元看護師、現在はWeb担当者！通学とオンラインの二刀流学習 ― 木村大海さん【卒業生インタビュー】｜STUDIO青森

10年間看護師という、Webデザイナーとは少し遠い世界で生きてきた木村大海さん。

弘前に住みながら完全未経験から受講開始。現在は株式会社サンライズモータースでWebに携わるお仕事に励んでいらっしゃいます！

仕事のやりがいを求めて、新たな世界へ
支えとなったのは、スタッフとトレーナー
デジハリからつながり就職へ
「学びたい」と考えている人こそデジハリに
デジハリで学んで実現ー”創れる人生” を

仕事のやりがいを求めて、新たな世界へ

　Webデザインを学ぼうと思ったきっかけは？

　もともと、何か新しいものを作る仕事が好きで、IT分野にも興味ありました。ものを作るITの仕事って何があるかなーと思い調べて、Webデザイナーという働き方を知ったのがきっかけですね。

　デジハリ青森に通う前は看護師として仕事をしてきました。仕事自体は楽しかったのですが……看護師の仕事って、いい意味でもそうじゃない意味でも、変化がない現場だったんですね。そこでだんだんと「自分にとっての仕事のやりがいって何だろう」って考えるようになって。

　自分で作ったものや成果が、しっかりと評価される世界で働けるなら面白いかもと思い始めました。せっかく仕事をするなら、やりがいある仕事がいい。新しいものをどんどん作って行く感じの世界。Webデザイナーがまさに自分が目指したいものに合致していて、「やってみよう」と思いましたね。

　 デジタルハリウッドを選んだ決め手とは？

　モチベーションを保たせてくれるスタッフさんがいたことですね。

　私は弘前に住んでいます。青森県内Webデザインを学べるスクールを調べたら、デジハリ青森ともう一つあることが分かって、両方のスクールで説明会を受けました。お金の話も絡んできちゃうんですが……デジハリじゃない方のスクールは、常にマンツーマンで指導をしてくれる。けど料金が割高で。

　デジハリは、マンツーマンの制度はないけど、トレーナーさんが誰かの指導をしてないタイミングだったら、自分からトレーナーさんに質問しにいけば実質マンツーマンで教えてくれる。しかも、スタッフやトレーナーさんはすごく気軽に話しかけられる人たち。「だったらデジハリでよくない？」って思いました。

　今でも覚えているのが、説明会で担当してくれたスタッフさんの対応。すっごく言葉巧みでした（笑）。デジハリで学んだあとの私を簡単にイメージさせられるような……私の将来についてとても前向きに考えてくれる人でした。だから「ここならできるかも」って思ったんですよね。他のスクールでは、「未経験だときびしい」とか、現実的なことを結構言われて……もちろんそれも真実なんだろうけど、「今の自分じゃ理想を叶えるのは難しい」って印象を持ってしまいました。

　卒業してからも気軽にスタッフに会いに来れる、本当にいいスタジオだと思います。

支えとなったのは、スタッフとトレーナー

　 授業で印象に残っていることはありますか？

　スタッフやトレーナーさんがとてもフレンドリーだったことですね。

　スタッフのみなさんは、年齢が同じくらいの年代だってこともあり、雑談したり、勉強のことも相談にのってくれたり。

　トレーナーの方には、本当に皆さんにお世話になったのですが、特にお世話になったのは、ぼぶTとかんのTです。問題を解決するまで、しっかり寄り添ってフォローしてくれる。弘前にいたのでオンライン通話で質問して……そのまま2時間くらい話したのも覚えてます。ちょうどスタジオに受講生がいなかったみたいなので、独り占めしてマンツーマンで教えてもらいました（笑）。

デジハリからつながり就職へ

　大変だったこと教えてください！

　モチベーションを保つことですね。

　「ちゃんと勉強するぞ！」とマインドセットしないと、パソコンに向かえなかったです。

　看護師の仕事をしつつ、それが終わった後、夜に勉強していたのですがそれが大変でした。中学や高校みたいに学校へ直接行くのと違い、動画教材に自主的に向かわないといけない。仕事が終わった後にやる気を出すのが大変でしたね。弘前で勉強していてもオンラインで質問に対応してくれたので助かりました。

　できるだけ休みの日は、スタジオに来て勉強するように心がけました。やっぱり、家で一人で勉強するのと、やる気の出方が違います。環境を変えて学ぶって大事なんだなって思いました。デジハリは、オンラインだけで完結するスクールと違って、「学ぶスタジオがある」っていうのが、とても大きなポイントだと思います。

　 就職活動を始めたのはいつごろですか？

　昨年の3月にデジハリを卒業して、そのあとは看護師の仕事を3ヶ月続けて退職しました。Webデザインの実績を積みたくて、知り合いの伝手で美容系のホームページを作ったりして……8月から本格的に就職活動を始めました。

　辛かったですね。1ヶ月半くらいで、50社くらい応募して、書類審査で落とされるのがほとんどで、実際に面接したのは5社くらい。就活で困っていた時期でしたね。それをデジハリのスタッフに相談しました。すると、Web担当の求人を出している企業の方が、デジハリ青森で受講中だと教えてくれました。そこでスタッフさんに私のことを紹介してもらい、面接を受けて無事採用となりました。今の仕事では、サイトデザイン・バナー制作・サイト制作・既存サイトの修正・Webマーケティング・サイトUI/UXの改修・LP作成等々……いろいろやってますね。

　今思えばですが、Webデザイナーの求人で面接までこぎつけることが出来る人は、ポートフォリオの作成や、SNSの有効活用がしっかり出来たんだと思います。自分は正直、そのあたりは力を入れていませんでした。それが、大きな差になったんじゃないかなと。

　あと年齢ですかね。就活していた当時は37歳でした。若い人を集めたい会社には、受からなかったですね。逆にわたしより若い人には、たくさんチャンスがあると思います。

　 学習していて、楽しかったこと教えてください！

　コーディングです！！

　自分が入力したコードで、自分が考えていたホームページが形として完成した時が、とても楽しかったです。なんだか。パズルやプラモデルを作っているような間隔。

　「こういう風に実装したい」「こういう動きさせたい」っていうときに、苦労して苦労してコーディングに取り組み、やっとのことでその通りにできたら、思わずニヤリです（笑）。半端じゃない達成感があります。

　 卒業制作では、どんなサイトを作りましたか？

　妻が美容院を営んでいるのですが、そのサイトを作成しました。

　卒業制作をするにあたり、ちゃんと実践に近い形でクライアントワークをやろうと思った。作ったサイトは、ちゃんとインターネット上で他の人に見られるものになるので、気合を入れました。

　最初は、ヒアリングが難しかったです。クライアントがイメージするサイトを聞き出すのが大変でした。相手の頭の中には「こういうホームページがいい」って考えはあるんですが、やっぱりうまく言葉で表現するのが難しいみたいで。それをこっちが聞き出したり提案したり、言葉を引き出したりするのは苦労しました。「シンプルできれいなの」って希望を出されるんですが、一口にシンプルとかきれいとか言ってもいろいろなシンプルさやきれいさがあって……なおかつ、私も素人でうまく聞き出せない。このあたりは、やっぱり慣れと経験が必要だと思います。

　サイトを作るうえで楽しかったのも大変だったのも、コーディングですね。文字や画像に動きをつけるのが大変でした。今やると割と簡単なことだったんですが（笑）。あとはPC用サイトとスマホ用サイトで、それぞれ表示をレスポンシブにするところですね。メニュー表の見せ方とか、細かい部分の調整がしっくりこなくて。ちゃんと完成したときは、ほんとうれしかったですね。

　余談ですけど、ヒアリングでは大体妻とけんかになりました（笑）。「あんたの言ってることわけわかんない！」って。ちゃんとした企業が相手じゃなくて本当によかった（笑）。