VRヘッドセット・ゴーグルの使い方と選び方、おすすめを詳しく解説!

最近ではTVなどでも取り上げられ話題となっているVR。「VRを体験してみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。VRを体験するには専用の機器(VRHMD・VRゴーグル)が必要です。そこで今回は、VRを体験してみたい方やVR機器の購入を検討している方に向けて、VR機器の種類(タイプ)や選び方のポイント、使い方を紹介します。

VR (バーチャル・リアリティ)の魅力とは?

VRとは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)」の略で、日本語では「仮想現実」と訳されます。

VRの魅力は、リアルではない仮想の世界でありながら、本当にその場にいるような臨場感や没入感を味合える点です。つまり、本当にアニメやゲームの世界へ入ったような感覚でその世界を体験することができるのです。

現在は、娯楽・エンターテイメントを中心にビジネスの分野でも様々な方法でVRが活用されています。

VRヘッドセット・ゴーグルの種類は?

据え置き型(PSVR等)

PCやゲーム機に接続して使用するVRヘッドセットを「据え置き型」と呼びます。

米Oculus社(現在はFacebook Technologies LLC社に吸収合併)が開発し2016年3月に発売されVRブームの火付け役にもなった「Oculus Rift(オキュラス リフト)」、台湾のHTC社が開発し2016年4月に発売された「HTC VIVE(エイチティーシーヴァイヴ)」は、どちらもPC接続型のVRヘッドセットです。


どちらも使用するにはVRヘッドセットだけでなくハイエンドなゲーミングPCが必要となりますが、その分ハイクオリティでトップクラスのVRコンテンツを楽しむことができます。

※2019年からそれぞれ「Oculus Rift S」、「VIVE Cosmos」という改良型の新機種が発売されています。


ソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発し2016年10月に発売された「PlayStation VR(プレイステーション ヴィーアール/PS VR)」は、ゲーム機 PlayStation 4と接続して使用するVRヘッドセットです。(発売当初は中々手に入らず、家電量販店に前夜から並ぶ人が続出とその様子も話題になりました)


現在は PS VR対応のゲームや映像コンテンツが増え、人気作品の世界をVRで体験することできます。また、PS VRに搭載されている機能「シネマティックモード」を使用すれば、VR空間でVR未対応のゲームや映画、YouTubeなどの動画コンテンツも巨大なスクリーンで楽しめます。


モバイル型

スマートフォンを専用のVRゴーグルにセットして使用するタイプを「モバイル型」と呼びます。

モバイル型は据え置き型などに比べ質は劣りますが、PCなどのハードに接続する必要がないため、スマートフォンがあればケーブルレスでどこでも楽しめ、価帯も非常に安く購入できます。VRゴーグルは各メーカーから数多く製品がリリースされており、ほとんどがiOSとAndroid端末に対応していますが、Gear VRはGalaxyシリーズのみの対応となっています。


スタンドアローン型

PC接続、スマートフォンの装着を必要とせずVRヘッドセット単体で使用きるタイプを「スタンドアローン型」と呼びます。

スタンドアローン型は、据え置き型と同様にトラッキング方式が6DoF(頭の「前後」「左右」の傾きと「回転」だけでなくプレイヤーの動きも感知)に対応しているため、モバイル型よりも自由度の高いVRコンテンツが楽しめ、据え置き型ほどコストがかからないといったメリットがあります。(ただしバッテリーは「最大3時間」といったヘッドセットが多いので、連続して長時間の使用はできません。)


主に「Oculus Quest」、「HTC Vive Focus」、「Mirage Solo」といった製品があり、ヘッドセットによって対応しているプラットフォームが異なります。

VRゴーグルはどう選べば良いか?

対応デバイス
まずは自分のスマートフォンに対応しているVRゴーグルかを調べる必要があります。VRゴーグルによって対応しているサイズが異なるので、使用しているスマートフォンに合ったVRゴーグルを選びましょう。


装着性
VRゴーグルの選び方において装着感も重要です。

紙製(ダンボールなど)のタイプは、固定ベルトが付いていないため手でVRゴーグルを抑える必要があります。

VRコンテンツを快適に楽しむのであれば、固定ベルトが付いていて長さを調整できるタイプが良いでしょう。また装着した際に重すぎると疲れてしまうため、軽量で顔とゴーグルのが触れる部分にはクッションが付いている物がおすすめです。


視野角
視野角とは首を動かさずに見える視界の範囲です。人間の視野角は水平約200度,垂直約125度と言われており、VRゴーグルの多くは視野角が90~120度となっています。

実際の視野角に近いほど臨場感、没入感が高まるのでVRゴーグルも視野角が広いものを選ぶと良いでしょう。


スマートフォンの装着方法とイヤホン
固定ベルトが付いたVRゴーグルには、スマートフォンを横からスライドさせて入れるタイプと、VRゴーグル前面のカバーを開けて入れるタイプがあります。

使用するスマートフォン、VRゴーグルの設計にもよりますが、スライドタイプは使用時にスマートフォンの電源や音量ボタンとぶつかってしまう事もあるので、カバータイプが良いでしょう。また、ヘッドフォン内蔵型のVRゴーグルだとイヤホンコードが邪魔にならず、より没入感が高まります。


価格
VRゴーグルの価格は、「安い製品は千円未満、高い製品は1万円以上」と価格にばらつきがあります。価格が高ければ高いほど機能面やデザイン、VRゴーグル自体の品質も高くなります。安い紙製の製品は固定ベルトが付いていなかったりするので、まずは固定ベルトで調整が可能な2,000円〜3,000円前後のVRゴーグルで購入を検討するのが良いでしょう。

おすすめのVRヘッドセット、ゴーグルは?

「とにかくハイクオリティなVRを楽しみたい!」という方で、ある程度の予算がある場合は据え置き型を選びましょう。

前述した通り、ハイスペックなゲーミングPCが必要となりますが、HTC VIVEはVR施設でも使用されており、高解像度なのはもちろんVRのために設計された専用コントローラーを使って質の高いVRコンテンツを体験することができます。


また、既にゲーム機 PlayStation 4を持っている方は、PlayStation VRがおすすめです。

購入する機材はPS CameraがセットになったPlayStation VRのみで、200以上のコンテンツを楽しむことができます。

さらにPlayStation VRは、今後発売が予定されているPlayStation 5にも対応することが発表されているので、今まで以上に高品質なVRゲームが楽しめるでしょう。


「これからVRを体験してみたい」という方は、スタンドアローン型をおすすめします。据え置き型とモバイル型の良い部分を兼ね備えつつ、据置き型の半分以下の価格で高品質なVRコンテンツを体験することが可能です。


VRゴーグルの使い方は?

スマートフォンとVRヘッドセットを用意
まずはスマートフォンと、自分の持っているスマートフォンに対応しているVRゴーグルを用意しましょう。固定ベルトが付いたプラスチック製のVRゴーグルは、組み立てる必要がないためすぐに使用できます。


専用アプリをダウンロード
事前に自分の体験したいVRアプリをインストールしておきましょう。

VRアプリやVRアプリ内のコンテンツのダウンロード、VR動画をストリーミングで再生する場合、データ通信量が大きいためWi-Fi環境で接続するようにしましょう。


スマートフォンをVRゴーグルに装着
VRアプリをダウンロードし、アプリを起動したらスマートフォンをVRゴーグルに装着します。スマートフォンとVRゴーグルの準備が完了したら、固定ベルトを調整しながらVRゴーグルを装着します。


視界距離を調節
VRコンテンツを再生したら、VRゴーグル側で瞳孔距離や焦点距離を調整しピントが合うようにしましょう。

ピント調整が正しく出来ていないと没入感を損なうだけでなく、目の疲労やVR酔いしてしまうこともあるので注意してください。

まとめ

以上、VRヘッドセット・ゴーグルの種類から選び方のポイント、使い方の紹介でした。

360度動画やVRゲームといったコンテンツ数も増え、様々な人がVRを手軽に楽しめる時代になりました。

店頭で体験できるVRヘッドセットやゴーグルもあるので、まずはVRでどのような感覚が味わえるのか体験してみてはいかがでしょうか。


※記事内の社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。

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