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デジタルハリウッドSTUDIO広島 ブログ

【卒業生インタビュー】「お酒を通じてより多くのお客様に笑顔を!」

2024-05-14

こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO広島です。



酒屋で働くようこさんは、魅力あるお酒やおつまみを多くの人に届けるため、ECサイトを立ち上げたいと考えていました。

そのためにはwebデザインの知識が必要と考え、2019年11月にデジタルハリウッドSTUDIO広島にwebデザイナー専攻で入学しました。

卒業後、ECサイトを立ち上げ3秒で20万円を売り上げるなど、急成長。
現在はその経験を活かし、酒屋の店長とECサイトの運用をする傍らECサイト運用の講師としてセミナーもされていらっしゃいます。自身のSNSは2.7万人以上のフォロワーを集め、常に注目を集めています。

成功の裏には、デジタルハリウッドSTUDIO広島で学んだ経験が活かされているということなので、お話を伺いました。

― デジタルハリウッドを受講しようと思ったきっかけは?

実は20代前半のときに簡単なホームページを立ち上げるために、パソコン教室に通ったんですよ。 デザインっていうよりも、パソコン教室で基礎を学んだ程度でした。
私はデザインの方が興味あったんですが、その知識は得られずに終わってしまいました。

その後、独学で社内の新聞広告やポップなどをデザインしていたんですが、10年くらい経って、酒屋のECサイトをつくりたいと、もう一度本格的にWebやデザインを勉強したいと選んだのがデジタルハリウッドSTUDIO広島です。

―Webを学べるスクールというのは、オンラインも含めて全国にたくさんありますが、その中でデジタルハリウッドを選ばれた理由を教えてください。

オンラインではなく通えるスクールで探しました。
オンラインだと絶対サボっちゃうので、自分を追いこんで絶対やらないといけないって状況に置かれた方がいいと思ったんです。

最終的に決め手になったのは、Web業界の第一線で活躍している現役のプロが講師をされているというところ。現場の感覚とずれてないっていうのを大事にしました。

― 実際通われて、苦労したことはありますか?

むちゃくちゃ、苦労しました。
学習内容は仕事しながらはきつかったです。大事な課題の提出が酒屋の繁忙期に重なったりして本当に大変でした。
毎日仕事を遅くまでしていたので、学習はとにかく合間を見てやってました。
基本的に家で動画を見て、週1か週2の来れる日にSTUDIOに来て、先生に質問していました。

トレーナーの先生の中には成功のためにはちゃんと厳しく言う先生もいて、プロの世界はそんなにぬるくないよということを教えていただいてましたね。

最終的にはトレーナーの先生方にサポートしてもらいましたが、担任の先生が卒業まで親身になってサポートしてくれるからこそ、無事に卒業することができたと思います。
それがオンラインだけではない、デジタルハリウッドの良さですね。

心が折れそうになった時に支えになったのは同期生の存在です。
厳しい言葉をかけられた帰りに、どっちが厳しいこと言われたかを対決して、笑いあってました。
大人になってこんなちっちゃいコミュニティってなかなか作れないじゃないですか。
一緒に頑張った同期生の存在はとてもありがたかったです。

― 卒業制作はどのようなサイトを作られたのですか?

受講の目的だったECサイトを作る前に、上司に認めてもらうために会社のコーポレートサイトを作ることに決めました。
それを認めてもらわないと、ECサイトをやっていいよって言われないと思ったので、真剣に取り組みました。

制作する上で大変だったことは、周りを巻き込まないといけないことでした。
自分のやる気を保つのは得意なんですけど、周りを動かして、熱量をあげるということは好きじゃなくて…
上層部の方を巻き込んで、経営者の挨拶文や会社のビジョンなどのライティングもしないといけないし、スタッフ一覧の写真撮影をお願いしないといけない。そんな周りの人とのすり合わせみたいなことにはとても苦労しました。

サイトを作る前に企画書を作成するんですが、何のために作るのか、競合はどこなのか、いろいろ分析できたことはよかったです。 社内のみんなにもそれを基に話をして、なぜこれを作るのかをちゃんと理解してもらった上で進めることができました。サイトを作る上での企画書って本当に大事だなと思います。

―ここに入学されてよかったなって思うところはありますか?

トレーナーの大段先生と

いっぱいありますよ。

私、デジタルハリウッドSTUDIO広島で勉強させてもらって、人生が変わりました。
プロの世界、プロの仕事、プロが何を使って何を意識しながらやってるのかを知ることができ、ホームページが作れたじゃなしに、プロの人たちの仕事の仕方を知れたっていうのは、本当によかった。

― デジハリで勉強されたことや製作物が、今のお仕事にどんな形で生かされていますか?

デザインは、ほぼほぼ全てですよね。

Webデザインのコースを受講したのですが、最初に作るのが名刺ですよね。
その経験とスキルを活かして、仲の良い顧客の飲食店さんの名刺を作らせてもらってます。名刺が好評で今度メニュー表も作ることになりました。

メーカーさんが作るメニュー表って、どこにでもあるようなものになちゃうんですよね。
酒屋の私は知見があるので、その強みを活かしてお店のカラーをちゃんと反映させたメニュー表をつくりたいと思ってます。またお酒メニューに一言添えてあったら選びやすいし、見て楽しいっていうのがいいですよね。それを気に入ってもらえたら、お酒もずっとウチで買ってもらえたら嬉しいし。

デジハリで学んだスキルがお客様を喜ばせる様々なことに活かされていると感じてます。

― ようこさんが運用されているECサイトについて教えてください

うちのECサイトは元々おつまみ全然売れてなかったんですよ。月の売り上げ見たら5000円とかで。 広島って魅力あるおつまみがいっぱいあって、いろんな施策を継続していったら、初月8000円で翌月8万円、その次80万円までいったんです。
たくさんご購入いただいて供給が追い付かないおつまみも続出。
店頭でも多くのお客様にご来店いただくきっかけになったり、お客さん同士でお勧め頂いたり、アレンジレシピなども考案していただいたりもしました。

おつまみってお酒好きの方からしたら絶対いるものですよね。
大手さんのサイトはおつまみの種類が多くて探すのが大変じゃないですか。
かといって小規模の酒屋さんだと賞味期限との戦いもあり、多くは取り揃えにくいと勝手に想像。
うちは実店舗8店あるので美味しいおつまみを取り揃えることができ、かつお手頃価格で販売することができるんです。
だから、お酒と広島のおつまみをセットで買って、ついでに近所のスーパーにもあるお酒も一緒に買う。ここが勝ち筋なんですよ。

こんな成功体験ばかり話してますけど、実はめちゃめちゃ失敗もしてますよ。
私はホームページも何もかもそうなんですけど、「お酒が売りたい」がゴールじゃなくて、「お酒を通じてお客さんに笑顔をお届けすること」が私の中のミッションだと思ってます。
そのために必要な失敗と必要じゃない失敗は必ずあるんですよね。
たくさん挑戦しようと思うんで、必要な失敗は次に活かし、これ間違えたなって思う失敗は早く撤退するみたいな見極めも大事にしてます。

ようこさんが運用しているECサイト
住田屋オンラインストア

インタビューアーの卒業生の愛さんと

―最後の質問なんですけど、今後はどのような目標を持って活動されていく予定ですか。

お酒を通じてより多くのお客様を笑顔にできると思っているんで、ちょっとでも大きくしていければいいなって思ってます。

具体的には、ECサイトをメインに広げていこうと思ってるんですが、個人のXのアカウントが目立ってて、何か呟くと、売上に繋がることもあるんですが、逆に会社に怒られたり、メーカーから注意が入ったりするんですよ(笑)それだけ反響をいただいてます。

お酒を売ろうと毎日お酒のことだけを発信していたら、みんなから絶対飽きられるんで、日常の様子やちょっとしたおもしろ話を共有したり、楽しさをベースに発信してます。
その結果、ようこ店長のXでお酒を知って興味を持って頂けるようにと思って、SNSを運用してます。

強いモールには勝てないので、自分のパーソナリティを出して顔が見える酒屋の店長としてお客様と向き合うのが唯一の勝ち筋だと思ってます。

SNSの中でもXは、お酒の味わいのイメージを伝えやすかったり、想像で美味しくなっちゃたり(笑)お伝えする手段として重宝しています。

でももう1つやらないといけないのは、やっぱ インスタライブとか配信系。EC仲間から絶対やった方がいいよっていわれてるんですけど…。
配信ライブで同じ時間帯に同じお酒をお客さんと一緒に飲んでお酒の話をしたり、情報交換したるするようなスナックみたいな感じのことがしたいと考えているんです。
私がいるから成り立つ横の繋がりっていうのをどんどん広げていきたいと思ってます。

デジタルハリウッドSTUDIO広島で学んだスキルや経験を活かし、ECサイトの運用で大活躍しているようこさん。 今後も様々なことにチャレンジしていくようこさんから目が離せません。

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