2026年6月8日、実案件としてSTUDIO広島で取り組んでいた「高木デルタ化工株式会社」のチラシコンペの採用作品が決定しました。
今回のテーマは、実際に企業で活用されるAI検査システムのチラシ制作。
この技術は新聞にも取り上げられ、注目を集めているシステムです。
▲ 中国新聞掲載記事 https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/844122
今回のチラシコンペには、受講生・卒業生が参加し、それぞれがターゲットや伝え方を工夫した提案を行いました。
■ グラフィック講座2月生 オオタさんの作品
全体をテーマカラーの青で統一し、広島弁や会話形式を取り入れることで親しみやすさを演出。AI検査システム導入のメリットや会社の強みを分かりやすく整理し、読み手に安心感と信頼感を与えるデザインに仕上げられていました。
■ グラフィック講座2月生 タケオカさんの作品
表紙には放射線状のレイアウトやイメージ写真を取り入れ、視線を引きつけながら次世代へつながる可能性や期待感を表現。
裏面ではシステムの工程を図解で分かりやすく紹介し、「シンプルさ」と「確実性」を伝える構成となっていました。
全体の色使いも信頼感を意識してまとめられていました。
■ 採用作品
今回採用されたのは、Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス卒業生のカンバラさんの作品です。
専門性が高く形の見えにくい「AI」というサービスを、システムの特長や導入効果とともに分かりやすく整理し、信頼感のあるビジュアルで表現した点が高く評価されました。
情報設計とデザイン表現のバランスに優れた提案として、採用作品に選ばれました。
カンバラさんからの感想
チラシ制作の経験がほとんどない私にとって、とても難しくもあり大きな挑戦でした。
まず難しかったのが、製品の仕組みをしっかりと理解すること。
「自社の課題を解決するために開発された」という背景を持っているからこそ生まれた想いや、開発者の方々のリアルな目線をどう汲み取り、デザインに落とし込むかをとても考えさせられました。
さらに「AI製品」という目に見えない商品をどうビジュアル化するか、そしてこれまでの企業の実績をどうやって効果的に載せるべきなのか、どんな言葉や見せ方なら企業として最も大切な「誠実性」や信頼感をターゲットに届けられるのかをたくさん考えました。
制作の過程では、初稿からブラッシュアップしていく中で、デザインの基礎に立ち返り、レイアウトや写真の見せ方、加工、フォントの選び方に至るまで、貴重なご助言をいただきながら形にしていきました。
今回のチャレンジは、自分の中の引き出しを増やす素晴らしい経験になりました。それと同時に、デザインが持つおもしろさや楽しさを、改めて実感しました。
このような機会に参加でき、サポートしていただきありがとうございました。
制作の裏側からは、単にチラシを作るだけでなく、クライアントの想いや製品の価値を深く理解し、それをデザインとして伝える難しさと面白さが伝わってきます。
高木デルタ化工株式会社 オオガミ様からのコメント
今回お願いしたAI検査システムは、BtoB向けで専門性も高く、非常にイメージしづらいテーマだったと思います。それにも関わらず、システムの特徴や導入効果をわかりやすく表現していただき、大変満足しています。
また、私たち自身が十分に言語化できていなかったシステムの特徴や強みも整理していただき、その価値を改めて認識する機会となりました。
ありがとうございました。
■ デザインは「伝える力」
今回の実案件では、ヒアリングから情報整理、企画立案、デザイン制作、ブラッシュアップまで、実際の仕事と同じ流れを経験することができました。
デザインは単に見た目を整えるだけではなく、相手の想いや価値を整理し、わかりやすく伝えるための手段です。
受講生が制作したチラシが実際に配布され、多くの方の目に触れることをスタッフ一同とても楽しみにしています。
改めまして、カンバラさん、そしてご協力いただいた高木デルタ化工株式会社様、この度は誠にありがとうございました。
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