デジタルハリウッドSTUDIO広島 ブログ

地域のみらい講座3期生
尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施

2025-10-19

地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施

2025年10月19日(日)、地域の実案件に挑戦し仕事につなげる「地域のみらい講座」の下見と取材が、尾道の「ギャラリー瓦全房(がぜんぼう)」で行われました。

地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施

この講座は、デジタルハリウッドSTUDIO横浜・広島・福島の3拠点が合同で行う実践型プログラムです。
地域で発信力を求める方々のWebサイトを企画・提案し、実際に制作まで取り組む内容となっています。

当日は、講師2名とSTUDIO広島・福島の受講生2名が現地参加し、STUDIO横浜の受講生4名がオンラインで見守りました。

地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施

現地を歩いて見えた“リアルな利用者像”

取材前には、クライアントからのヒアリングをもとに、サイト構成や方向性を考えてきた受講生たちでしたが、実際に尾道の街を歩き、ギャラリーを訪れると想像していた情報設計の方向性との違いを肌で感じたようでした。

「立地条件から、観光でふらっと立ち寄る人は少ないかもしれない
「現地の人から『この間ギャラリーに行ってみたけどオープンしていなかった』という声を聞いた。営業日や時間は明示したほうがいい
「事前にSNSや観光案内など、何かしらの情報を見て“ここに行こう”と目的意識がある人がギャラリーのターゲットになるかも

現地の様子を観察しながら、パンフレットを手に取ったり、観光動線を確かめたりする中で、新たな視点が次々と生まれていきました。
瓦全房のオーナー、永井さまの案内で近隣のギャラリーも巡り、地域のつながりの中でのギャラリーの立ち位置も把握することができました。

地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施
地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施

体験を通して深まる“伝える力”

「誰に」「何を」「どんな言葉で」伝えるのか。
オンラインでは得られない“街の空気感”や“人の流れ”を体感したことで、サイトを届ける人の解像度が一段と高まったと受講生たちは話していました。

地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施
地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施

「仮説ではなく、現場の理解から生まれるデザイン」を実感できた取材は、今後の制作や就転職に掲載するポートフォリオづくりにも大きな糧になりそうです。

お寺や坂道、猫、古民家が並ぶレトロな街並みと、駅前の再開発エリア。
尾道は、古さと新しさが交じり合う静かな中にも新しい文化が息づいていました。
受講生さんたちにとって忘れられない1日になったのではないかと思います。

地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施
地域のみらい講座3期生、尾道・ギャラリー瓦全房で現地取材を実施

デジタルハリウッドSTUDIO広島では、こうした現地取材や地域との関わりを通じて、“自分の目で見て、感じて、考える”ことを大切にしています。

当校は、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象校となっており、受講料の最大70%が補助される制度を活用できます。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせ・お申し込みください。

その他のSTUDIO広島のブログ

BLOGS