「今はSNSがあるし、Webサイトって本当に必要なの?」
デジタルハリウッドでWebデザインを学ぼうと検討している方の中には、そう感じている方も多いのではないでしょうか。
たしかに、InstagramやXなどのSNSを使えば、個人でも手軽に情報発信ができる時代です。
拡散力も高く、短期間で多くの人に情報を届けることも可能になりました。
では、Webサイト制作を学ぶ必要はもうないのでしょうか?
結論からお伝えすると、SNSとWebサイトは役割がまったく異なるため、どちらも重要な存在です。
SNSとWebサイトの役割の違い
SNSは「拡散」に強いメディアです。
投稿が広がることで、多くの人に“知ってもらう”きっかけをつくることができます。
一方で、Webサイトは「信頼をつくる」ためのメディアです。
サービス内容や料金、実績、プロフィールなどの情報を整理して掲載できるため、訪れた人に安心感を与え、「この人・この会社にお願いしても大丈夫そう」と思ってもらう役割を担います。
この違いをシンプルにまとめると、次の通りです。
SNS:情報が流れていく(短期的な拡散に強い)
Webサイト:情報が蓄積される(中長期的な信頼構築に強い)
つまり、SNSだけでは“興味”までしか生まれにくく、“信頼して行動してもらう”ためには、Webサイトが重要になるのです。
Webサイトが意思決定に与える影響
例えば、ちょっとした情報収集や軽い買い物であれば、SNSの情報だけで判断することもあるかもしれません。
一方で、住宅や大型家電のような大きい買い物、病院や薬など生活に大きく関わるものを選ぶときはどうでしょうか。
多くの方が、公式サイトを確認し、会社情報や実績、詳細なサービス内容までしっかりチェックしたうえで判断しているはずです。
ここまでで、「Webサイトの必要性」はなんとなくイメージできたかもしれません。
ただし、ここでひとつ重要なポイントがあります。
それは、“Webサイトを作れること”と“成果につながるWebサイトを作れること”は別物だということです。
成果につながるWebサイトに必要な視点
これまでの卒業生の中には、「SNSしか持っていない事業者」のWebサイトを卒業制作で作った方もいます。
その方も最初は、「サイトがないから、とりあえず作らせてもらおう」と考えていました。
ですが制作に入る前に、まず一緒に「本当にWebサイトは必要なのか?」というところから整理しました。
すると、SNSでは日々の発信はできている一方で、具体的なサービス内容や料金、実績、お問合せ先といった情報が十分に伝わっておらず、興味を持った人が次の行動に進みにくい状態だという課題が見えてきました。
そこで、SNSは“知ってもらうための入り口”、Webサイトは“信頼してもらうための受け皿”として役割を分けて設計しました。
結果として、必要な情報がきちんと整理され、より広い内容を具体的に伝えられるようになり、「誰に・何を伝えるか」を明確にしたサイトへと仕上がりました。
結びの一言
SNSが主流になった今だからこそ、Webサイトの役割はより重要になっています。
そして、その価値を理解して使いこなせる人材は、これからますます求められていきます。
実際の制作現場では、
・誰に向けたサイトなのか
・どんな情報を優先して見せるべきか
・SNSとどう組み合わせて導線を作るか
といった「設計」がとても重要になります。
見た目を整えるだけではなく、“目的に合わせて情報を設計する力”が求められます。
そして、この力は独学だとつまずきやすいポイントでもあります。
「なんとなく作れるようになったけど、これでいいのか分からない」
「結局、仕事につながるレベルってどこ?」
「SNS運営もできなきゃダメなの?」
私自身、初心者の頃にはこうした不安を感じていました。
だからこそ、これからWebデザインを学ぶ方には、実務を見据えた環境で学ぶことをおすすめします。
ライター / Webデザイナー専攻トレーナー 原田
デジタルハリウッドSTUDIO出島では受講生を募集しております。
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