10/16(木)主婦ママクラス お仕事TRY ヒアリングレポート
2025年10月16日(木)に、Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス「お仕事TRYプログラム」のヒアリング会が実施されました。
今回の制作テーマは、江田島市にある一般社団法人フウドが取り組む「海ごみ妖怪プロジェクト」のロゴとWebサイト制作です。
受講生3名が、担当者の今田様にオンラインでヒアリングをしていきました。
プロジェクトの目的と背景
まず、プロジェクトのブランディングやマーケティングに関する質問からヒアリングが始まりました。
今田様は次のようにお話しされました。
「海ごみ妖怪プロジェクトは、妖怪をメッセンジャーとして、ネガティブな海ごみ問題を楽しく、ワクワクするポジティブな方法で伝えていきたい。」
「特定の人を責めるのではなく、海ごみ問題を誰もが自分ごととして捉え、行動を起こしてもらうことが大切。」
「最終的なゴールは、“ゴミのない海岸”を実現し、環境活動が日常となる社会を目指すこと。」
社会課題に真正面から向き合うプロジェクトということもあり、受講生たちは真剣に耳を傾け、デザインの力でどんな価値を届けられるかを考える貴重な時間となりました。
続いて、ロゴデザインの方向性とWebサイト制作に向けた情報設計についてのヒアリングが行われました。
ロゴデザインでは、「妖怪」と「海ゴミ」(ペットボトルなど)の要素を組み合わせた、ポップで親しみやすいデザインが求められました。
また、SNSや印刷物などさまざまな媒体での使用を想定し、実用性の高いデザインを望まれました。
Webサイトについては、明るく楽しい雰囲気を持たせつつ、個人が実践できる具体的なアクションに焦点を当てた情報設計が求められました。
フィードバックと今後のステップ
最後に、担任のマスべ先生とTantan先生から、より効果的なデザインを制作するためのヒアリングのフィードバックがありました。
- 組織としての最終的なゴールをさらに深く掘り下げることで、真に役に立つデザインが生まれる。
- ターゲット層が広範囲な場合は、対象者が過去にその活動に関心を持った「きっかけ」を具体的に尋ねることで、より明確にペルソナ像を絞り込むことができる。
受講生たちは、今日のヒアリングとアドバイスを今後の制作に活かし、ロゴデザインとWebデザイン制作に挑みます。
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