10/11(土)“伝わるデザイン”への第一歩。
【地域のみらい講座 第3期】第2回ヒアリング会レポート!
2025年10月11日(土)、第3期「地域のみらい講座」の第2回授業として、尾道のギャラリー「瓦全房(がぜんぼう)」の永井さんをお迎えし、ヒアリング会を実施しました。

受講生たちは前回の授業後からチームで準備を重ね、尾道の街や他のギャラリーをリサーチし、 「どんな世界観で伝えるか」「どんな色がふさわしいか」などを話し合って、ヒアリング項目を整理してきました。
当日は広島・横浜・福島の3拠点をオンラインでつないで臨みました。


永井さんからは、ギャラリー開設に込めた想いとして
「広島ゆかりの作家の魅力を尾道から発信したい」
「絵画をもっと気軽に楽しんでほしい」という言葉をいただきました。
小野鉄之助さんや小林和作さんなど、地域に根ざした作家を紹介していきたいとのお話もありました。
受講生からは、「学芸員としての経験を活かし、プロによる作品解説をギャラリーの強みにしてはどうか」という提案も。
サイト設計に関しては、SNSリンクの設置や営業時間の明記、将来的な作家ページの追加などのご希望があり 「コーヒーを楽しめる空間としても発信したい」といった新しい展望も語られました。

講師からは「情報が未確定な部分は保留しながら、まずは情報設計に着手を」とアドバイスがありました。
受講生たちはヒアリング内容をもとに、次のステップへと進みます。

「地域のみらい講座」は、地域の課題にデザインの力で向き合い、クライアントの想いを“形”にしていく実践型プログラムです。
第2回を通して、永井さんの想いと受講生たちの視点が重なり、“伝わるデザイン”への確かな手応えを感じる一日となりました。
STUDIO広島では、これからも受講生たちの挑戦を応援していきます。
デジタルハリウッドSTUDIO広島では受講生を募集しています。
お気軽にお申し込みください