パートナー様のインタビュー

ご参加いただいたパートナー様の声をご紹介。

Partner interview

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STUDIO
SAPPORO

札 幌

3-12-2, Tomii Bld.2F, Minaminijonishi, Chuoku, Sapporo-shi, Hokkaido, 060-0062

STUDIO運営から新ビジネスも誕生

STUDIO札幌の運営を機にビジネスに対する考え方や手法、人脈までもが大きく変わったという森田オーナー。だから、異業種こそSTUDIO運営に挑戦すべきでは?と感じているそう。ご自身の経験をもとに、その思いをお聞きしました。

INTERVIEW2

必ず会社と自分の成長につながります。

IRGホールディングス株式会社 代表取締役社長 森田宣広さま

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STUDIO札幌はコミュニティーが活発でイキイキとしている、といったイメージがあります。
森田さま
そう言っていただけるととても嬉しいですね。私たちが目指している目標でもありますから。そう言っていただけるようになったのは、紛れもなく運営スタッフのみんなや、協力、応援してくれているトレーナーや関係者の皆さま、そして受講生のお陰だと思います。僕自身は何もしておりませんので、本当に感謝しております。将来はここ北海道で卒業生と一緒に仕事ができたら、さらに素晴らしいなと感じています。
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そもそも御社は、ITとも教育とも別業態の事業を展開されていたわけですが、なぜSTUDIO経営に興味を持たれたのですか?
森田さま
当社は小売サービス業を中心に、総合コンサルなども展開してきました。会社そのものだけでなく、私自身もITや教育事業に対して深い興味を持っていたわけではなかったのです。
その一方で、まだ誰もやっていないビジネスをしたいという思いは常に抱いてきました。そうした好奇心の強さが呼び水になったのか、STUDIO開設に興味はないかと打診をいただいたことがありまして。4年ほど前のことでした。
実は、その時はお断りしたのです。諸事情が重なり、今がそのタイミングではないと判断せざるを得ませんでした。
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それにも関わらず、その後、経営を決意されたのはどうしてだったのですか?
森田さま
お話いただいてから、ITやデジタルハリウッドといったキーワードが気になり始めました。そしてたどり着いた考えは、今後はやはりITだ、と。ITはまだまだ伸びていく産業であろう、と。誰でもわかっていることではありますが。
それならば、ITに触れるビジネスはしていかなきゃいけないだろうという考えが一つ。そこでITの市場を調べてみたところ、IT市場は確実に伸びると予測できるのに、人口は減少していくというアンバランスが存在していることに気づきました。
ならばSTUDIO経営は、自分たちのためになり、なおかつ、IT市場が直面している社会問題をも解決できるビジネスモデルになり得るのではないかと考えたのです。そして2016年にSTUDIO札幌をスタートしました。
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御社は元々のビジネスとSTUDIO経営に加え、たとえば利尻島の活性化を目的とした活動など、社会貢献や地域活性化につながるようなビジネスにも積極的に取り組んでいらっしゃる印象があります。
森田さま
きっかけは、東北の震災地での炊き出しなど、私自身がボランティアに取り組み始めたことです。今にして思えば、それまで取り組んできたビジネスは、社会の問題解決についてはあまり考えずにスタートさせていたのです。市場があるから、儲かるから、売りやすい商品があるから、など、「普通、ビジネスってそういうものでしょう」というスタンスでした。
それがサービス=対価なのだと思うようになりました。誰かの問題解決をするというサービスを提供すると対価になるのだ、と。
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ビジネスに対するスタンスが、社会問題の解決に変わったということでしょうか?
森田さま
そのとおりです。そして、ボランティア活動を通して得たそうした感覚を加速させてくれたのは、間違いなくSTUDIO札幌のビジネスなのです。まず自分自身が、そして会社も、信じられないくらい変化しましたよ。STUDIO経営に取り組んでいなかったら、今の自分も、今のような会社の成長もない、と断言できるほどに。
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その辺りのことを詳しく聞かせていただけませんか?
森田さま
STUDIO経営という形でIT事業を足元に置くことは、ITを学ぶための環境ができたということでもあったのです。
オーナーなのだからITを学ばなければいけないなと自分自身を奮い立たせて、STUDIOと同じくデジタルハリウッドが運営しているプログラミング・エンジニア養成スクール「ジーズアカデミー」に受講生として入学し、札幌から東京へ通いました。最初はHTMLが何かもわからなかった私が、です。
半年後に卒業した時には、プログラミングのスキルが身についただけでなく、人脈までもががらりと変わっていました。電話帳が全部、変わったのではないかと思うほどに。野心を持って既存のジャンルを飛び越えるような知人が、圧倒的に増えました。
ジャンルを超えた挑戦……ITにはそういう力と可能性があることを、頭の中だけでなく、身を持って知ることもできましたね。その結果、新しいビジネスモデルを誕生させることもできました。
たとえばマイルシェア。誰かにとって不要な航空会社のマイルなど、消費時に付与されるポイントを、それを必要としている誰かとマッチングする、というビジネスです。社会問題の解決という目標とIT技術、双方のベースが自分の中に出来たからこそ、我が社のジャンルを飛び越えたまったく新しいサービスの発想が生まれたのです。
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STUDIO札幌の経営は、森田さまのビジネスにも、またご自身にとっても少なからぬ影響を与えたということでしょうか?
森田さま
相当なターニングポイントになりましたね。デジタルハリウッドと出会い、STUDIOに関わり、ITに触れ、自らがジーズアカデミーに通ってプログラミングを学びたくなり、自分自身のスキルと人脈、コミュニティーまでもが変わった。この一連の流れがなかったら、今はなかった。それまでどおりに、スモールビジネスを追い続けていたと思います。
トップの頭が切替わるということは、会社の変革や成長につながるということです。会社の代表である自分自身が、新しい発想へと脱却できて幸せだったなと思います。
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STUDIO札幌の経営を決意された時、ご自身や御社の現在の姿を想像していらっしゃいましたか?
森田さま
まさかここまでの化学反応が起きるとは(笑)。ですから自信を持って言えますね、「STUDIO運営のビジネスは、必ず自己と自社の成長をもたらしてくれますよ」と。異業種の方には特に、です。
「飲食業だから関係ない」「別業種だから無理だ」などという声を聞くこともありますが、どんな業種であっても必ずシナジーは起こると思うのです。実際に全国のSTUDIOの運営母体の業態は、多種多様ですよね。
STUDIO運営ビジネスをWEBデザインの教育事業としてではなく、IT事業として考えてみるとわかりやすいかもしれません。誰もがスマホを持ち、どんな会社もパソコンでビジネスを管理している時代です。つまり、ITですべてがつながる時代ですよね。だからこそ、WEBの知識や技術があったら、それだけで出来ることの可能性は増える。情報の入り方も変わってくるのです。
さらに情報やメッセージを届けられる範囲だって広がっていくのだから、地域や地方のためにもなる事業だと感じています。
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これからのSTUDIO札幌がますます楽しみになりました。貴重なお話をありがとうございました。

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