デジタルハリウッド東京本校 ブログ

【XR展示紹介】 カラダで感じる作品、HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO を体験しました!

2025-05-02

こんにちは!デジタルハリウッド東京本校です!


皆さんは、イマーシブルアートについて知ってますか?

今回は、東京の渋谷で絶賛開催中です、体験型展示会
HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO にご招待いただき、先端のテクノロジーを肌で感じてきました!

その展示の様子を、このブログでちらっと!紹介します!

プロジェクションマッピングが気になる方、先端のテクノロジーが気になる方 本科XR専攻 コースの受講を考えている方にはお得な情報です✨

葛飾北斎の見どころ

『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』では、日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎が描いた江戸の浮世にタイムスリップしたような新感覚が味わえる「映像×サウンド×触覚」の次世代型イマーシブ体験を提供します。 本展覧会では、視界全体に広がるダイナミックな映像表現により、北斎が浮世絵を描く際に見ていた景色を臨場感あふれる高精細な映像で大型LEDに映し出し、その景色を追体験することができます。さらに、映像に合わせた音や風による立体的な演出、足元から感じる振動演出により、北斎が捉えた感覚も再現。葛飾北斎の代表作である「冨嶽三⼗六景」が、時間も空間も超えて目前に生き生きと蘇ります。 会場は7つのゾーンから構成され、いろいろな角度から葛飾北斎が持つ魅力を表現。一連の時間旅行を通じて、北斎が残した浮世絵に描かれた物語のなかへ来場者をお連れします。 まだだれも体験したことのない、新しい感覚が味わえるイマーシブ体験をお楽しみください。

株式会社ギークピクチュアズより提供

■目次

プロローグ/光の部屋

90歳で絶筆するまでの間3万点を超える多様なジャンルの作品を手がけ、現代でも評価され続けている葛飾北斎。
葛飾北斎の多面性をテーマに、葛飾がどのようなジャンルで活躍をしていたのか、それまでの流れが紹介されてます。
葛飾北斎と聞くと思い浮かぶ絵だけではなく、音楽などマルチクリエイターとして活躍していた様子が文書かれています。


光の部屋では、北斎が生きた時代の光をテーマにした作品がおかれており、ロウソクのようなオブジェとその中にある葛飾の作品を楽しめることができる部屋です。
ブログの下に乗せた映像をよく観ると、ロウソクのオブジェに光が入った部分の絵が明るく見えて、
光が消えると暗く見える、体験をしている方が葛飾の気持ちになれる体験ができます




大地の部屋 体で感じる冨嶽三十六景

「体で感じる冨嶽三十六景」の中でも、特に五感を使って作品世界にイマーシブできたのが “大地の部屋”。
この空間では、床に広がる映像が自分の動きに反応して変化し、まるで作品の中を歩いているかのような体験ができます。

歩くたびに水面に波紋が広がったり、風が吹き抜けるように景色が動いたりと、視覚だけでなくインタラクションの面白さも魅力の一つ。
さらに驚いたのは“足の感触”の演出。氷のシーンでは、本当に氷を踏んでいるような冷たさと硬さが足裏から伝わり、砂利道ではザクザクとした感触に変わるという、リアルな質感に思わず感嘆してしまいました。

北斎が描いた自然の中に「入り込む」ような体験を通じて、絵の奥にある温度や空気まで感じ取れる展示。
視覚・聴覚だけでなく、触覚までも巻き込むことで、
より深く北斎の世界に引き込まれていくような、不思議な空間でした。




風の部屋 風を感じる冨嶽三十六景


このパートでは、注目するべきは。 風ハプティクス技術およびソニーPCLの演出能力。

「神奈川沖浪裏」をモチーフにしたこの作品は、視覚的および音響による演出に加え、風による演出で大波の迫力が体験できることから、彼が感じていた景色を風と共にイマーシブできるコンテンツが楽しめます。


北斎の部屋 北斎の見た世界

展示のラストを飾る「北斎の見た世界」は、視覚・聴覚だけでなく、身体全体で感じることができる圧巻の体験でした。

360度の大迫力映像に包まれながら感じる床の振動。
そして、音が鳴るたびに空気そのものが震えているような感覚。
視界いっぱいに広がる自然のうねりや雷鳴、波のうごめきが、ただ「見る」だけでなく、「感じる」体験として迫ってきます。

特に印象的だったのは、床から伝わる振動と、全身を包むような音の波。
北斎が感じていた自然のエネルギー、そしてそのスケールの大きさが、まるで自分の中にも流れ込んでくるようでした。
息を呑むような映像と音のシンクロが、まさに“北斎の世界に入り込む”というテーマを体現していて、展示全体の締めくくりにふさわしい空間でした。

スタッフによる見どころ!


見どころ①・・・大地の部屋

館内に足を踏み入れた瞬間、まるで江戸時代に迷い込んだかのような没入感に包まれました。北斎の代表作が巨大スクリーンに映し出され、波がうねり、風が吹き抜けるような演出に圧倒され、動きと音が融合することで、筆の勢いや構図の迫力がより鮮明に伝わりました。体験型の展示では、自分が浮世絵の世界に入り込んだような感覚を味わうことができ、作品をただ鑑賞するのではなく“体感”できるのが新鮮でした。視覚だけでなく、空間演出や音響が織りなす臨場感が、北斎の世界観をより深く引き立てていました。伝統とデジタルが融合した、新たな美術体験を楽しめる素晴らしい展示でした!


見どころ②・・・北斎の部屋

私は体験型の展示が好きで、これまでも時々参加してきましたが、今回は特に、作家の気持ちになって「どんな風景を見てきたのか」を、目(映像)、耳(音楽)、そして触覚(風や足元の感覚)を通じて感じられたことが、とても新鮮でした。 中でも「北斎の見た世界」では、大型スクリーンを用いた映像が印象的で、見る位置によって映像の印象が変わる点が面白く、作品の奥行きを感じました。また、モチーフグッズを通じて、作品を「着る」「食べる」「飲む」といった形で体験できたことも、アートを五感で楽しめるユニークな試みだと感じました!

いかがでしたか?


こちらの展示、 6/1(日) までの開催となります!

春のお散歩がてら、ぜひ展示を体験しに行きましょう!


東京本校 STAFF一同


本ブログは、株式会社ギークピクチュアズの協力により作成されております。

会社名:株式会社ギークピクチュアズ
所在地:東京都港区北青山1-2-3 青山ビル(5F受付)
代表取締役:小佐野 保
設立:2007年2月5日
資本金:6,000万円
事業内容:
・映画、ドラマ、アニメ、ミュージックビデオ、ライブ・舞台演出の企画・制作
・TVCMなどの広告映像およびグラフィック制作
・WEBCOMICの企画・制作・出版
・IP(知的財産)の企画開発・販売・版権管理
・アートの企画・制作・販売、ギャラリーの運営
・美術セットの制作、施設・テーマパーク・イベント空間の演出・制作
・クリエイターのマネジメント
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ホームページ: https://geekpictures.co.jp/


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