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【卒業生レポート】「仕事と暮らしの両立フェスタ」への挑戦イベントレポート

2024-05-26

みなさん、こんにちは!
デジタルハリウッドSTUDIO松山卒業生のゆっこです。

愛媛で開催された「仕事と暮らしの両立フェスタ」で使用するスタンプラリー台紙と、当日の様子をまとめた動画を制作しました。私が悪戦苦闘した様子をお伝えします。

仕事と暮らしの両立フェスタとは?

仕事と暮らしの両立の工夫やヒントが学べるイベントで、NPO法人ワークライフ・コラボとNPOピアリンクinえひめの共催で2024年1月8日(祝)に開催されました。


「ハタラク×暮らす×多様性」をテーマに、企業、地域団体、起業家の方々による20のブースが並びました。


ブースを回るスタンプラリーやマジックショーなどがあり、多くの来場者で賑わいました。

「台紙作りに挑戦します!」と言ってはみたものの・・・・

私が会員になっているNPOからの依頼だったため、声をかけていただき、クライアントワークにチャレンジすることにしました。

 「やってみたいです!」と言ったものの、担当者と打ち合わせをしたところ、納期は2週間後だと言われて、一気に不安になる私。実は、まだ、Illustratorの基本的な使い方もあやふやな状態だったのです。また、各ブースの配置がなかなか決まらないなど、未確定要素が多いまま、作成を開始することになったため、超初心者の私には、ハードルが高い案件でした。


スタッフ・トレーナーさんに、最初からフォローしてもらう形で作成を始めたおかげで、大まかな配置などは、苦労せずにできましたが、細かな配置やデザイン、配色にとても苦戦しました。とりあえず、形にしてスタッフの方に見てもらおうと頑張りましたが、自分でも、納得できる仕上がりには、なりませんでした。育休中の私は、子どもが寝てからか、週1回の一時預かり中しか、集中して作業できません。子どもと寝落ちしてしまう日々。時間が足りなく焦る日々。締め切り直前は「一人ブラック企業」の状態で、思考も停止、アイデアも出ない状態に陥って、もう投げ出したい気持ちでした。

そして、とりあえずの状態で、トレーナーさんに見てもらうと、次から次にアイデアが出るわ、出るわ。だんだんとプロの仕上がりに近づいていきました。現役のデザイナーは違うなと感じたと同時に、本当に助けてもらったなという思いです。

途中で、挫折しかけたスタンプラリーの台紙作りですが、スタッフの皆さんのご協力により、何とか完成できました。

フェスタ当日に、完成した台紙を見た時には、安堵と感動が入り混じった気持ちになりました。

フェスタ当日の後悔

フェスタの当日は、多くの来場者で賑わいました。エミフルでの開催ということもあり、子ども連れの方が多かった印象です。私が作成した、「スタンプラリー台紙」を持って、たくさんの方がブースを回ってくれているのを見て、嬉しくなりました。

しかし、私は、とても後悔していることがあります。それは、各ブースをゆっくりと回らなかったことです。私は、フェスタのボランティアスタッフでもあったため、チラシ配りや人の呼び込みなど、与えられた仕事を一生懸命こなしていました。今思えば、スタッフではあったけど、時間を見つけて、ブースを回って、いろいろなブースの方々とお話すれば良かったなと後悔しています。ここに、人との繋がりや新しい発見があったはずです。このフェスタの意義をもっと深く理解でき、感じる何かがあったはずです。とっても後悔しています。

素材がない!技術もない!動画はできるのか?

フェスタ終了後、このブログのお話をいただき、そこに動画も載せてみてはと提案してもらいました。

この時、直観的に「やってみたい!」と思い、挑戦することにしました。


しかし、問題は素材がほとんどないこと。フェスタ当日の様子を動画にしてみようかなとは思ってはいましたが、覚悟が決まらず、当日を迎えてしまい、動画と写真も少ししか撮っていませんでした。さらに、やはり集中して作業できる時間が少ないと焦る私。これで、本当に動画ができるのか。不安と焦りの中でのスタートでした。


 動画担当のトレーナーに見てもらえる日に向けて、作業を開始しました。しかし、間に合わず、中途半端な状態のまま見てもらうことに。それでも、トレーナーは丁寧にアドバイスをくれました。(本当にありがとうございます。)


次回のチェックの日には、それなりのものを作ろうと意気込んで作業をしましたが、テロップの作成に苦労しました。様々なテロップを作ってみては、しっくりこなくて、作り直す。これを繰り返して、数時間。コスパで考えたら最悪です。ありえない程の多大な時間を使ってしまいました。もう、私、向いてないかもしれないと自信をなくしました。


それでも、気合を入れて、頑張ったおかげか、次のチェックでは、「とても良くなっている!」とお褒めの言葉をいただきました。その言葉は、本当に嬉しかったですし、努力が報われた気がしました。その後、やっと、細かいところのアドバイスをいただき、少しでもプロ仕様に近づけるように修正しました。そして、完成。1分程度の動画に、信じられない程の時間をかけてしまいましたが、なんとか完成した喜びはひとしおです。


 プロのトレーナーの方に、自分の作った作品を見てもらうのは、とても恥ずかしいし、勇気がいります。しかし、作ると決めたら、見てもらうしかない。なので、まずは、「やる!」と決めて取り組むことが大切だと強く感じました。

出来上がった動画

ゆっこさんの手がけた動画はこちら

\デジハリに通ってみて/

育休が残り少ないと気づいた時に、「やっぱりデジハリが気になる!」と思い、思い切って飛び込むことにしました。


オンラインや独学などデザインなどを学ぶ方法は他にもたくさんありましたが、私は、地域に密着しているデジハリ松山にとても魅力を感じました。いろいろな人とのつながりや新しい世界に触れることに期待していました。


入学してからは、積極的に色々な事に挑戦しようと思っていたので、このようにクライアントワークにも挑戦できました。そのおかげで、技術的な事も効率的に学びながら、フリーランスの体験ができました。また、「デザインで課題を解決する。」という関わり方で、熱意ある団体や自治体の力になれるということを感じることができました。今まで、仕事第一でその職場の中で溺れそうになっていましたが、世界は広いぞということを体感できた気がしています。


 日中は子どもと遊びに出かけたかったし、他にも体験したいことがあったので、STUDIOにもあまり行けず、任意課題などにじっくり挑戦することができませんでした。しかし、自分のペースを守って、自分がどうしたいかを考えながら、受講できたのは、とても良かったなと思っています。

 ここで得た人との繋がりを大切にして、新しい一歩を踏み出したいと思います。

ライター紹介

この記事を書いてくれた受講生ライターをご紹介!

ゆっこ さん (写真は娘ちゃん)
所属:STUDIO松山

専攻:グラフィックデザイン講座(ベーシック)、動画編集マスター講座

はまっていること:焚火、焚火で焼き芋作り

育休中に自分の人生を見つめ直す中で、デジハリを知る。入学を迷っていたが、育休の最後に思い切って入学。忙しくも楽しい育休を過ごす。いつかは、森の中で働きたいアラフォー。

◆仕事と暮らしの両立フェスタについて

日時:2024年1月8日(祝)

会場:エミフルMASAKI


仕事と暮らしの両立フェスタHP▼

https://worklife-festa.hp.peraichi.com/




NPO法人ワークライフ・コラボHP▼
https://www.worcolla.com/

実践型のクライアントワークについて詳しく知りたい!

クライアントワークでは、あらかじめ用意された課題に取り組むのではなく、クライアントへのヒアリングから制作、提案、修正、納品まで一連の流れを学ぶことができます。

制作にあたっては、トレーナーや講師の指導のもとヒアリングや制作・提案に至るまでフォローがあるので安心。

ビジュアル面の情報設計やデザインにとどまらず、マーケティング視点やブランディング思考、使用する言葉1つひとつにこだわるUXライティングなど、現場で求められる考え方が身につきます。


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