10/25(土)“使う人の視点”で考える。
地域のみらい講座 第3期、第3回情報設計発表レポート!
2025年10月25日(土)、第3期「地域のみらい講座」の第3回授業として、受講生による「情報設計発表」がオンラインで行われました。
前回のヒアリング会で伺ったクライアント・永井さん(尾道のギャラリー「瓦全房」)の想いや、現地視察での学びをもとに、各自が来館者の人物像(ペルソナ)を設定。
“見る人の立場でどう伝えるか”を考えながら、瓦全房の魅力を伝えるためのサイト構成(ワイヤーフレーム)を発表しました。
発表では、3分という限られた時間の中で、「誰に、どんな情報を伝えたいサイトなのか」を意識して話す姿も見られ、構成の工夫やページの見せ方にそれぞれの個性が光りました。
久保田先生・阿諏訪先生からは、「言葉の選び方もデザインの大切な要素」という印象的な言葉とともに、
- 読む人の気持ちを想像しながら情報を整理すること
- ボタンや見出しの言葉で内容をひと目で伝えること
- ページ最下部のエリア(フッター)にリンクを設け、他のページに進みやすくすること
など、“使う人の視点”を意識したアドバイスがありました。
また、”ナビゲーションは左から重要な情報を並べる”といった人の視線の流れを踏まえた“わかりやすい並び順”の工夫もポイントに。
「AIでは伝えきれない“共感や体感”を、自分の言葉で表現していくことが大切」
そんな久保田先生の言葉を胸に、受講生たちは次回のデザイン制作フェーズへ進みます!
「地域のみらい講座」は、地域の課題にデザインの力で向き合い、クライアントの想いを“形”にしていく実践型プログラムです。
STUDIO広島では、これからも受講生たちの挑戦を応援していきます。
当校は、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象校となっており、受講料の最大70%が補助される制度を活用できます。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせ・お申し込みください。