デジタルハリウッドSTUDIO出島のカリキュラムでは、最後の課題として「卒業制作」があります。 テーマ選定から受講生ご自身で取り組んでいただきます。
「自分の好きなことをテーマにしていいの?」
「それとも、就職に有利そうな実用的なものにすべき?」
そんな迷いが生じる方もいらっしゃるかと思います。
今回は、卒業制作を単なる「スクールの課題」で終わらせず、卒業後の「転職」や「初案件の獲得」につなげるための、戦略的なテーマ選びについてお話しします。
卒業制作は、「最初の仕事」
卒業制作は、最初のお仕事依頼を呼び込むための、ポートフォリオになります。
採用担当者がポートフォリオを開いたときに見るのは、「ツールを使いこなせているか」だけではありません。 「この人は、デザインの力で誰の、どんな悩みを解決しようとしたのか?」
テーマ選びに明確な意図があれば、それはプロとしての信頼感につながります。
「実在する相手」を想定する
転職や案件獲得を狙うなら、実在するクライアントを想定したテーマがおすすめです。
架空のサイトであれば、自分の好きな色・好きなフォントを自由に配置でき、楽しんで制作できるかもしれません。でも、実務ではそうではありません。「予算はこれだけ」「ターゲットは年配の方が多い」「実はこのメニューを一番売りたい」——そういった制約が、必ず存在します。
卒業制作で、あえてその「制約」に挑戦してみてください。
- 「実家の家業のサイトをリニューアルする」
- 「お世話になっている地元のショップのLPを作る」
実在する相手がいれば、自ずとヒアリングが必要になります。相手の悩みに耳を傾け、それをどう解決するか真剣に考える。その過程で生まれたデザインには、架空のサイトでは生まれない「説得力」が宿ります。
「なりたい自分」から逆算する
もし特定の業界(例えばコスメ業界、不動産業界、ITスタートアップなど)への転職を目指しているなら「自分がその会社のデザイナーだったら、どんな提案をするだろう?」そんな逆算の視点を持ってテーマを決めてみてください。
- 美容業界を目指すなら、最新トレンドを反映したスキンケアブランドの特設サイト
- IT業界なら、UIの使い勝手を追求したサービス紹介ページ
ターゲットを絞り、その業界に刺さるデザインができれば、採用担当者の目に即戦力として映ります。
まとめ
卒業制作のテーマ選定に正解はありません。
ただ「なぜこのテーマにしたのか」意図を持って選定することが、卒業制作を「作品」から「仕事につながる武器」へと変えてくれます。
卒業制作のテーマ選定に悩んだときは、スタジオのトレーナーもいつでも相談に乗りますので、声をかけてくださいね。
ライター/Webデザイナー専攻トレーナー 御舟
デジタルハリウッドSTUDIO出島では受講生を募集しております。
在学中から卒業制作のテーマを想像しながら学習を進め、卒業までしっかりサポートいたします。
入学ご検討の方は個別カウンセリング形式で説明会を開催しておりますので、公式ホームページから予約してご来校ください。
↓スクール説明会(無料)のお申し込みはこちらから↓