11/29(土)Webデザイナー専攻8月生「卒業制作企画講評会」開催レポート
2025年11月29日(土)、デジタルハリウッドSTUDIO広島にて、Webデザイナー専攻8月生の「卒業制作企画講評会」が行われました。
卒業制作は、講座の学びを集約し、受講生一人ひとりが “ 実際に制作するWebサイト” の企画を形にしていく、本番さながらのプロセスです。
今回の講評会では、企画書をもとに
「どんな目的のサイトなのか」
「誰に届けたいのか」
「どんな価値を提供するのか」
を、受講生自身の言葉で発表していきました。
発表では、調査を重ねて企画を練った様子や、それぞれが感じている課題・解決したいことを根拠を示しながら丁寧に説明する姿が印象的でした。
「なぜその構成にしたのか」を語る姿から、学んできた思考が着実に身についていることが伝わってきます。
■今回の企画について
対象となるサイトは、自身のサービスを紹介するサイトから、実在のクライアントと打ち合わせを重ねて進める案件までさまざま。
どの企画も、課題の整理、ユーザー分析など、実務と同じプロセスを踏んで組み立てられており、受講生が真剣に取り組んできた姿勢が伝わってきました。
数字や比較を用いて根拠を示したり、「どんな人にどう届けたいのか」を明確に語る発表には、これまでの学びがしっかりと活かされています。
■講師からのフィードバック
講評では、企画の良さを伸ばしつつ、より実務的な視点で企画を強くしていくアドバイスが伝えられました。
まず評価されたのは、「目的がはっきりしていること」。
“ 何のために作るのか ” “ 誰に何を届けたいのか ” という軸が明確な企画は、情報の並べ方や構成の一貫性につながり、説得力が高まります。
そのうえで講師からは、
- 価値がより伝わる構成になっているか
- 想定ユーザーが自然に読み進められる順序になっているか
- 初めて見る人でも不安なく選べる理由を提示できているか
- 閲覧後に取ってほしい行動へ迷わず進める導線になっているか
といった、実案件でも重視される視点が共有されました。
また、価格やサービス内容の見せ方を工夫することで信頼性を高める方法や、興味を持った人が “次の一歩を踏み出しやすくなる” 導線設計など、企画内容を問わず使えるポイントへのアドバイスもあり、受講生たちは真剣に耳を傾けていました。
一つひとつのコメントがそのまま改善に直結する内容で、会場全体が前向きで温かな空気に包まれました。
■次のステップへ
今回の講評を受けて企画はさらにブラッシュアップされ、次回はいよいよ「卒業制作デザイン講評会」へと進んでいきます。
企画がどのようにデザインへ落とし込まれていくのか、今から楽しみです。
デジタルハリウッドSTUDIO広島では、Webデザインの基礎から実践まで、楽しく学べるカリキュラムをご用意しています。
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