【スタッフブログ】『リモートではたらく！気になる現状について』｜STUDIO山口

山口県内でも相変わらず猛威を奮っているコロナ渦で受講生や検討者の方も転職・学習後の働き方について「リモートワーク・在宅」の仕事を希望する方が増えてきています。

ということで今回は、ふたたび話題になっている「リモートワーク」について調べました。

まずリモートワークとは、「remote=遠い」と「work=働く」を合わせた言葉で、オフィスから離れた場所で勤務を行う働き方のことを指します。

みなさんはリモートワークときいて、何を思い浮かべますか？

「通勤が不要」「合間に家事ができる」「リラックスできる環境でストレスが少ない」

大体この辺りではないでしょうか。

簡単に言うと「楽そう、自由そう」と、良いことばかりの印象ですが

実際にリモートワークで仕事をした際に起きるメリット・デメリットについてみていきましょう。

STUDIO山口でも以前、２０２１年の１月にフリーランス・在宅ワークをテーマにしたイベントを開催しました。

（→ 在宅・フリーランス座談会）

イベントでは、一言で「リモート・在宅ワーク」といっても向き不向きがあること、

自分がどちらに向いているタイプなのか、また業種によって対応する必要があることを

留意点として挙げていたのが印象的でした。

とはいえWEBと言ってるぐらいですから、

もちろんWEB業界はリモートワーク傾向が強くなってきています。

実際の求人をみていくと...

Web業界の求人に強いFINDJOB!でリモートワーク可の求人を検索しました。(2022年8月4日現在)

全体の求人が655件、そのうち週1日以上からリモートワーク可能な求人が 433件！

約7割の求人がリモート対応可能という結果になりました。

さらにリモート対応可能な433件のうち「フルリモートワーク可能」な求人は 233件！

リモートを導入している会社の約半数はフルリモートワーク可能となっています。

フルリモートがここまで浸透していることに地方に住んでいる私もとても驚きました。

また「フルリモートワーク可能、実務未経験OK」で検索した結果、 85件 がヒット！

未経験からフルリモートで…？！外出が億劫になるコロナ渦で、今後もリモートワークを導入している会社でフルリモートワークはますます進んでいくと考えられます。

株式会社レバレッジによるアンケート結果

(引用：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000024045.html)

リモートワークを導入した会社の興味深いアンケートがあったので一部ご紹介します！

・リモートになり、生産性はあがりましたか？

この質問には従業員の90%以上が「変わらないまたは上がった」と答えています。

リモートの環境は不便な事が多いなりに、それぞれが工夫して生産性の下がらない働き方を模索しています。

・コロナ終焉後、引き続きリモートを希望しますか？

この質問には「週に一度くらいなら希望する」が30%以上と一番多く「わからない」と「週5希望する」が23.7%と、リモートの環境は少なからず快適なようです。

・リモートになり寂しいですか？

この質問に55%の従業員が「寂しい」と答えています。
日頃の従業員同士のコミュニケーションの大切さを実感している従業員が多いようです。やはり一人暮らしの従業員は、リモートで人と話す機会が減ることに寂しさを感じる人が多い事がわかりました。

リモートワークにおける課題

①社内コミュニケーションの不足

いろんな記事を読んでもまず出てくるのが「コミュニケーション不足」。

従業員同士のコミュニケーションに課題を感じる企業は多く、リモートワークはオフィス勤務と違ってコミュニケーション量が圧倒的に減ってしまいます。そのためお互いの認識違いが起こりやすいことも問題点としてあげられています。

②オン・オフの切り替えが難しい

これも実際にリモートワークを経験した人からよくあがる意見ですが、仕事とプライベートのオン・オフの切り替えが難しく、出勤する必要がないことから仕事モードに切り替えられず支障がでてくる従業員がでてくることも。フルリモートは勤務態度が見えない分、成果主義にならざるを得ない点もリスクであることが指摘されていますが、この課題をクリアしている会社はITツールを活用してリモートワークに適応しているようです。