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グラフィック講座4月生「広告課題講評会と卒業制作発表会オリエンテーション」レポート

2026-07-24

こんにちは!グラフィックデザイン講座4月生の河内です。
今回は、7月24日に開催された第4回講評会(広告課題)と、次回はいよいよ集大成となる卒業制作発表会に向けたオリエンテーションの様子をレポートします!

今回は4ヶ月間の学びの総決算として、企画書の作成から広告展開まで、実際のプレゼンテーションを見据えた提案を行いました。当日の熱気あふれる発表とフィードバックの様子をご紹介します。

グラフィック講座4月生「広告課題講評会と卒業制作発表会オリエンテーション」レポート

■ 受講生の作品紹介とフィードバック

美容室「noki」オープニングノベルティ制作案(受講生・Iさん)

まずは受講生のIさんから、11月に開業を予定しているご自身の美容室「noki(ノキ)」のオープニングノベルティ企画とデザイン提案が行われました。

プレゼンテーションの内容

  • 目的とターゲット
    オープンにあたり、既存客や新規来訪者へ感謝を伝え、ファン化や紹介のきっかけを作ることを目的に設定。ターゲット層である20〜30代女性に向け、日常的に身につけたくなるアイテムを考案しました。
  • ビジュアルとアイテム展開
    サロンの看板犬のイラストを取り入れ、親しみやすい手書き風ロゴと組み合わせたビジュアルを作成。トーン&マナーはサロンの内装イメージと連動するベージュ、ブラウン、ブラックのナチュラルカラーで統一しました。
    お渡ししやすく記念になるトートバッグ、缶バッジ、ステッカーの3種類を提案し、具体的な使用例(モックアップ)まで提示しました。
グラフィック講座4月生「広告課題講評会と卒業制作発表会オリエンテーション」レポート

佐藤先生からのフィードバック

  • 全体のデザインや作っているものがすごく可愛いですね!

    プレゼン資料をより良くするための構成として、まず冒頭で「nokiはこういう美容室です」という前提を伝えてから、1.目的、2.ターゲット層、3.リサーチ、4.商品の特徴、5.デザイン案という流れに整理するとスッと頭に入ってきます。目的と役割の項目が少し重なっているので、ひとつにまとめてスッキリさせましょう。

    それと、すごく良いデザインだからこそ、なぜこの犬のイラストなのか、なぜこの手書きフォントやベージュを選んだのかというデザインの意図をスライド上にも文字で残しておくと、提案としての説得力がグッと高まりますよ。

受講生からのコメント

受講生・私(河内)

  • クライアントへのプレゼンって、終わった後に「そうそう、良く分かってくれてるね!」と思ってもらうことが大事だと思うんです。そのためには、序盤のスライドでお客さんの現状や背景をしっかり読み取って「だから今回のノベルティが必要なんです」という土台を丁寧に作ってあげると、その後の提案がより響くようになると思います。

    Iさんは、とにかく手を動かして大量に案を出して、その中でベストを検証するスタイルが強みですよね。もし今回ボツになった案や試行錯誤のスケッチがあれば、あえてスライドに乗せて「これだけ考え抜いた上で、これがベストなんです」と提示するのも、Iさんらしい熱量が伝わる見せ方になると思います!

受講生・Tさん

  • せっかくIさんが独立して作るお店のノベルティなんだから、プレゼンの中にIさん自身の個(色)や想いをもっと前面に出してもいいのかなと感じました。

    お客さんの立場からすると『せっかくならIさんに頼みたい、Iさんだから任せたい』という理由が欲しいはずなので、Iさんの生の言葉やストーリーがもっと聞けたら、提案の魅力がさらに増すと思います!

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阿多田島汽船 公式キャラクター「いわこ」開発とPR展開提案(受講生・河内)

続いて私(河内)から、阿多田島汽船様の実案件として、公式キャラクター「いわこ」の開発と、それを通じた持続可能なPR展開を提案しました。

プレゼンテーションの内容

  • 目的と背景
    「小方港待合所を誰でも気軽に立ち寄れる場所にする」という目標に対し、現場の強みであるホスピタリティが事務員個人に属人化している課題に着目。
    島の人口や乗客数の減少が進む一方、御船印総選挙で全国1位を獲得するなど応援の輪は広がっており、個人への負担やリスクを軽減しつつホスピタリティを組織として持続させる装置としてキャラクターを位置付けました。
  • モチーフと造形
    阿多田島生まれのカタクチイワシをモチーフに採用。ハマチやカキのような華やかな特産品ではなく、瀬戸内海の生態系や島の産業を足元で支える小魚を選ぶことで、島に欠かせないインフラである阿多田島汽船の姿を重ねています。 フェリー「悠風」の船体色である濃紺を中心に3色以内で構成し、ジェンダーレスで手描き感のある線画で仕上げました。
  • 多角的な広告展開
    全24種のLINEスタンプ、SNSでの人格運用、役割を分けたポスター(A3販促用・B2世界観提示用)を制作実際にB2とA3サイズで印刷して提示したほか、物販化を見据えた最小線幅の検証データなど、実務レベルの設計を行いました。
  • 実案件の進捗報告
    前回の3ヶ月目課題で提案したアクリルキーホルダーが実際に商品化決定し、この日ちょうど初回ロットを発注したことを報告しました!
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佐藤先生からのフィードバック

  • まずキャラクターがめちゃくちゃ良いですね! 手書きの線をトレースして、ラフパスでギザギザ感を残した質感もすごく可愛いです。

    頭の部分が削れているような形、これが泳ぐときに口が大きく開くカタクチイワシの特徴っていう説明を聞いて納得しました。実際の写真を入れるか、口が開いた形という注記を1文足しておくと、見る人も一目で納得できると思います。

    あと、企画書で一番重要なのは『属人化しているホスピタリティを、組織で続けられる装置にする』という目的の2行です。ここはスライド1枚を丸々使ってドーンと強調してもいいくらい大切なポイントですね。

    キャラクターの足の細さを実測して印刷限界まで検証している点も、実際の制作においてすごく大事な視点です」 。

受講生からのコメント

受講生・Iさん

  • ロゴ課題(2ヶ月課題)の時と色のトーンや世界観に統一感があって、クオリティが高すぎてもう私から言えることは何もないです(笑)

    阿多田島汽船さんのインスタにこの「いわこ」がチョコチョコ登場したら絶対に可愛いですし、女性から見てもすごく親しみやすいアカウントになりそうだなと思いました。LINEスタンプだけじゃなく、ホームページやグッズなど、これから色んな展開が見えそうでワクワクします!

受講生・Tさん

  • 毎回のことですが、終始素晴らしい完成度ですね。第3の事務員というコンセプトや、足が生えた絶妙なアンバランス感がすごく効いています。

    SNS運用についてですが、発信内容ってどうしても中の人の性別やセンスが出やすいんですよね。いわこは性別非公表ですが、あらかじめ少し女性み(柔らかさ)のあるキャラクターとトーン&マナーで規定しておくと、仮に男性スタッフが運用を担当するときでもイメージを揃えて発信しやすくなると思います。

グラフィック講座4月生「広告課題講評会と卒業制作発表会オリエンテーション」レポート

■ 卒業制作発表会に向けて

講評会の後半では、最終ゴールとなる卒業制作発表会に向けたオリエンテーションが行われました。
今回の7月24日講評会を中間チェックと位置付け、ここで得たフィードバックをもとに最終ブラッシュアップを行います。

8月の卒業制作発表会では、受講生全員が立ち姿で全画面プレゼンテーションを行い、4ヶ月間の成果を発表します。

4ヶ月間にわたり積み重ねてきたリサーチ、コンセプトメイキング、プレゼンテーションなど、グラフィックデザインの技術を結集し、妥協のない作品を完成させて本番に臨みます!
次回のブログ更新は卒業制作発表会のレポートになります。ぜひお楽しみに!

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