デジタルハリウッドSTUDIO山口 ブログ

【スタッフブログ】
#30『フリーランスのWebデザイナーの生活、仕事のしかた』

2022-05-12

トレーナーのヒラヤマと申します。

簡単に自己紹介すると、かれこれ20年ちょっとの間フリーランスという立場で、ウェブ制作を中心にDTPや映像や写真などいろんなことをやっています。


さて、今回は「フリーランスのWebデザイナーの生活、仕事のしかた」というお題を
5W2H形式で書いていきたいと思います。


When: いつ仕事してるの?

これはあくまで僕の場合だと思いますが、抱えている案件や仕事相手によってずいぶん生活スタイルが変わります。具体的には、一般企業と組んでいる時は彼らの就業時間に合わせて朝から仕事しますし、フリーランス、特にダブルワークで仕事をしている人たちと組むと夜型になったりします。


重要なことは、そういった相手に合わせたり合わせなかったりという時間の使い方を自分の責任で判断して決定できることかなと思います。時期によっては仕事相手よりも自分の家族を優先させることもありますし、そうじゃない時もあります。

状況に応じて「いまベストな働き方はなにかな?」って常に考えてる感じですね。
ちなみに「絶対に平日の午前9時から午後6時までしか仕事をしない」なんてことを実行している同業者の友人もいますが、僕自身はほっときゃどんどん夜型になっちゃう人間です。

Where: どこで仕事してるの?

スタバでMac開いてお仕事ってなイメージを持っている人がいたらごめんなさい。そういう日がないこともないですが年に数日程度ですね。概ね自宅で仕事をしています。自宅の一部屋を仕事部屋にしてそこにひきこもってます。

とはいえパソコンとネット環境さえあればできちゃうのでどうしてもやらなきゃならい時はどこででも仕事します。病院の待合室だったり空港のロビーだったり新感線の中だったり旅行先だったり冠婚葬祭時の控え室だったり。あんまり自宅以外で仕事したくないなあ、というのが本音ですが。

What: どんな仕事してるの?

個人から頼まれる小さなものからナショナルクライアントと呼ばれる全国的な知名度を持つ大企業まで、いろんな規模の仕事をやってきました。
内容としてはどっちかというとセールスプロモーション的なサイトといいますか、一般的な企業サイトを作るよりも、新製品だったり何かのプロモーションだったりといった期間と目的を区切って立ちあげる仕事の方が多いように思います。


そしてそういった仕事の中で具体的にどんなことをやっているかといえば、案件ごとにまちまちで、ディレクションやマネージメントだけをやる時もあれば、デザインだけ、コーディングだけ、WordPressなど各種CMSの構築だけ、という時もありますし、いま挙げた内容を複数担当することもありますし、写真撮影やテキストのライティングも含めて全部ひとりでやることもあります。規模と内容に合わせてフレキシブルに立ち位置を変えられることが飽きずに仕事を続けてこられた理由なのかなって思ってます。

Who: どんな人たちと仕事してるの?

まず僕に仕事を依頼する人たちについて。これは広告代理店だったり制作会社だったりデザイン会社だったり、あるいは他の代理店などを通さずに直接僕に依頼する企業だったり個人の方だったりします。
次に依頼された仕事をどんな人たちと一緒にこなしているのかについてですが、ひとりでやることもありますけど、概ねにおいて案件ごとにチームを組んで仕事にあたることが多いです。


ではどんなチームを組むのかなんですが、これは案件ごとに毎回変わります。
デザイン会社などの企業と組むときもあれば、僕と同じようにフリーランスで活動してる人たちと組むときもあります。そしてどんな職種の人たちが集まるかといえば、DTPが得意なデザイナーだったりコピーライターだったりカメラマンだったりプログラマーだったり各種エンジニアだったり、あるいは同業のWebデザイナーだったりです。要するに案件の規模と内容に応じて必要な人員を必要な人数揃えてる感じですね。その人選は僕が決めることもあるし、代理店などが決めることもあります。


ちなみに最近では澄田トレーナーや原田アシスタントトレーナーを筆頭にデジハリの卒業生の人たちと組むことも多くなりましたよ。

How: どうやって仕事とってくるの?

これについては僕から何かの営業活動的なことをしたことがないんです。
常に「依頼が来なくなったら廃業だなあ」なんてことを薄らボンヤリ思ってるんですけど、幸運なことにまだ廃業せずにすんでいます。


たぶん何か仕事を頼みたくなる要素が僕にあるんでしょうね。
なんてことを言いながらも気をつけてることはひとつだけあります。

それは隙間を見つけること。

同業者と得意分野を被らせないように自分を成長させていったり、他の人たちが手をつけてない分野に眼を向けたりという、他者と同じ個性にならないようにすることだけはこの仕事を始めてからずっと意識し続けています。

How much: お金について

同じことばっかり書いてる気もしますが、これも案件ごとにまちまちなんです。
ちょっと豪勢な食事をしたら吹っ飛んでしまうくらいの金額の仕事もありますし、新車が買えるくらいのお金をいただける仕事もあります。ただし月給をいただけるわけではないので収入は毎月大幅に変動します。


一年が終わった段階でほどほどに稼げて普通の生活ができたらそれで良いなくらいの感覚でいるので、ある程度稼げる目処が立った後は忙しくなりすぎないように仕事量を調整してたりします。

Why: なぜフリーランスを選んだの?

そもそもどうして僕はフリーランスで仕事をしてるのかってところを書こうと思ったんですけど、「これだ!」という明確で大きな理由はないんですよね。


そもそも一旗揚げようみたいな野心もなかったですし、起業家精神みたいなものも持ち合わせていません。
しいていえばもっと消極的な理由がたくさんあったからかなあって感じです。例えば組織の中にいることが苦手だとか、朝同じ時間に起きて同じ場所に通うことがしんどいとか、前の職場を辞めた後になし崩し的に仕事の依頼が来てしまい就転職活動が面倒だったからそのままでいいやと思ったからとか、嫌いな人と仕事したくないとか、そういった細かな理由が重なった結果、結果的にフリーランスで仕事をしているんだと思います。


なんだか社会不適合者みたいなこと書いてますが、実際そうなんだろうなって思っています。

さいごに

正直言うとフリーランスという生き方は誰にでもお勧めできるものじゃないです。
自分で考えなきゃならないことが多いですし、自分の周りのものごとに対してちゃんと優先順位をつけておかないと生活が破綻しかねないなと思います。それでもフリーランスでいつづけるのは、結局のところそれが僕の性にあってるからなんでしょうね。

なんてぐだぐだとここまでいろいろ書いてきましたが、誰かの参考になるのかなこれ?
地方都市でフリーランスでいつづけた人の一例、という分にはいいのかな、大丈夫かな?

これを読んでフリーランスという働き方に興味が湧いちゃった人にお伝えします。
デジタルハリウッドSTUDIO山口にはフリーランスで活躍している個性的なトレーナーがたくさん在籍しているので、ぜひ来校した際は彼ら彼女らにたくさん話を聞いてみてくださいね。
きっと僕が書いたことよりもさらに有意義なことを知ることができると思いますよ。

  

 

 


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