日本ではまだマイナーな撮影ジャンル「ニューボーンフォト」。生後3週間ごろまでの生まれたての姿を撮影した写真で、胎内にいた時のポーズを写真に収めることができ、少子高齢化の中でも徐々に需要が増えています。Mさんの知人で、ニューボーンフォトに取り組むフォトグラファーSさんのポートフォリオサイト、「Precious Moment＝貴重な時」をコンセプトにしたサイト制作に取り組まれました。

ファーストビューでは、ローディングでメッセージを表示。新生児３枚の写真がスライダーで表示され、かわいらしさが伝わります。ギャラリーでも、かわいい写真がずらり。

Instagramを意識した正方形のサムネイル画像で配置、クリックするとより鮮明に見ることができます。テキストが多いページでは、スクロールすると強調したい部分にラインが出る仕組みも。画像の更新などWordPressも取り入れ、シンプルでありながら、伝えたい情報がしっかりと伝わり、世代を問わず見やすいサイトです。

トレーナーからは「デザインのレベルが高く素晴らしい出来上がり、目的を明確にしたサイトで分かりやすい」と講評しました。

花が好きなSさんは、花や観葉植物とアートのコラボレーションによって、新しい感動を生み出すことをコンセプトに、花とアートに興味を持ってもらう、そして、知りたい情報をまとめる「Musee de la fleur＝花の美術館」の架空ホームページ制作に取り組まれました。

デザインコンセプトは、高級感、モード・モダン、海外をイメージ。配色は白と黒を基調に構成しています。ファーストビューでは、アート作品がずらり。最初にメッセージが浮き上がる工夫を取り入れています。スクロールすると写真、文字が浮き出てくるアニメーションや、背景の花びらはスクロールすると落ちてくるような見え方で、サイトの世界観が伝わります。PRODUCTページでは、アート作品をカテゴリーごとにレイアウト。

WordPressの仕組みも取り入れ、新しい商品や説明文、また新しいニュースも更新ができるようにしています。

トレーナーからは「レスポンシブでサムネイル画像の縦横比をかえていて、デバイスによる見やすさを意識している。世界観を表現するアニメーション、デザインができている」と講評しました。

Mさんは、「シーシャ（水たばこ）」の認知度や興味の意識調査をもとに、シーシャを知ってもらうこと、そして、クライアントの強みを出し、差別化していくことが必要と分析。実案件としてシーシャを堪能できる「Shisha lounge 」のホームページを制作しました。

Tデザインは、静かで落ち着いた空間を表現し、スタイリッシュに。TOPページは、手描き文字のアニメーションで始まり、高級感を演出できるアニメーションを取り入れています。スクロールすると、一部コンテンツの背景色が反転する工夫も。グレーを基調とした配色で、店舗外観の石畳やレンガをイメージ。店内の照明を意識した温かみのあるグレー、ゴールド色のあしらいを用いたり、余白を多く使うことによって、落ち着いた空間や、高級感を演出。ホームページを見たお客さんが店舗の雰囲気を感じ取ることができるサイトです。

トレーナーからは「実案件として、徹底的なヒアリングと、デザインのすり合わせにより、しっかりしたコンセプトができ、素晴らしいサイト。アニメーションも凝っていて商業的に使用できる」と講評しました。

店の独自性をアピール・差別化すること、そして、大人の女性をターゲットとし、いかに来店していただくか、また再来してもらうかを目的に、Oさんの知人が経営するネイルサロンのホームページ制作を行いました。

サイトのデザインコンセプトはグレー中心で、暖かみのあるベージュも配色。ネイルサロンに合わせたモダンオーガニックな雰囲気です。スマホ、PCともに、ファーストビューから表示されているクルクル回るスクロール誘導はこだわりポイント。ハンバーガーメニューも3本線ではなく、あえて「MENU」と入れた工夫も。ネイルは曲線デザインも多いため、画像の縁を曲線にし、ゆるゆるとした動きで、やわらかさを表現しています。

MENUページでは、テキストと合わせて、画像も配置し、利用者がイメージしやすい構成です。ギャラリーページでは、人の手の写真は生々しいイメージになるので、すべての写真にレタッチをすることで、キレイなイメージ写真の仕上がりになっています。

トレーナーからは、「全体的にお店のイメージを大事にしている。画像の縁が動くアニメーションなど小さいところの動きをこだわり、うまく実装できている。」と講評しました。