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第35回卒業制作会を開催しました!

2021-12-15

第35期の卒業制作発表会を開催しました!

毎月、半年間の学習期間を終えて卒業する受講生の皆さん。その多くは「Webデザイナー専攻」という未経験からWeb業界への就職・転職を目指すコースを受講します。
受講終了を飾る集大成は、自身が制作したWebサイトをプレゼンする発表会!
今回はことし6月から受講された4名の皆さんが完成度の高い作品を発表して卒業を迎えられました。

理容室を超えたサロン「shile(シャイル)」のブランドをアピール

高校時代の友人が開業した理容室をテーマに、卒業制作に取り組んだTさん。お客さまの人生が輝き(=shine)、笑顔溢れる(=smile)生活を営んでほしいとの願いから「shile」のネーミングを掲げました。ブランドの向上、潜在的顧客へのアピールを目標に、業界分析、自社分析、Webサイトの目標、デザインコンセプト、カラーコンセプトなどしっかりと企画書をまとめました。トップページのコピー「髪も、カラダも、美しく。」には、理容室なのに「カラダ」とあることに違和感を持ってもらうことを狙いました。店舗の基礎情報、お店をカジュアルに知ってもらうインスタグラム、LINE予約のページ、さらにメニューページや商品紹介、プロダクトページへのリンクなどこれまでの理容室のサービスを越えたメニューとコンセプトをパララックス(視差効果)をうまく用いて紹介しました。担当トレーナーは「情報設計がうまくいっている。下層ページもじっくり見てもらえるよう仕上がった。」「重要なポイントであるサイトの技術仕様も掲載。」「伝わりやすい、ワンキャッチ&ワンビジュアル」と講評しました。

中国新聞リーダーズ倶楽部サイトリニューアル案を制作

中国新聞グループ会社の編集部門で新聞企画にも関わるNさん。15年続く「中国新聞リーダーズ倶楽部」サイト構築に取り組みました。同企画は県内の有力企業や団体、教育機関が加盟し、年始のトップインタビューをはじめ企業の最新情報が主なコンテンツです。既存のウェブ展開は紙面を掲載した仕様で、サイトリニューアルを機にデザインの改良、情報検索を容易に、随時更新して発信できるサイトを目指します。サイト構築には他エリアでの同種企画サイトも参照。トップの顔写真が会社名と結びついていないことに着目し、顔写真下に社名、社長名を入れて分かりやすさを補完。トップ画像は「広島らしさ」を演出するため宮島、広島駅、福山駅の空撮画像を用いました。正式採用のためのコンペを控えたサイトリニューアル。今年度の内容をもとに125加盟社のロゴや顔写真データを取り込むなど煩雑な作業に苦労しました。ロゴマークの採用はコンテンツデザインで工夫したポイントです。担当トレーナーからは「大量の情報をきっちり入れ込んだ。ワードプレス化にもしっかり取り組んでほしい作品」「検索機能、ロゴなど視覚的にもわかりやすく、ウェブサイトの特性を引き出している」「改行位置なども調整し、記載される企業に最大限配慮している」と講評しました。

サイトを作りこんだ後でコンテンツを入れ込むと作業も軽減できるのでは?とアドバイスもありました。

誰もが知っている?広島のおむすびやさんのWebサイトを大胆にリニューアル

卒業制作に、広島市では知名度抜群の「おむすび屋さん」のリニューアルをテーマに取り組んだSさん。古くなったデザイン、スマホ未対応、店舗情報や「強み」が伝えられていないコンテンツなど現在のサイトの課題を分析しました。コロナ禍で外食産業が落ち込むなか、むすびやお弁当のお持ち帰りが出来る強みを背景に「お店に来てもらう」ことを最終目的に掲げました。インターネット黎明期のウェブサイト、古いデザイン・レイアウトで知られる「脱・阿部寛のホームページ」を企画書の冒頭に掲げました。おにぎりの仁多屋、うどんのちからなど競合を分析し、お好み焼きのみっちゃんのサイトを参考にしました。デザインコンセプトは「わかりやすさ」。ターゲット層をファミリー層に想定し、むさしの強みが発信できるサイトが完成しました。Sさんは、これ以外にも広島市出身のミュージシャン、上綱克彦さんのホームページにも挑戦。むさしとはがらっと雰囲気を変えたオシャレなサイトを発表しました。担当トレーナーからは「これまで頑なにデザインを変えなかったむさしに対して、外部からの目線で、わかりやすく表現出来ている。」「企画書も作りこまれていて説得力がある」「トップページの笹のデザインがモチーフになってアクセントになっている」など講評しました。だれもが知る「お弁当やさん」に注目度も高く、「メニューページに人気ナンバーワンメニューも載せたら?」と突っ込みも入りました。

地域の人気パンをもっと知って!アイデアを凝らしたサイトが完成。

 広島市安芸区にある人気のパン屋さん。毎日お昼過ぎには完売するほどの人気です。ウェブサイトがないこと着目し、もっと多くの人にお店のことを知ってほしい思いからサイト制作に取り組みました。20歳代から40歳代の主婦をメインターゲットに、商品やこだわり、新着情報を盛り込みました。しっかり競合を分析し、内部分析で強みを整理しました。ベージュ白を基調にトレンド感があり、見ていて飽きの来ないサイトを目指しました。トップページのメインビジュアルに商品づくりや店内の模様を映した動画でインパクトを持たせました。おすすめ商品をスライダーでラインアップ。写真やタイトルに細かな動きを持たせることで目線を確保。発表前ギリギリまで、アイデアを絞り出してトレーナーに相談。工夫に富んだサイトが完成しました。まだまだ伸びしろを感じるSさん。今回は実店舗の架空案件ですが、今後に期待したいです。担当トレーナーからは「初心者からよく頑張って完成させた。動画、余白感、動きなど細かな工夫を凝らしている。いま自分がやりたいことがどんどん出来るようになってきて、ウェブデザインが面白くなってきたのではないか。これからも頑張ってほしい」「センスの良さだけでなく、計算されたデザインのようにも感じる。もっとよくするには?が良く考えられていて努力を惜しまない姿勢がいい」と卒業生にエールを贈りました。

卒業生さんの作品は、スタジオでご覧いただけます!閲覧希望のかたはご連絡ください★

また、デジハリ広島では、毎月卒業制作発表会を開催しています。半年間でどれくらいスキルがつくか知りたい!と思われる方は、ぜひご参加くださいませ!オンラインで参加いただけます。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいね♪

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