デジタルハリウッドSTUDIO福岡 受講生の声

【卒業生インタビューvol.05】見えないモノを形にする!デザインは可能性に満ちた楽しい仕事

2017-11-29

デザインスタジオ カシカの屋号でフリーランスのアートディレクター/デザイナー、デジタルハリウッドSTUDIO福岡のトレーナーとして活躍している Webデザイナー専攻 の卒業生 伊藤 拓胤(いとう たくみ)さん にデザイナーの仕事についてお聞きしました。

デザインで「可視化」して広がる世界

人はコミュニケーションを行うときに言葉や記憶、感覚など目に見えないモノを文字や絵にして伝えます。

私たちデザイナーはそれらの情報を整理し、よりわかりやすく正確に伝えるために、時には1枚の紙の上に様々な質感や空間を表現したり、時にはWebの画面上でユーザーに実際に触れてもらったりすることで、適切なコミュニケーションを図れるようにしています。

私は、このように表現の方法ひとつで様々なコミュニケーションのあり方を形作れるところに、デザインの大きな可能性を感じています。

また、デザインは日常生活の至る所に存在しているので、多くのクライアントさんとの出会いで様々な業界のことを知ることができるのも醍醐味のひとつだと思っています。

もちろん仕事なので、制作したモノで生じたコミュニケーションからユーザーが動いてくれないといけない「成果」が求められる厳しさもあります。ですが、自分の制作物によって人や企業、あらゆるモノが結びつき、また自分自身の世界の広がりにもつながっていくことが単純に楽しいという点が、私のデザイナーとしての原動力になっています。

仕事の「厳しさ」と「やりがい」

デザインスタジオ カシカでフリーランスとして活動し始めて、ちょうど1年半になります。
今は頂ける案件も安定してきていますが、フリーランスで仕事を始めた時はクライアントさんからの一方的な要求や、理不尽だとも思える対応をされることもありました。
ですが、この時は怒りよりも「何がいけなかったんだろう?」と反省しました。
この経験のおかげで、仕事の進め方などを考えられるようになったので、きちんと糧にできていますよ。それに、厳しいけど仕事の楽しさは変わらないし、やりがいも多いので。

一番の「やりがい」は、クライアントさんの喜んだ顔を見た時に感じます!
例えば、ロゴ制作の仕事では、クライアントさんとじっくり向合って話し、答えが限定的にならないように出来るだけ多くのことを聞くように心がけました。そうやって頭の中のモヤモヤを紐解いて、形ができた時のクライアントさんの喜んでくれた顔は見ていてとても嬉しかったですね。

今はデジタルハリウッドSTUDIO福岡でトレーナーもやっていますが、受講生さんの力になれた時も同じくらい嬉しいです!
もはや、人に喜んでもらうことが私の「生きがい」かもしれません。(笑)

これからWebデザイナーを目指す方へのアドバイス

スキルを身につけたり、知識を入れたりということよりも、まずは徹底的に楽しんでほしいと思います。

勉強でも仕事でも「やらされてる」と楽しくないので、先の自分がやりたい事を見据えて考えたりして「自分事」にすると、目の前のきつい事も目標の為のステップになります。

あと、デジタルハリウッドの受講生の皆さんでしたら、Webデザイナーになるという同じ志を持った人達が周りにいるので、積極的に交流して仲間になってみてください。
デザインする上でも、色んな人のモノの見え方や考え方を知ることが役立ちますし、一人よりも大勢の方が楽しく学習できるのでお勧めです。

もちろん、私もトレーナーとして皆さんの力になりますので、いつでもお声掛けください。

デザインスタジオ カシカ
伊藤さんの実績を始め、受講生の為に制作してくれた「卒業制作講評会」のポスターも紹介されています。

スタッフ井上

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