ワンコが芝生で思いっきり走り回れるプライベートキャンプ場をつくりたい。そんなクライアントの思いから、キャンプ場の存在や、基地にかける想いを知ってもらうためのホームページを制作しました。

手作り感、ポップ感で楽しさを伝えるデザインコンセプト。ファーストビューは、スライドで写真を多く使用し、かわいいペットたちとキャンプを楽しむ想像ができます。紙をちぎったようなデザインを画像フレームに使用し、手作り感も伝わります。

下層ページでは、画面横幅いっぱいにコンテンツを配置。画像・テキストの調整が大変とのことでしたが、レスポンシブ対応でしっかりと実装されています。動くイラストや、犬の足跡のアニメーションで目線を誘導する工夫もされており、かわいらしさも伝わります。

トレーナーからは、「横いっぱいにイメージを入れるなど、再現したいことがしっかりできている、かわいらしさが非常に伝わる」と講評しました。

Mさんが働くカーディーラーでは、会社の理念「Quality of Life」をもとに、感性を探求する本屋「とく選文庫」をショールーム内に開設。この本屋の世界観、価値観、コンセプトを共感してもらうため、ホームページ制作に取り組みました。

知的でクリーンなイメージを表現するため、配色はグレーを使用。扱いにくいグレー色の研究もされたMさんは、少し黄色を含んだ、陽の光が差し込むようなグレー色にたどりつきました。

ファーストビューは、あえて隙間を作って開放感のあるレイアウトに。洗練されたイメージが伝わります。本を連想させるための縦書きレイアウトは、インデントの調整、アニメーションもつけて、縦書きでも読みやすいように工夫がされています。

ファーストビューに合わせて、他の写真も色味を統一させる努力もされており、世界観が伝わるホームページです。

トレーナーからは「世界観が統一されて良いサイト。グレー色の使いこなしは、デザイナーとして１つレベルがあがる」と講評しました。

自分のご褒美として、大切な人への贈り物として、見た目も味も満足できる、そんなケーキ・焼き菓子を扱う洋菓子店「ユヌブリーズ」の仮想ホームページを制作しました。

ファーストビューでは、ケーキや焼き菓子の写真を大きく配置、複数の写真をスライドで表示していますが、種類が違っても統一感がある写真選びにこだわっています。ヘッダーナビゲーションは、ファーストビューを過ぎると背景色が変わり、見えやすさの工夫をしています。豊富な焼き菓子は、無限スライドでも表現。商品画像がたくさんある中、余白幅を自動計算する仕組みを取り入れ、キレイに実装できています。

フランス語でユヌブリーズは、そよ風という意味。ふわふわする工夫や、統一感のある装飾も背景に入れるなど、店名の通りの世界観が伝わるページです。

トレーナーからは「背景色の使い方、ケーキの配置の仕方など、細かいところまで気を配っている。やりたいことが明確で応用もできる」と講評しました。

インスタレーション（空間芸術）を得意とするVJ（ビデオジョッキー）の友人を持つOさんは、友人のポートフォリオサイトの制作に取り組みました。SNSの情報発信で、サイト更新は怠りがち、また、現在のサイトは仕事のジャンルがまとめられていない課題があり、作品を新しい順に紹介、また作品をジャンルごとに閲覧できるページを作りました。

友人の作品でも使われている、透明水彩のイメージを使用。柔らかい雰囲気で、オーガニックを意識し、水彩を引き立てるデザインです。

ファーストビューから実際に使用している動画を流し、ユーザーに友人の手掛ける作品の印象を与えます。ホバー、スライドインの動作も、水彩に合わせて、「ふわっ」と動く工夫を。作品紹介ページでは、課題となっていた作品のジャンル分けを「タブ」でカテゴリ化、画像をホバーすると作品名も表示させます。多彩な作品が整理されており、見たいジャンル・作品が見やすくなっています。

トレーナーからは「アーティストのサイト制作は難しい中、やりたい表現が色々とできている、お客さんの世界観に合わせたデザインができている」と講評しました。