パートナー様のインタビュー

ご参加いただいたパートナー様の声をご紹介。

Partner interview

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STUDIO
YONAGO

米 子

1-55-2, Kakubancho, Yonago-shi, Tottori, 683-0812

地域の若者への新しいキアプラン × STUDIO

行政との連携を図りながら、『米子コンテンツ工場』という卒業生だけが仕事を請けられるコミュニティーを形成し、さらなる盛り上がりを見せるSTUDIO米子。人口15万の都市でのSTUDIO運営の手法をお聞きしました。

INTERVIEW1

シナジーがあると確信していました。

有限会社クレイド 代表取締役 平尾貴志さま

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今日はありがとうございます。STUDIO米子盛況ですね。
平尾さま
まだまだこれからですが、ようやく安定してきました。
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本日は「STUDIO米子」を経営する『有限会社クレイド』についてもいろいろとお話をお聞かせください。そもそも御社は飲食業ですよね?
平尾さま
はい、有限会社クレイドでは鳥取県内を中心に様々な業態の飲食店を経営しております。そのほかリノベーションやコンサルティングも行っている企業です。
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デジタルハリウッドの「ICT教育」の分野とは少し離れているような気もしますが、どのようなきっかけで『デジタルハリウッドSTUDIO米子』を始めることになったのですか?
平尾さま
鳥取県はコンテンツビジネスを推進することを県の施策としています。
その動きのなかでアニメやまんがを軸としたコンテンツビジネスを推進するための任意団体MAMM(通称マム/山陰コンテンツビジネスパーク:現在は一般財団法人化)が立ち上がりました。
私は当初、飲食業の立場から「商店街活性プロジェクト」にリノベーションなどのアドバイスで関わっておりました。
そんな中、県がコンテンツ人材の育成をするための機関を誘致しようという動きをしており、MAMMに相談がきたんです。その相談の中で、デジタルハリウッドがライセンス方式で全国に展開しているので、鳥取県でも是非取り組みたいという話がありました。
私はぜひやるべきだと考えて手を上げさせていただきました。
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本業とのシナジーは期待しにくいように思いますが・・・
平尾さま
鳥取県はコンテンツビジネスを推進することを県の施策としています。
いいえ、そんなことは全然ないんですよ。確かに広告代理店さんなど、もっとマッチングよさそうな企業さんもその時にいましたので、やや驚かれましたが(笑)私自身は、シナジーはあると信じていました。
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どんなシナジーがありましたか?
平尾さま
たとえばスタジオ米子の卒業生はプロのデザイナーになるわけですが、彼らに実業務として、弊社のメニューやフライヤーなどの販促物の制作をキチンとした仕事として依頼しています。
結果、各種ツールのクオリティーがUPし飲食店の販促にもメリットが出ています。
また有志のプロジェクトとして、複数店あるクレイドの店舗を紹介するパンフレットも依頼しました。
そのようなクオリティの高い制作物が出回った結果、同業他社からも一目おかれて、コンサルの受注をいただくなど、本業にも大きく寄与しています。
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卒業生ネットワークが本業にもメリットをもたらしているわけですね。
平尾さま
一見バラバラなように見えるかも知れないけど、事業の柱を3~4本もつことでそれらが後からつながって、いろいろな形で仕事に結びついていき、自社にしかできない個性が生まれていくものだと思います。
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もともと平尾社長は教育に興味があったんでしょうか?
平尾さま
私のテーマは地域活性です。もっと鳥取や米子を元気にしていきたいと思っています。
そして地域活性は「産業誘致」と「人材育成」を同時にしなければならない、というのが私の持論です。

昔は地域活性化といえば、工場や企業を誘致して箱をつくることだけになりがちでした。
しかし折角産業が来ても、一体それはだれができるの?ということなんです。
産業を受け入れる地域側で人材が育成されていなければ本当の活性化にはつながらない。
だから私が教育部分をデジタルハリウッドと取り組もうと思ったのです。
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スクールの経営状況はいかがですか?
平尾さま
スクールの経営だけで考えると営業利益でちょうどトントンです。
ですが、このスクール経営によって県の助成金・補助金を受けることができ、黒字経営になっています。
地域の理解を得ることで自治体だけでなく、MAMMなどの団体や、本業でのつながりなど、多くの協力者の元、地域全体で推進できたことが短期間で黒字化できたポイントではないかと思います。
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人口わずか15万人の米子でやることに不安はなかったのでしょうか?
平尾さま
米子の人口が少ないことはもちろん最初からわかっていることですし、変えられないことです。
しかし「場所と時間にとらわれない働き方の啓蒙」というデジタルハリウッドSTUDIOのコンセプトは国・県が推進しようとしていることに完全に合致していたので、年に100名ぐらいの盛り上がりをつくることは十分できると思っていました。
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行政との強い連携はどのように得て行ったのですか?
平尾さま
そもそもは、国のCoolJapan戦略を受けて鳥取県知事が強く推進しようとしている施策(コンテンツビジネスの推進)にデジタルハリウッドSTDUIOは完全に合致していました。
まずは方針との一致が重要ですね。地域行政の本流なのか逆流なのか『流れ』の見極めは重要でしょう。
補助金なども県の方針にあったものがどんどん設置されますので。
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今後の発展プランをお聞かせください。
平尾さま
『米子コンテンツ工場』というSTUDIO米子の卒業生だけが仕事を請けられるコミュニティーをつくりました。
卒業生が増えることで、そこにどんどん仕事を依頼することができる体制もできてきました。
技術をもつ卒業生集団が生まれて、今以上にビジネスの幅も広がっていくと思います。
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最後に、これからデジタルハリウッドSTUDIOを始めるオーナーにアドバイスをお願いします。
平尾さま
楽しいことをやる、というより「どう楽しいことにしていくか」が大切ではないでしょうか。

2年間学校経営をしてわかったことは「受講生を集めよう集めよう」としても来ない。ということです。
それよりもデジタルハリウッドがあることで地域にとって楽しいことが生まれていく、というのが大切です。
現在も月に2~3回無料で勉強会や体験会を実施して、地域の人に使ってもらっています。

この動きで地域に浸透し、さらに卒業生も地域や弊社とリレーションをしていくようになって初めて大きな広がりが生まれてきます。

その地域ならではのデジタルハリウッドSTUDIO経営をぜひ頑張って下さい!

人材育成で地域活性をデザイン
~STUDIOで学んで人生が変わりました!卒業してもつながっている~

米子コンテンツ工場」所属する卒業生インタビュー

米子コンテンツ工場
細田香織さん

細田香織さん

受講のきっかけ

STUDIO開催の在宅ワークセミナーに参加したことがきっかけです。パートの転職先を探していた時に、市報にセミナーの告知が出ているのを見つけました。子どもを育てながら在宅でできる仕事に興味があり、デザインの仕事を初心者から始められそうだったので話を聞きに行きました。

受講中のこと

STUDIOは12時からの営業開始でしたので、午前中の3時間だけパートをして、平日の午後は出来るだけ受講できるようにしました。慣れるまでちょっと緊張しましたが、トレーナーの皆さんに進行状況を相談しながら徐々に慣れて安心して受講を進めることができました。交流会も勇気を出して参加すると、みんなでお茶をしながら受講の事や家のことなど相談できました。前向きなアドバイスや応援の言葉をかけあえる仲間が集まるのでとっても励みになりました。

受講後こんな風に活動しています

卒業と同時に米子コンテンツ工場に所属し、最初は簡単なテスト案件から始めました。細かいところまでトレーナーや先輩が厳しくチェックしてくださるのでスキルアップを続けていくことができます。徐々に金額の大きな案件も任されるようになり、現在ではディレクションで案件に参加することもあります。米子コンテンツ工場のメンバーでスキルを共有して、お互いに切磋琢磨しながら成長して行けることがすごく楽しいです!!

宮下侑子さん

宮下侑子さん

受講のきっかけ

在宅デザイナーのセミナーを聞いて、「わたしもこんな働き方ができたらな……」と思い、受講を決意しました。

受講中のこと

最初は一人でもくもくと進めていたのですが、途中から同期の仲間たちと話すようになり、分からないことをお互い教えあったり、励ましあいながら進めていきました。受講時間外でもみんなでランチをしに行ったり、誰かの家でノートパソコンを開いて課題をチェックしあったり、毎日楽しくて、休む間もなく勉強していました!実際に仕事を受けられる技術が身についたことや、交流会の開催も充実していて、人とのつながりをたくさん広げることがとてもよかったです。

卒業から現在

卒業後はクリエイターズマッチのパートナー試験に合格し、フリーランスデザイナーとして活動をスタートしました。現在は卒業生のクリエイターチーム「米子コンテンツ工場」の代表を務めています。

米子コンテンツ工場について

「フリーペーパーI+[イット]」わたしが卒業した頃、フリーランスデザイナーになるという人が少なく最初は細々と活動をスタートしました。周りのフリーランスになりたいと思って受講を始めた人たちも、途中であきらめてしまうのではないかという想いがありました。そこで、全面的にSTUDIOの協力を得て、先輩が後輩にワークフローを教育し、フリーランスとして自立してもらうことを目的としたチームを作ろうということになり、「米子コンテンツ工場」を発足いたしました。

コンテンツ工場では「フリーペーパーI+[イット]」を発行し、自分たちで企画・営業・制作・印刷・発行・配布・Web制作・Web更新のすべてをやります。先輩ディレクターが後輩に制作の基本的な流れを教える、ということになっており、ディレクターも毎回変わります。前回教わる側だったメンバーが、次は教える側に、そしてディレクターをやり、さらに後進の育成にあたる。 こういう流れが、ようやくできてきました。

今後、多様な働き方がもっともっと広がっていく時代が来る前に、米子のクリエイターを日本で一番「デキる」クリエイターにしたいという思いで活動しています。

長野祐子さん

長野祐子さん

受講のきっかけ

ずっと事務の仕事をしていましたが、職業訓練でグラフィックソフトの使い方を学んだこともあり、もっと技術を向上させ転職に結びつけたいと考えていました。勉強する方法を考えていたとき、タイミングよくデジタルハリウッドSTUDIO米子ができるという話を聞き、当時の職場に杉山学長の講演の案内が届いていたので興味を持ち参加をしました。その講演での杉山学長の未来のお話が、新しいことを始めることに迷いのあった私の背中を押してくれ、受講のきっかけになりました。

受講中のこと

学ぶのならしっかりと集中して学びたいと考えていたため、仕事を辞めたタイミングで受講を始めました。主に平日の日中にスタジオに通うというスタイルで、土日は休日と決めて生活のリズムを崩さないことを心がけていました。途中家庭の事情でなかなか通うことができない時期があり、そんな時でも自宅で動画教材が見られたのは本当に助かりました。おかげで進捗が遅れることなく受講できました。同時に受講を始めた方が多い月だったので、交流会などで沢山の情報交換ができ楽しかったです。

受講後こんな風に活動しています

受講後の現在はSTUDIO米子で受付・カウンセリングをしながら、フリーランスでデザイン制作をしています。修了前は就職を考えていましたが、フリーランスという道もあることを知り興味を持ち始めました。今では米子コンテンツ工場の仕事をメインに、クリエイターズマッチさんのバナー制作の案件もいただきながら制作のお仕事をしています。

亀井智子さん

亀井智子さん

受講のきっかけ

仕事の都合で独学でデザインを行っていましたが、知識に偏りがあり、クヲリティを上げる為にはきちんとした学校で学ぶ必要があると思い受講しました。

受講中のこと

仕事と子育てと両立の中での受講でしたが、オンラインでどこでも動画を見る事ができ時間に縛られず、受講できるスタイルがとても良かったです。動画を自宅で見て、課題の提出や相談等、必要な時だけスタジオに行くスタイルでストレスなく続けられました。

受講後こんな風に活動しています

独学で偏っていた知識も基礎から学ぶ事ができ、スキルを身に着ける事ができました!仲間も増え、30代でママである私がスキルを見につけ、やりがいのある仕事を持ち充実した毎日を行っています。

CONTACT

デジタルハリウッドSTUDIOは、地域のパートナー企業様とともに、
教育で確かな技術をもった人材を⽣み出し、
その⼈材を活⽤して新たな産業を成⻑させることで地域活性と
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