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【イベント開催レポート】「好き」を言葉にするデザイン教室を開催しました!

2026-09-26

【イベント開催レポート】9/26(土)「好き」を言葉にするデザイン教室を開催しました!

2026年9月26日(土)、デジタルハリウッドSTUDIO広島にて「『好き』を言葉にするデザイン教室」を開催しました。
在校生・卒業生・一般参加の方を含む15名の皆さまに、ワークショップへご参加いただきました。

講師は、映像教材でもおなじみの栗谷 幸助先生(デジタルハリウッド大学 教授/デジタルハリウッド 専任講師/Webデザイナー)です。

デザインを学び始めると、まず気になるのが「ソフトを使いこなせるようになるかどうか」ではないでしょうか。

今回の講座は、そこから一度離れて、デザインの一番はじめにある「見る力」に立ち返る内容でした。

■ 使うのは、紙と筆記用具と「好きな気持ち」

「ソフトの使い方を学ぶ授業ではありません。」

講座は、この言葉から始まりました。
この日必要だったのは、紙と筆記用具、そしてクリエイティブを好きな気持ちだけ。

栗谷先生からは、「デザインは『センス』や『絵の上手さ』だけではなく、感じたことを捉え、意図を持って表現することが大切です。」というお話があり、その考え方を3つのワークを通して体験していきました。

ワーク01:同じ言葉でも、浮かぶ景色は人それぞれ

最初は、言葉から連想するイメージを付箋に書き出すワークからスタートしました。

参加者はA4用紙に貼った付箋に、「POP(ポップ)」という言葉から連想するものを、絵や文字で自由に書き出していきます。

「元気」「ニコニコ」「ツインテール」「雲の形」「音符」など、同じ言葉から連想しているにもかかわらず、人によって頭に浮かぶイメージがまったく違うことがわかりました。

【イベント開催レポート】9/26(土)「好き」を言葉にするデザイン教室を開催しました!
【イベント開催レポート】9/26(土)「好き」を言葉にするデザイン教室を開催しました!

参加者からも、

「人によって『ポップ』の意味が違うんだなと感じました」

という声が上がっていました。

栗谷先生からは、クライアントがいる場合は相手が持つイメージを尊重すること。一方で、自分自身の作品をつくるときには、自分が感じた印象を大切にしてもよいこと。

その違いを意識しながら、クリエイティブに向き合うことの大切さについてもお話がありました。

ワーク02:感覚で捉えていたものに、名前をつける

【イベント開催レポート】9/26(土)「好き」を言葉にするデザイン教室を開催しました!

続いて、10枚のデザイン画像カードを見ながら、それぞれどのような印象を受けるかを話し合うワークと、画像にデザインスタイルの名前を紐づけるワークを行いました。

登場したのは、以下の10種類のデザインスタイルです。

Swiss(スイス・スタイル)、Memphis(メンフィス)、Art Nouveau(アール・ヌーヴォー)、Art Deco(アール・デコ)、Punk(パンク)、Grunge(グランジ)、Maximalism(マキシマリズム)、Y2K(ワイツーケイ)、Pop Art(ポップアート)、Neubrutalism(ニューブルータリズム)。

【イベント開催レポート】9/26(土)「好き」を言葉にするデザイン教室を開催しました!

ワーク01で「ポップ」だと思っていたイメージが、実は「ニューブルータリズム」に近かった、という発見もありました。

これまで感覚的に捉えていたデザインに名前がつくことで、デザインの見え方や捉え方も変わっていきます。

※講座で扱ったデザインスタイルについては、以下の記事でも紹介されています。
「デザインの引き出しが広がる、50の主要デザインスタイル総まとめ」(btrax)
https://www.fashionsnap.com/article/2026-04-06/50-design-styles/

ワーク03:同じ「愛」でも、スタイルが違えば表現も変わる

最後は、ワーク02で学んだデザインスタイルの中から好きなものを1つ選び、A4用紙に自分なりの「愛=LOVE」を表現するワークです。

「上手に描く必要はありません。『このスタイルっぽく見せるには?』を意識して描いてみましょう!」

という栗谷先生の言葉を受け、参加者は家族や日常、好きなものなどをモチーフに、色ペンやクレヨンを使って思い思いの「愛」を表現していきました。

同じ「愛」というテーマでも、選ぶデザインスタイルが違うだけで、完成した作品の印象は大きく変わります。

それぞれの個性や考え方の違いが見える、興味深いワークとなりました。

【イベント開催レポート】9/26(土)「好き」を言葉にするデザイン教室を開催しました!
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■ デザインは「見る力」から始まる

「ツールを覚えることがデザインのスタートなのではなく、『どう見せたいか』を考えることがデザインのスタート」

栗谷先生から紹介されたデザインのプロセスは、

「見る → 感じる → 言葉にする → 読む → 表現する」

というもの。

この日の3つのワークは、まさにこの流れを一つずつ体験する内容になっていました。

さらに、「ツールは表現のための手段。それがAIだとしても、『決断』と『責任』はクリエイターのものです」というお話もありました。

ソフトやAIなど、使うツールが変わっても、その前に「何をどう表現するのか」を考えることの大切さを改めて感じる時間となりました。

■ 参加者の声

【イベント開催レポート】9/26(土)「好き」を言葉にするデザイン教室を開催しました!

参加者の皆さまからは、こんな感想をいただきました。

「ふわっとしたイメージだったデザインに名前があることがわかり、とても勉強になりました!」

「講座全体の流れがうまくデザインされていたので、最後の描くワークにもとてもスムーズに、楽しく取り組むことができました。」

「自分の考えだけでは思いつかなかったことを、他の人が書いたり描いたりしていて、それを共有するのがとても面白く、興味深かったです。」

「何となく触れていたデザインスタイルが、こんなにたくさんあるとは知りませんでした。機会があればまた参加したいです。」

「表現するときに、自分の固定観念にとらわれず、いろいろな表現ができるようになりたいと思いました。」

「デザインを言語化するための引き出しが増えました。」

「今日感じたワクワクを、これからも大切にしていきたいです!」

今回の講座は、ソフトの操作を覚える前に立ち返りたい「見る力」を、実際に手を動かしながら体験できる有意義な時間となりました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

今回身につけた「見る → 感じる → 言葉にする」という視点を、ぜひこれからの制作にも活かしていきましょう。

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