどおりでした。一からしっかり学べる環境があって、気になったことはすぐに質問できるのも良かったです。とにかく楽しくて、学ぶことが面白かったですね。


遠方からの授業参加が多かったと思いますが、オンラインでのご受講はいかがでしたか?


オンライン受講は、正直なところ「助かった」という気持ちが大きかったです。やはり子どもがいると校舎に通うだけでも大変ですし、預け先を確保したり、自分の準備をしたりと負担が大きいですよね。でもオンラインなら最悪すっぴんでも参加できるし、勉強したいと思ったタイミングですぐに学習に集中できるので、子育てをしながらの私にはすごく合っていたと思います。


一方で、やっぱり直接会えない寂しさはありました。特にクラスメイトと雑談をしたり、授業後にちょっと話すような機会がないので、その点ではオフラインの方が良い部分もあったかもしれません。


とはいえ、オンラインだからこそ授業が終わったらすぐに復習や作業に取りかかれるのはメリットでした。オフラインだと終わった後に誰かと話したり、帰宅に時間がかかったりして、なかなか作業に移れないこともありますよね。オンラインだと、そのままの流れで課題に取り組めるので、時間を有効に使えました。

家にいながら社会とつながる!自宅で始めた私の仕事のカタチ

フリーランスのお仕事はどのように見つけましたか?


最初のフリーランスの仕事は、知人から「Webサイトを作れない?」と相談を受けたのがきっかけでした。そのときはフリーランスとして仕事をするつもりはなく、どこかに所属するかどうか悩んでいた時期でした。どこかの会社に入ると、決まった時間に出社したり打ち合わせをしたりと、子育てとの両立が大変そうだなと感じていたからです。当時は「まずはできることをやってみよう!」と考えて、最初のお仕事を引き受けることにしました。

フリーランスをやってみて、もしつまずいたら会社に入って勉強すればいいし、子どもが大きくなったらまた違う選択肢も考えられると思っていました。最初は深く考えずに始めたフリーランスの仕事でしたが、結果的に自分にとって良い選択になったと思います。

就業に至った経緯を教えてください。


現在業務委託で働いている企業とのご縁は、デジハリの卒業制作がきっかけでした。卒業制作のクライアントさん繋がりで「採用関係を手伝ってほしい」という話が持ち上がり、ちょうどタイミングが合ったことでお声がけをいただきました。仕事内容は、場所や時間に縛られずにできるものが多かったため、子育てと両立しやすい点が決め手になりました。

今の働き方を選んだ理由を教えてください。


現在の業務委託先やフリーランスという働き方を選んだ理由には、子育てとの両立が大きく関係しています。特に当時は息子の夜泣きがひどく、1日に10回ぐらい起こされるような状態で、まとまった睡眠時間を確保することが難しい時期でした。


そんな中でも、社会とのつながりを持ち続けたくて「自分にできる働き方」を模索しました。決め手となったのは「時間と場所に縛られない仕事ができるかどうか」 という点です。夜泣き対応をしながらでも働けるような柔軟な仕事が理想で、それが叶うのがフリーランスやリモートでの業務委託でした。


実際、現在の業務委託先の企業は静岡にある会社ですが、フルリモートでの勤務が可能です。時間や場所にとらわれない働き方を選んだことで、子育てとのバランスをとりながら無理なく仕事を続けられるようになりました。


夜泣きは息子が3歳になる頃にピタッとなくなりましたが、今でも「どこでも・いつでも働ける環境」は、私にとって大きなメリットだと感じています。

就業×フリーランスの二軸での働き方はいかがですか?


業務委託とフリーランスの二軸で働くことに、特にデメリットは感じていません。むしろ、収入面ではとても安定していると感じます。フリーランスは案件ごとに収入が変動しますが、業務委託では毎月決まった金額が入ってくるため、安心感があります。


また、フリーランスの仕事は「やりたいこと」に集中できるのも魅力です。「生活のために案件を取らなきゃ」と焦る必要がなく、無理に安い仕事を受けることもありません。このスタイルは、私にとって理想的な働き方だと感じています。


副業感覚でフリーランスを始めるのも、負担が少なくておすすめです。無理のないスケジュールで進められるので、収入を上乗せしながら好きな仕事に挑戦できるのが嬉しいですね。

仕事も育児も無理なく両立!在宅ワークで叶える私らしい1日

1日の過ごし方を教えてください。


現在は、業務委託の仕事とフリーランスの仕事を並行して行っています。働く時間が固定されているわけではなく、納期までに仕上げればOKなので、日常の流れに合わせて仕事を進めています。


朝は、子どもを幼稚園のバスに送り出し、その後は仕事をしたり、必要があれば買い物に出かけたり。お昼は子どもの様子を見つつ、テレビに集中している時や一人遊びをしているタイミングで仕事を進めることもあります。息子が昼寝をしたらまとまった仕事時間を確保できるので、そこで集中して作業をすることが多いですね。


家事や育児、仕事が混ざり合う毎日ですが「洗濯機を回している間に作業する」「煮込み料理の合間にメール返信をする」など、隙間時間を有効活用しながら進めています。仕事と家事の切り替えがこまめにできるので、私にとってはちょうどいいバランスです。

1週間のスケジュールを教えてください。


平日・休日の区別はほとんどなく、状況に応じて柔軟に仕事を進めています。年末年始等の大型連休も仕事をすることが多いですが、土日は子どもと過ごす時間を優先するため、平日よりも仕事時間は減らしています。


土日は日中にまとまった時間が取れない分、夜に作業をすることが多いですね。でも、そこまで詰め込む必要がないときは、無理に仕事をしないことも。忙しさによってスケジュールを調整しながら進めています。


子どもが集中して遊べるよう、YouTubeや粘土遊びなど夢中になれるものを活用して、その間に仕事を進める工夫もしています。

子育てとお仕事の両立は実際どうでしたか?


今の働き方じゃなかったら、子育てと仕事の両立は難しかったと思います。子どもが体調を崩したときなど、通常の会社勤めでは対応が難しいこともありますが、今の働き方なら柔軟に調整できます。


一方で、在宅ワークだからこその大変さもあります。例えば、子どもが体調を崩すと親も体調を崩しがちですが、フリーランスは会社員のように「休み」を取るのが難しいので、そういうときは大変ですね。でも、自分が休んだからといって収入がゼロになるわけではないので、そこはストレスが少ないと感じます。


また、子どもと過ごす時間を大切にできるのも、今の働き方の大きなメリットです。私は、子どもの「ただいま」を直接聞ける環境にいたいと考えていたので、家で働くスタイルを選んでよかったと思っています。

家にいながら未来をつくる!オンライン受講で広がる可能性

遠方や小さいお子様の育児で受講を考えている方へメッセージをお願いします。


私と同じように遠方に住んでいたり、小さなお子さんを育てながら学んでいる方にとって、オンラインで学べる受講はとても便利な選択肢だと思います。


もちろん、クラスメイトと直接会えない寂しさはありますが、先生に個別で連絡すれば気さくに返してくれますし、授業前に話す場を作ってくれることもありました。オンライン同士の受講生をつなげるような配慮もあったので、孤独を感じることは少なかったですね。いざとなったら校舎に行けば、クラスメイトに会えますしね!


また、オンライン受講の最大のメリットは「学習に集中できる環境が確保しやすい」という点です。教室に通う時間が不要な分、自分のペースでしっかり学べます。忙しい毎日の中で、効率よくスキルを身につけられるのは、大きな魅力だと感じました。


たとえ子育てで手一杯だとしても、学ぶことをあきらめなくて大丈夫ですよ!

竹田さんの今後の目標や予定について教えてください。


業務委託で働いている企業での仕事を増やし、より本格的に働く予定です。仕事量が扶養内で収まる程度だったのを、少し増やしていこうと考えています。まだ最終決定ではありませんが、フリーランスとしても仕事を広げていくつもりです。


さらに長期的な目標としては「もっとスキルアップして、プロの環境で学びたい」 という気持ちがあります。今のスキルだけで満足するのではなく、しっかりと経験を積んで、いずれはどこかの企業に所属して、プロの方々と一緒に働く機会を持ちたいと考えています。


そして、子どもが成長したら「温泉地を巡りながらフリーで仕事をする」 というライフスタイルを実現したいという夢もあります。好きな仕事を続けながら、自分の理想の生活を築いていきたいです。

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