こんにちは。デジタルハリウッドSTUDIO福島スタッフです。

７月の開校に向けて、６月１０日（土）にオープニングイベント『ひとづくり・まちづくり×デザインで描く 福島の未来』を開催しましたので、その様子をお届けいたします！

第1部！！【現役クリエイターの久保田涼子さんをお迎えして】

６月１０日（土）にオープニングイベント『ひとづくり・まちづくり×デザインで描く 福島の未来』を開催しました！

初めてのイベントで人が集まるだろうか…とスタッフ一同緊張していましたが、豪華な登壇者のみなさまのおかげもあり、当日はたくさんの参加者にお集りいただけました。

第１部では、フリーランスのWeｂクリエイターであり、デジタルハリウッドSTUDIOの講師でもある久保田涼子さんに、Webデザイナーとは何ぞや？というところから講演をしていただきました。

ここでは久保田さんから「デザインの役割は見た目の美しさだけではない」「そもそも課題を解決するための表現であること」など、Ｗｅｂを含むすべてのデザインについての根本的な考え方や、学びの先にあるお仕事の獲得の仕方、日々移り変わるトレンドのリサーチ方法など目から鱗が落ちる実践的なお話をたくさんお聞きすることができました！これには熱心にメモを取る参加者の姿も多く見られました。

「未経験からＷｅｂデザイナーになれるか不安がある」という質問をよくされるそうで、久保田さんは「制作経験・実績は、ぜひデジハリで作ってください！」と別の拠点での実例をいくつも交えながら笑顔でおっしゃっていたのが印象的でした。

第２部！！「デジタルの力で福島は今後どう変わるのか」

第２部では久保田さんと福島市職員の佐藤尚子さん、IT企業のINCLUSIVE株式会社代表取締役社長藤田誠さん、STUDIO福島の運営会社テレビユー福島社長仲尾雅至さんの４名で「デジタルの力で福島は今後どう変わるのか」についてトークセッションが行われました。

佐藤さんは市内外のデジタル人材と福島市内の企業をつなぐ登録制のマッチングサービス『デジタル人材バンク』の登録者数をもっと増やしたいということや、福島市ではデジタル都市宣言をしていて市内の街の活性化にデジタルの力を必要としていることなどを説明されました。

一例では、福島市の老舗写真店が新型コロナの影響でイベントが減ったことにより売り上げが減少。対策としてホームページのリニューアルを希望されていて、福島市のデジタル人材バンクを利用し、その結果利用客が増えたエピソードなどをお話しくださいました。

普段から地域におけるDXや発信力の強化・共創を推進されている藤田さんからは、東京の仕事の担い手がまだまだ足りておらず、地方から東京の仕事をするリモート勤務の人も多く、今後も増えていくだろうとWebデザインやWeb動画編集業務が出来るクリエイターの必要性を教えていただきました。

また、仲尾さんはデジタル産業とは対極にいるように思われがちなテレビ局でも、今やSNS運用だけでなく、HPの制作も含めたブランディングを構築できる新しい人材が必要になってきていることなど、デジタル人材の需要の増加について話されました。

今回のイベントでは、お話のなかで“クリエイターが仕事をしていくうえで大事なのは横のつながり”というワードが何度も出てきたことがとても印象的でした。

もしこの記事で、Web・動画クリエイターに興味を持ってくださった方はぜひ説明会にお越しください！

デジタルハリウッドSTUDIO福島でどんどん横のつながりを増やして、仲間と一緒に未経験からプロのクリエイターを目指しませんか？ ここまでお読みいただきありがとうございました。これからSTUDIO福島をよろしくお願いいたします！