主婦・ママクラス お仕事TRYプログラム
キャリアデザイン講義+WEBデザイン講評会レポート
2025年11月20日(木)、「Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス」にて、主婦・ママクラスの卒業生によるキャリア講義と、受講生が取り組む「海ごみ妖怪プロジェクト」のWebデザイン講評会が開催されました。
■迷いから見つけた「今の私のちょうどいいところ」
まず、東京からご登壇いただいた卒業生の柴田さんより、ご自身のキャリアについてお話しいただきました。
柴田さんは、フリーランスと派遣スタッフを組み合わせた「掛け合わせた働き方」を紹介。
「今の私のちょうどいいところ」として、納得感を持って働けていると語られました。
「自分軸」を見つけるためのステップ
かつて「人の評価」や「他人軸」で焦っていたという柴田さんは、自己分析を徹底することで「自分軸」を確立したそうです。
- とにかく書き出す
- 自分をよく知る人に意見をもらう
- 鵜呑みにせず、どうありたいか自分の言葉にする
そして、安定収入、時間の自由、誰と働くか、貢献実感を軸に据え、「心が常に穏やかでいられる状態」を求めた結果が、現在の働き方につながっています。
「自分の軸を積み重ねていく先が、振り返るとキャリアになっている」「自分のお守りになる」という言葉は受講生の心に響き、
「自分軸をつみあげていく、振り返るとキャリアになっていくという言葉が心に残りました。」
「自分の軸についても、自分でも考えてみたいと思いました!」
といった感想が寄せられ、キャリアを考える上で貴重な時間となりました。
■Webデザイン講評会:プロジェクトの力強さを引き出すフィードバック
柴田さんのお話に続いて、受講生が取り組む「海ごみ妖怪プロジェクト」のロゴとWebサイト制作に関する講評会が行われました。
プロジェクトの目的は、妖怪をメッセンジャーとして海ごみ問題を楽しく伝え、環境活動が日常となる社会を目指すことです。ポップで親しみやすいデザインが求められる中、受講生のデザイン案に対し、より効果的に魅力を伝えるための具体的なフィードバックが行われました。
Webデザインのブラッシュアップポイント
プロジェクトの持つメッセージ性や、ターゲットへの伝わりやすさを高めるための、フィードバックをマスベ先生よりいただきました。
1. メインビジュアルの視覚的な訴求力と奥行きを強化する
制作テーマである「海ごみ妖怪プロジェクト」のタイトルやロゴが背景に馴染みすぎず、より目立つように調整することの重要性が提案されました。
また、動きについても、文字と背景の移動速度を変えることで奥行きを感じる演出を加えるなど、ユーザーを惹きつける仕掛けを追求するアドバイスがありました。
2. サイトの持つ「力強さ」を伝えるための要素の調整
明るく楽しい雰囲気を保ちつつも、環境問題という社会課題に立ち向かうプロジェクトの「力強さ」を表現することが課題として挙げられました。
例えば、「海ごみ妖怪プロジェクト」というメインとなる文字を大きくするなど、プロジェクトのメッセージが視覚的に強く訴えかけられるような調整が求められました。
デザインがシンプルに見えすぎてしまう場合、要素の強弱を再検討し、プロジェクトの存在感を高める工夫が必要です。
3. 細部にわたるバランス調整と実用性の確保
見た目の楽しさだけでなく、Webサイトとしての実用性も重視されます。
具体的には、ハンバーガーメニューの余白バランスの調整など、細部にわたるデザインの整合性が指摘されました。細部を丁寧に仕上げることで、サイト全体の品質と信頼感が向上します。
デジタルハリウッドSTUDIO広島はWebデザイナーを目指す主婦・ママを応援します!
受講生たちは、卒業生から得たキャリアのヒントと、講評会での具体的なデザインアドバイスを胸に、今後の制作に挑みます。
デジタルハリウッドSTUDIO広島では、Webデザイナーを目指す主婦・ママクラスの受講生を随時募集しています。
現在、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象講座となっており、受講料最大70%の補助を受けながら学ぶことが可能です。
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