こんにちは!グラフィックデザイン講座4月生の河内です。
今回は、6月26日に開催された第3回講評会(チラシデザイン課題)と、次回の広告課題オリエンテーションの様子をレポートします!
台風の影響で急遽オンラインと校舎のハイブリッド開催となりましたが、画面越しでも受講生同士の熱量が伝わる有意義な時間となりました。
さらに、見学者として、クリエイティブ職専門のお仕事紹介をされている株式会社フェローズの小川様と福井様も参加してくださいました!将来的に就業支援などでも関わってくださるとのことで、プロの目線からの感想もいただき、とても刺激になりました。
今回も、3名の受講生がどのようなプロセスでデザインを作り上げたのか、それぞれご紹介します!
■ 受講生の作品紹介とフィードバック
現場の熱量まで届ける!小方港待合所のガチャガチャPOP
まずは、私(河内)が制作した、阿多田島汽船「小方港待合所」のアクリルキーホルダー用ガチャガチャ台紙(POP)です。
デザインのコンセプト
前回のロゴ課題に引き続き、実案件での取り組みです。
「待合所をもっと応援したい」「第三の居場所として楽しんでほしい」という想いを形にするため、ガチャガチャの設置を企画しました。
- デザインの意図: 前回のロゴで採用したギザギザとした三角屋根のモチーフを背景に敷き、「完璧ではないからこそ応援される」という待合所の温かい魅力を表現しました。
- 情報の整理: 売上の一部が待合所の環境整備に使われることを赤字で記載し、グッズが欲しい人だけでなく、「この場所を応援したい」というファン心理にも刺さるような設計を意識しました。
- 実務レベルの制作: 実際のガチャ台紙を多数買い込んで徹底的に研究し、注意書きの入れ方から、実際の筐体に合わせたサイズ(240mm×205mm)での入稿データまで仕上げています。
講師や参加者からのフィードバック
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佐藤先生: 「キーホルダーのラインナップの選定センスが良く、欲しくなるデザイン。価格や全8種という数字も目立っており、チラシとしての役割をしっかり果たしている。ただ、阿多田島汽船のロゴと『アクリルキーホルダー』という見出しの強さが競合しているので、ガチャの筐体に入ることを前提に見出しを少し弱めるなど、バランスを調整するとさらに良くなる」
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フェローズ 小川様: 「多数の台紙を研究し、意図を持って『あえて余白を減らし、熱量を伝えるギチギチ感』を出している点が素晴らしい。どれも試行錯誤のプロセスが伝わってくる」
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受講生のIさん: 「以前一緒に待合所へ行った際に見かけたアイテムがキーホルダーになっていて、思いが詰まっていて欲しくなりました。船のボディに使われている深い青色が反映されていたりと、一つ一つのこだわりに感動しました」
伝統行事を再解釈!「神田神社 のお祭り」の告知チラシ
続いて、受講生のIさんが制作した、神田神社の夏越祭りの告知チラシです。なんと、ターゲットに合わせて3パターンのデザインを提案されました!
デザインのコンセプト
夏越祭りは、半年の厄を落とし残り半年の無事を願う大切なお祭りです。「人型(ひとがた)」と呼ばれる紙に名前を書いてお焚き上げをする風習などを、より多くの人に伝えるためのチラシを制作しました。
- 右案(王道): 伝統的な巴紋を大胆に配置し、夏の緑色と筆文字風の加工で「お祭りらしさ」と「力強さ」を表現。
- 中央案(ファミリー向け): 神社周辺に増えている子ども連れをターゲットに、明るい2色使いと丸いフォルム、AIで生成したイラストを配置。「これ何?」と親子の会話が弾むようなポップな仕上がりに。
- 左案(地域性):海に近い立地を生かした青のトーンで統一し、情報をセンター揃えにして美しくまとめた洗練されたデザイン。
講師や参加者からのフィードバック
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佐藤先生: 「3案とも目的がしっかり達成されていて素晴らしい。右案は、筆文字の力強さに対して写真のトーンが少しふわっとしているので、相性を見直すとさらに良くなる。『令和8年』よりも『8月12日』という具体的な日付を大きくした方が伝わりやすい」
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フェローズ 福井様: 「3つともコンセプトが明確でスッと頭に入ってきました。中央の案は、文字を詰めすぎずイラストを活かすことで、子どもや親の目を惹くという意図がとてもよく伝わります」
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受講生の私(河内): 「『必要な情報が掲載されていれば十分』という依頼主のオーダーに対して、潜在的なニーズを見抜いてあえてファミリー向けなどの別案を提案するというスタンスは、デザイナーとして見習うべきアプローチだと感銘を受けました」
■ いよいよ集大成!4ヶ月目の「広告課題・卒業制作」へ
講評会の後半では、最後の課題となる「広告課題」のオリエンテーションが行われました。
架空または現実のサービスを設定し、広告物(ポスターやパッケージ展開など)と、A4の企画書を作成します。過去の先輩方の素晴らしい卒業制作も拝見し、身が引き締まる思いでした。
泣いても笑っても最後の課題。これまでの学びをすべて注ぎ込み、悔いのない作品を作り上げたいと思います!
次回のブログは、いよいよ卒業制作のレポートになる予定です。お楽しみに!
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