1月も中旬になりましたが、「評価の声」ブログをご覧の皆さま!新年あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
今回の学内イベントレポートでは、デジタルハリウッドSTUDIO福岡、新年最初の教室開放日に行いました『新年☆書初め会』の模様をお届けいたします。
参加者全員の個性的な『夢』をご覧ください!
「書初め」とは、1月2日に行うのが習わしで、この日に字を書くと書道が上達すると言い伝えられています。
今回は1月5日の開催となりましたが、Webやグラフィック制作が上達できるようにと思いを込めて、当校のカラーの講師を交えて、受講生の皆さんとスタッフも一緒に書初めに臨みました!
ですが、ただ書くだけでは面白くない!ということで、そこはデジハリらしく少し変わったアプローチを行いました。
以前、STUDIO福岡で行った デザイン書道家の平松聖悟先生による
「デザイン墨道ワークショップ」
からヒントをいただいて、STUDIO福岡校長 高橋の進行でスタート!
通常は半紙を縦方向に置いて書き始めますが、まず横方向に半紙を置き、中心よりやや左に寄せて「目」の文字を書きます。次に、その右側に逆向きの「コ」の文字という具合で書く文字を伝えずに、漢字の一つ一つのパーツを個別に半紙の上に描いていきます。
そうして出来上がったのは、それぞれに味のある個性的な『夢』でした!
その後に書き上げたのは、4名1組となって筆順も考えず、どこの一画をどのように書くのかを個人の発想に任せて、1枚の半紙に順番で1人一画ずつ筆を入れた合作の『夢』…。
こちらは、何とか読めそうなものと、そうでないものが出来に。笑
それぞれに書いた一筆を説明聞きながら「そこかよ~!」「絶対そう見えないwww」と賑やかなデジハリ福岡の初笑いになりました!
正面から向き合うことで、色んなモノが見えてくる。
後半は、参加者全員で一画ずつの合作ワークショップを行ったり、個人の抱負や好きな文字を書いては全員でそれ見せあったりして、とても楽しい新年の幕開けになりました。
参加した受講生の皆さんは、普段使うことがほとんどない筆と硯に触れて感性が刺激されたのか、楽しそうな顔でどんどん思いついた文字を書いていました。
墨の加減で変化する濃淡や筆の微妙な運びの違いで生まれるかすれ。通常使用しているグラフィックソフトでは表現できないリアルな感触とビジュアルにお互いの感想を述べあったりして、沢山の気づきが得られたようでした。
Webサイトの制作でも、例えばクライアントから「筆で書いた文字で表現して欲しい。」という要望があった時に、ただ筆ブラシで描いて表現するよりも、本物を観察した経験を基に表現するのでは、本物に触れているという点で現実味に大きな違いが生じます。皆さんも、想像の話を聞くよりも、実体験を聞いた方がリアルな描写が想像できたという体験がないでしょうか?
参加した受講生の皆さんには、そんな観察する目を養う機会になったと思います。
これから、それぞれの『夢』に向かって楽しみながら歩いていってほしいと思います。
スタッフ井上