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第37回卒業制作会を開催しました!

2022-02-12

第37期の卒業制作発表会を開催しました!

毎月、6カ月の学習期間を終えて卒業する受講生の皆さん。その多くは「Webデザイナー専攻」という未経験からWeb業界への就職・転職を目指すコースを受講します。受講終了を飾る集大成は、自身が制作したWebサイトをプレゼンする発表会!今回はことし6月、8月から受講された2名の皆さんがオリジナルな作品を発表して卒業を迎えられました。

小学生のための新聞サイトを教室にお届け

気軽に通える落ち着くカフェ風の歯医者さんをテーマにサイト制作 新聞社勤務のUさんは小学生向けの記事サイト担当者として、実運用を目指すサイ トの制作に取り組みました。小学校での学びに役立つものを目指し、新聞社コンテンツの良さを小学生に感じてもらいたいとの思いで企画書をまとめました。このサイトで出来る「新聞を読む」「新聞で調べる」「発表できる場」がわかりやすい設計になるよう工夫しました。背景には文科省のGIGAスクール構想で、多くの児童がタブレット端末を使う機会があることや、中国新聞デジタルに子ども向けページがないことなどがあります。広島県内の小学生と小学校教員をユーザーに設定、タブレットの横向きで最も見やすくなるようサイトを設計しました。新聞社のコーポレートカラーの水色を基調とし、コンテンツ写真など色味も考慮して色数は増やさず、見やすく探しやすい設計を心掛けています。スマホではあえてハンバーガーメニューは用いず、簡単なものにしています。ウェブサイト回遊経験の少ない子どもたちへ配慮しました。教室での利用を想定してこれからも使いやすいサイトに工夫を続けていくそうです。 担当トレーナーから「子供向けで設計や、イラストも含め見せ方もわかりやすく、ユーザーへの配慮を感じる。運用についても制作者でありクライアントとしての立場で悩み、工夫している。実運用での改修でもっといいサイトになると思うので楽しみ」と講評しました。

昭和レトロの居酒屋を伝えるサイトが完成

居酒屋「ちゃぶ家」で知人が働いていたことがきっかけで、卒業制作サイトのテーマに決めたYさん。昨年6月からWebデザイナー専攻で学び、さらにサイト運用に必要なWordPress講座でスキルを身に付け、卒業制作に実装して完成させました。昭和レトロな店構えや店内のコンセプトを全面に伝えるサイトを目指しました。若年層のアルコール離れに加え、2年前からの新型コロナウイルス感染で大きな打撃を受けた居酒屋へのエールも込められています。デザインコンセプトは昭和レトロなカラーと動きで表現、玉川温泉など参考サイトなども研究し工夫しました。サイトへは、センターに昭和のテレビを配置したローディングページからトップページに入ります。トップには店舗外観をメインに配置。昭和な感じを演出するため撮影した写真をアプリでアニメーション化し、レトロ効果を出す映写機風のノイズを入れました。ひと目でコンセプトを伝えています。スクロールではなくページ遷移で情報を切り替え、なるべく一画面に情報をまとめるデザインに挑戦しました。メニューではカテゴリーごとにカードにし、回転を付ける工夫が見られます。「昭和ギャラリーページ」「店舗情報」など分かりやすくすると同時に、写真を配置するなどお店の雰囲気を細部まで演出しました。トップページのお知らせやギャラリーページは、簡単に情報を追加、変更できるようCMSで管理できるよう設定しています。 担当トレーナーは「意欲的なサイトが出来た。古めかしいデザインやページ構成も難しい課題をクリアしている。スマートフォン版でもPCと見せ方を変えてわかりやすく表現している。レトロ感の演出で、サラリーマンだけでなく女性も利用しやすい雰囲気がサイトを通じて感じる。実際に運用されるのが楽しみ」と講評しました。

卒業生さんの作品は、スタジオにお越しいただくと実際のサイトをご覧いただけます!閲覧希望のかたはご連絡ください★

また、デジハリ広島では、毎月卒業制作発表会を開催しています。半年間でどれくらいスキルがつくか知りたい!と思われる方は、ぜひご参加くださいませ!オンラインでも参加いただけます。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいね♪

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