11/8(土)“言葉で伝えるデザイン力を磨く。”地域のみらい講座 第3期、第4回デザインチェックレポート!
2025年11月日(土)、第3期「地域のみらい講座」の第4回授業として、受講生によるデザインチェック発表がオンラインで行われました。
今回のテーマは「言語化能力を高める」。
各自が制作を進めている「瓦全房」サイトのデザイン案をもとに、自分のデザインをどんな意図で形にしたのかを言葉で説明することが重視されました。
発表では、色・フォント・余白・写真構成など、見た目の要素だけでなく、「なぜそうしたのか」「誰にどんな印象を与えたいのか」を明確に言語化することが求められました。
阿諏訪先生からは、「見ればわかることを説明するのではなく、意図を語る説明を意識する
こと」、そして情報設計とデザインを結びつける重要性が伝えられました。
久保田先生からは、「1pxの差にこだわることでデザインは洗練されていく」という言葉とともに、フォントのジャンプ率や余白の統一、メインビジュアルの高さ設定など、細部への意識を高めるアドバイスがありました。
また、ギャラリーサイトの特性として、作品をより美しく見せること、そして細部まで洗練されたデザインであることが大切だという言葉も印象的でした。
「シンプルなデザインほど、まずレイアウトと余白で完成度を高め、装飾(あしらい)は最後に加える」というアドバイスにも、受講生たちは深くうなずいていました。
授業後半では、「見出しの可読性」「線やシャドウの使い方」「写真のトーン調整」など、受講生一人ひとりへの細かなフィードバックが交わされ、発表を聞く側のメンバーも他者の強みをメモしながら学びを深めていました。
次回はコーディング発表です。
「どこまで進めるか」という目標を自分で定め、デザインをブラッシュアップしていきます。
「地域のみらい講座」は、地域の課題にデザインの力で向き合い、クライアントの想いを“形”にしていく実践型プログラムです。
STUDIO広島では、これからも受講生たちの挑戦を応援していきます。
当校は、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象校となっており、受講料の最大70%が補助される制度を活用できます。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせ・お申し込みください。