5/30(金)グラフィックデザイン講座
2ヶ月目ロゴ課題プレゼン&講評会レポート
2025年5月30日(金)、デジタルハリウッドSTUDIO広島にて、グラフィックデザイン講座4月生による「実案件ロゴ課題」のプレゼンテーションおよび講評会が開催されました。
今回は、6名の受講生が「広島バウムクーヘン振興協議会」様のロゴデザインに挑戦しました。
■実案件に挑む2ヶ月目課題:地域ブランドのロゴを提案!
このロゴ制作は、2ヶ月目の実践課題として取り組んだ内容です。実在するクライアント「広島バウムクーヘン振興協議会」様への提案という位置づけで、より実務に近い条件のもと制作を進めました。
課題の目的は以下のとおりです。
- 広島が“バウムクーヘン発祥の地”であることをPRするロゴの制作
- 親しみやすく、観光客・地域住民双方に届くビジュアル提案
- 実務に必要なリサーチ、分析、プレゼン力、納期管理の習得

■課題要件に基づいたデザインプロセス
制作条件として、以下のような具体的な要望がクライアントから提示されていました。
- ロゴタイプ:コンビネーション(シンボル+文字)
- 必須要素:バウムクーヘンの年輪模様
- 希望スタイル:フレンドリーかつ親しみやすさ重視
- 配色:バウムクーヘンを想起させる暖色系/寒色メインはNG
さらに、モノクロ使用の可否や正方形の比率など、実務で求められる条件に即したディレクションの中で、各自がコンセプト立案からブラッシュアップ、プレゼン資料の作成に至るまで、全ての工程を担当しました。

■プレゼンテーションと講評の様子
講評会当日は、受講生全員がA4横スライド形式のプレゼン資料を用意し、1人ずつ発表を実施。以下のような評価ポイントをもとに、講師陣からフィードバックが行われました。
- 視認性・可読性(配色、サイズ、コントラスト)
- コンセプトとの整合性
- ターゲットとのマッチ度
- 展開性と応用力(使用媒体を想定した汎用性)
受講生同士でも活発に意見交換が行われ、「このイラストが素敵!」「年輪の見せ方に工夫があって印象に残った」といった建設的なコメントが飛び交い、互いの視野を広げる貴重な時間となりました。

■今回の学びと今後の展望
本課題を通じて、受講生の皆さんは以下のようなスキルを身につけました。
- クライアントの要望を正確に読み取る力
- ターゲット設定とブランド分析の視点
- 説得力あるビジュアルとストーリーテリング
- 締切を意識したスケジュール管理力
講師からは、「今回は本当にみなさん頑張ったと思います。クオリティが高い作品が多く感動致しました」とのメッセージが贈られました。

デジタルハリウッドSTUDIO広島では、デザイン実務に即した課題を通じて、即戦力として活躍できる人材育成を行っています。
次回の課題は、美術館のチラシ制作です。受講生の作品が楽しみです!
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