こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO千葉主婦ママクラス卒のyukikoです。
突然ですが、皆さんは配偶者の転勤が決まったら自分の仕事はどうしますか?
実を申しますと私も転勤妻。
働くことに生きがいを感じていたものの、当時は夫婦は一緒にいるべきとの思いから会社を辞めてついていきました。あれから時が流れ・・・慌ただしく子育てをしつつも、いまだ辞令に怯え、社会に出ていない不安や焦り、秀でた資格やスキルがない私って一体なんだろう?と自問自答することが多くなりました。
社会に貢献したい!仕事がしたい!けれど、転勤になったらどうしよう。子供は転校?家族の生活は?・・・
これまで流れに身を任せてきたけれど、自分軸の生活がしたい!
まずは自分が好きなことでスキルを身に付けるべく、デジハリに入学しました。
ここではロールモデルとなる人との出会いが多く、学習内容以上に、多様な生き方についても学んでいます。
そんな私にぴったりのトークイベントが開催されたので、参加して学んだことを皆さんにも共有させていただきます。
イベント概要
今回は『新しい場所で新たなキャリア 〜転勤ライフにおける女性のキャリアの未来〜』と題し「転勤」をキーワードに、女性の生き方・働き方を考えました。
ゲストには、転勤族の妻のためのキャリアコミュニティkinocomを主催する、ライフキャリアコーチの山口由香子さん(ベトナム駐在に帯同中)をお招きし、オンラインで海外と日本各地を繋いだトークセッションを展開しました。
登壇者紹介
山口 由香子(きのこ)※オンラインにてベトナムより登壇
転勤族の妻のためのキャリアコミュニティkinocom代表兼ライフキャリアコーチ。
転勤族の夫との結婚と出産を機に総合人材サービス会社を退職。
その後、フリーランスとして働く中でコーチングを受けたことを機にコーチングを学びコーチに転身。
また、自身の経験をもとに転勤族の方の孤独感を解消できる居場所を作りたいと2年前にオンラインコミュニティkinocomを設立。
コーチングやコミュニティ運営を通じて、主にキャリアの方向性に悩む方々の理想の人生を叶えるサポートをしている。
ベトナム駐在帯同中の2児の母。
三橋 由美(みつはし ゆみ)※STUDIO宇都宮会場にて出張登壇
デジタルハリウッドSTUDIO千葉トレーナー
デジタルハリウッドSTUDIO全国版主婦・ママクラス 10月生担任
航空会社CA・Webデザイナー
大学卒業後、新卒で欧州系航空会社に入社。
第二子育休中にデジタルハリウッド STUDIOで未経験からWebデザインを学ぶ。卒業と同時にコロナ禍に見舞われ航空業界に復職できず、腹を括ってフリーランスとしてWebの世界に飛び込む。現在は空の仕事にも復帰を果たし、世界を飛び回りながらパラレルワーカーとして自由な働き方を実現している。
デジハリが大好きな8歳&4歳姉妹の母。
小田 未紗(おだ みさ)※STUDIO松山会場にて登壇
デジタルハリウッドSTUDIO全国版主婦・ママクラス 運営・サポーター
Webデザイナー/オンライン秘書
大学卒業後、地元メーカーにて企画や資料管理のディレクション業務に従事。
ワンオペ育児の中で時間や場所にとらわれない働き方に憧れ、デジタルハリウッドSTUDIO松山へ第一期生として入学。
現在、フリーランスママとして、Webデザインやブランディング、企業のクリエイティブサポート業務等で活動中。
ファシリテーター
清水 麻奈美(しみず まなみ)※STUDIO千葉にて登壇
デジタルハリウッドSTUDIO千葉コミュニティディレクター
デジタルハリウッドSTUDIO全国版主婦・ママクラス 運営
Webデザイナー・パーソナルコーチ
専門学校卒業後、ANAグループに入社。成田空港でのグランドスタッフや管理部門、法人営業を経験後、第一子育休中にデジタルハリウッドSTUDIO Webデザイナー専攻主婦ママクラス卒業。
デザインの学びをきっかけに「想いの言語化」を探究するため、第二子妊娠中にコーチングスクールに入学・修了。
現在は独立し、デジタルハリウッドSTUDIO運営やデザイン制作、コーチングを通じて「自分らしい生き方」を望む人々を支援している。環境変化を柔軟に受け入れ、人生をより豊かに楽しむ生き方を目指す二児(4歳2歳姉妹)の母。
いつ辞令が言い渡されるかドキドキしているのはみなさん同じ。
ただ、その時をじっと待っているか、スキルを身に付けて準備をしておくかでは大違い!
登壇者のみなさんは、悩みながらも転勤をチャンスと捉えて前向きに行動をしていたのです。
前向きな行動とは?転勤をチャンスに変える秘訣
1)自分のポータブルスキルを知る
みなさんは「自分のポータブルスキル(※)」に気付いていますか?
※ポータブルスキル
職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキルのこと
前職(事務・営業・販売など)のスキルや資格は十分なポータブルスキルです。
また、その社会経験によって得たコミュニケーションスキルは、どの職種でも活かせるものです。
意外にも自分の無意識の行いが、他の人からみたら重宝されるスキルだったりもします。
まずは自分のポータブルスキルを知り、強みをどんどん活かしていきたいですね。
実際、登壇者のみなさんは、さまざまなスキルを掛け合わせて活躍されています。
- コミュニティ運営×ライフキャリアコーチ(山口由香子さん)
- 航空会社客室乗務員×webデザイナー×講師(三橋由美さん)
- webデザイナー×コミュニティ運営×オンライン秘書(小田未紗さん)
- コミュニティ運営×webデザイナー×パーソナルコーチ(清水麻奈美さん)
なによりみなさん、第一に「母」なんです。母は、ある意味パラレルワーカーですよね。ひとつでなくていい。「こんなことでスキルになるのかな?」なんて思わなくていい。
全て掛け合わせでスキルを広げていきましょう!
2)思い立ったら即行動!時には自分と向き合う作業も
興味のあることを学んだり、転職活動をしたり、コミュニティに参加をしたり・・・
情報や出会いをきっかけに、やってみたいなと思ったらとにかく色々やってみることが大事です。
- 興味を持ったこと、やってみたいことはこれまでの職種に関係なく、まずやってみる(行動する)
- 悩んだ時は自分と向き合い、時には誰かに相談して客観的に自分を見る(自分と向き合う)
これらの「行動する」→「自分と向き合う」を繰り返すことで、キャリアは築かれていくのです。
行動をし、スキルを身に付けることでの3つの変化
1)悩みの質が変わる
悩むことも多いけれど、転勤があるからこそ背中を押され、一歩を踏み出せる面もあります。
「仕事を続けるか、辞めてついていくか」の2択しか自分には選択肢がないと思い悩むことも、思い切って行動し、スキルを身につけることで「諦める悩み」ではなく「自分が前に進むための悩み」になります。
悩みの質が前向きなものへと変わるのです。
「こんなつまらないことで悩んでいる自分」を払拭できるだけでも、自分を大事にできますね。
2)自分の居心地のいい環境を意識できる
会社に属すると組織に守られているという安心感があります。
ですが、フリーランスは個人で責任を負うため、重圧に耐えられるか不安が伴います。
そんなとき、コミュニティに入り、ひとりぼっちではない感覚に身を置いていれば、同じ境遇の人に助けてもらうことができます。(デジハリはとても心強いコミュニティですね!)
チャレンジもひとりだと不安が大きく成長しづらい部分もあるので、自分が安心してチャレンジできる環境に身を置くこと(=人との繋がり)はとても大事です。
3)自分の道を自分で選択できる、広がる
スキルがあると、生活の変化に柔軟に対応できるような「いつ転勤になっても怖くない状態」を自分で作れるようになります。そして、場所にとらわれずに仕事をすることが実現できます。
「赴任先に帯同するもしないも自分で決断する。自分で決めたから後悔はない」
乗り越えてきたからこそ言い切れる登壇者のみなさん。
転勤になった時の選択はみなさんそれぞれ違いますが、共通しているのが「後悔していないこと」。
そして「自分の選択に満足できていること」です。
自分でいつまでも「転勤族の夫の妻だ」というラベリングを貼っているままだと、ずっと我慢しなければいけない、犠牲を伴ってやっているとなりがちです。
自分の好きなことをできる環境を自分で作れたからこそ、満足できるのですね。
みなさんの一歩を応援するメッセージ
山口由香子さん
「もしやりたいことがあって、悩んでいることのやるか・やらないかを決める判断軸が「お金」や「時間」であるならば、やった方がいいです。自分の身になることには躊躇せず投資をすべきだし、そういう判断軸を持つことは大事です。」
小田未紗さん
「今日の自分が一番若い」
何をするにも今日が一番若い。今日始めたら死ぬまでに一番長く続けることができる。やらぬ後悔より、やる後悔。悩むんだったらまずやってみる、一歩踏み出すことが大事です。
三橋由美さん
「絶対に仕事はやめない方がいい」=人生で働き続けること、やりたいことがあった方がいい。
今日より若い日はない。やりたいことはやりたいと思った時にやるのが一番!
もし過渡期にいる人は、方向性を変えてでもいいので、生涯やりたいなと思うことを続けていくのがいいと思います。
清水麻奈美さん
「不安なときは、その分、期待が大きいから不安に思う。なので、どうしようかな?やろうかな?と思っている人は、不安の裏に自分のどんな期待や感情があるのか、ぜひ見つめていってもらえればと思います」
今回トークイベントに参加して・・・
一歩踏み出したことで、キャリアが変わったり、道が開けたり、人と繋がったりしてきた登壇者の皆さんの生き方を知っただけでも、勇気が出たのではないでしょうか?
ポータブルスキルを身につけ掛け合わせながら、家庭を守るために自分の環境を作れるところが、女性であり母の強さであると感じました。
その母の頑張りは、きっと子ども達にも伝わっているはず。
みなさん、前向きに今を楽しんでいるイキイキとした表情が印象的でした。
デジハリにはこのような刺激的な出会いや学びが多いです。
私もこのコミュニティ感謝し、学びをスキルにすべく頑張りたいと思います。
同じ境遇の人は多いのでは??みなさん、一緒に頑張りましょう〜!
ライター紹介
この記事を書いてくれた受講生ライターをご紹介!
yukiko
所属:STUDIO千葉
専攻:Webデザイナー専攻主婦ママクラス、WordPress講座
趣味:radikoやPotcastを聴くこと、ガーデニング、日々面白いこと探し
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