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第36回卒業制作会を開催しました!

2022-01-13

第36期の卒業制作発表会を開催しました!

毎月、半年間の学習期間を終えて卒業する受講生の皆さん。その多くは「Webデザイナー専攻」という未経験からWeb業界への就職・転職を目指すコースを受講します。
受講終了を飾る集大成は、自身が制作したWebサイトをプレゼンする発表会!
今回はことし7月から受講された4名の皆さんが完成度の高い作品を発表して卒業を迎えられました。

架空の歯科クリニックのウェブサイト制作

気軽に通える落ち着くカフェ風の歯医者さんをテーマにサイト制作 歯科業界の勤務経験を卒制サイトのきっかけに制作を決めたNさん。企画書ではマーケット分析からコンセプト、ターゲットを想定してデザインや情報設計を進めました。歯科医院が増加するなか、歯医者さんも専門性や設備など特色を打ち出す傾向にあります。歯科治療のイメージやネガティブな要素を払拭するため、コンセプトを「気軽に通える落ち着くカフェ風の歯医者さん」に設定しました。当初は高級路線の歯科をイメージしていましたが、思い切って変更しました。親しみやすいイメージカラーを採用しました。デザインはなかなか決まらずスケジュールも遅れ気味でしたが、コーディングでは十分に時間をかけて仕上げました。画面左端にメニューをまとめてアイコンで表現し、右端の診療案内もスクロールに応じて形が変わるように。スマホ版では左上にハンバーガーメニューと診療案内ボタンを配置しました。写真は3秒ごとに切り換え、医院の特徴や設備を紹介しています。担当トレーナーからは「企画書もわかりやすい。デザインもオリジナリティを感じるナビゲーションが良い。見た目の配色も統一感がある。スライダーの写真の形や、丸を並べて、それをつなぐラインで導線があったりと、手が込んでいる。コーディングのスキルも上達したのでは?」と講評。歯医者さんのサイトながら、カフェや雑貨店のサイトにも見えるオシャレなサイトが完成しました。仕事と両立してよく頑張ったNさん、これから就職活動も頑張ってください。

Root’n Design 自社サイト制作を立ち上げ

「これからの意気込みを伝える」人柄を感じさせる自社サイトを立ち上げ  地域やお客様に「根付く(roots)」ようなデザインやサービスの提供、お客様との「繋ぐ道(route)」、表しきれない数字「√」を社名に冠したTさん。誠実に訴える自社サイトを目指しました。企画段階で徹底したヒアリングをおこない、デザインやレイアウトにシンプルさを求めています。卒制段階ではトップ、サービス、コンタクトの3ページを制作しましたが、まだ全体の動きがまとまらない状態といいます。SNSアイコンのホバーアクションによる「押せる」感や、吹き出しのカラー、縦書き文字での下層誘導など工夫しています。縦書き文字とフォントの相性などやってみないとわからないこともたくさん学べました。コンタクトページではユーザー視点の使いやすさを考慮し、シンプル化。シンプルこそ難しいことがわかったといいます。担当トレーナーから「やりたいことが伝わるおしゃれなデザイン。企画書が凝り過ぎなくて、受け入れやすい。学習の成果が良く出ている。見えないところだが、コーディングも綺麗に書かれていてTさんの丁寧さを感じる」と評価しました。発表直前まで、何度も作り直してブラッシュアップを繰り返しました。これからもワードプレス化など手を加えて、フリーランスでの自社サイトを完成させていきます。

子供服 Mt.PECのサイト制作

築100年古民家のおしゃれな子供服店の魅力を発信  呉市神山の築100年の古民家「ポツンと一軒家」はアメリカで買い付けた子供服を販売するおしゃれなお店です。現在はインスタグラムを配信していますが、Kさんはブランディングとともに顧客をもっと増やすことを目的に、サイト制作に挑戦しました。デザインには納得のいくレベルに仕上がった反面、コーディングにかける時間が足りなかったと振り返りました。店内奥のイートインコーナーで飲めるクリームソーダと同色のメロンカラーをデザインコンセプトに。トップページはロゴを中心に自分で描いた花を散らして古民家の雰囲気を演出しました。お店の紹介などタイトルを手書きに、商品写真や顧客口コミでも手書きの絵を添えることで柔らかい印象に仕上げました。担当トレーナーから「アナログなイラストとグラフィックがマッチしている。文字色もゴシック文字で固い印象になるかと心配したが、グリーンに統一した配色で柔らかい雰囲気。オリジナリティのあるイラストも目を惹きつけられて、とても効果的」と講評しました。「グローバルメニューの工夫やおすすめ商品画像やサービス紹介など、これからのコンテンツが増えていくことも楽しみです。お店のサイトとして実際に使ってほしいと期待が膨らみます。

ザ・ハーシー・カンパニーの企業サイトを自主制作

現地スタッフからもらったチョコレートへの溢れる思いを伝えたい

「Hershey’s」(ザ・ハーシー・カンパニー)は米国ペンシルベニアで1894年創業のチョコレートをはじめとした菓子製造の老舗です。世界シェア5位を誇ります。Kさんはアメリカでの勤務時代に現地スタッフからもらったチョコがハーシーだったと振り返ります。当時の印象が鮮明で、もっとハーシーという会社を創業者のミルトン・ハーシーとともに知ってほしいとの思いから企業サイトの自主制作を決めました。企画内容を決めてからコンテンツを収集しましたが、ギリギリまでかかりました。チョコレートカラーをメインカラーにし、カッコいいチョコレートをイメージさせるトップページをはじめ、創業者の逸話、ハーシータウンの3ページ構成となりました。写真を効果的に配するため、文字の配置には苦労したそうです。タイトル下のあしらいや、目線誘導を促すアニメーションなど、読み続けることを飽きさせない工夫を散りばめました。担当トレーナーからは「デザイン講評会段階で、当初予定していた不動産店舗サイトから企画変更があった。好きなテーマを情熱をもって一気に追い上げて完成までたどり着いた。ハーシーのテーマも面白かった。単なるチョコレートのサイトではなく、制作コンセプトをしっかり裏付けるサイトになっている。ハーシー愛が感じられ、もっと掘り下げたものを見たくなる」と講評しました。Kさんの思いのこもった非営利非公式サイトに周囲の受講生も関心を傾けました。

卒業生さんの作品は、スタジオでご覧いただけます!閲覧希望のかたはご連絡ください★

また、デジハリ広島では、毎月卒業制作発表会を開催しています。半年間でどれくらいスキルがつくか知りたい!と思われる方は、ぜひご参加くださいませ!オンラインで参加いただけます。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいね♪

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