デジタルハリウッドSTUDIOなんば ブログ

【イベントレポート】映像・音楽好き集まれ!
映像ディレクター高橋一生さんのトークイベント

2021-04-30

こんにちは!STUDIOなんばスタッフです!


STUDIOなんばでは、3月28日(日)に、フリーランス映像ディレクターでありフォトグラファーである高橋一生さんをお招きし、映像業界に挑戦するまでの道のりとお仕事についてお話していただきました!


イベントの様子をまとめましたので、映像クリエイターを目指すたまごの皆様は要チェックしてくださいね!



登壇者紹介

■高橋一生(kazuki takahashi)

Film director / Photographer

TOKYO management(TAIYO KIKAKU Co., Ltd.)

武蔵野美術大学卒業。在学中にフォトグラファーとして活動を開始。卒業後、活動の幅を映像に広げる。アートディレクターとして所属していた自身のバンドでのMV制作の経験を活かし、広告映像のほかアーティストのMVを多く手がける。心に響く情景を表現する力に優れ、特に光や水の印象的な演出を得意とする。
2020年11月よりTOKYO(太陽企画)マネージメント契約

    

~制作実績(一部抜粋)~

フジファブリック - 東京 Music Video

中田裕二 - ランナー Music Video

小山田壮平 - 恋はマーブルの海へ


ポートフォリオサイト
https://kazukitakahashi.myportfolio.com/

   

   

理系の建築志望からクリエイティブへ方向転換した過去

Q.映像に興味を持った経緯は?

小さいころから美大を目指したり、モノづくりがしたいと思っていたわけではないんです。もともと、理系の建築志望だったので、全然絵を描いたこともなければ、美術館にも行ったことはありませんでした。

音楽が好きで、高校では軽音楽部に入っていたんですが、ある時ひとつのミュージックビデオを見たことがクリエイターを目指そうと思った最初のきっかけです。

それは、デジタル一眼のストロボを150~200台くらいPCで制御して、フラッシュを使って液晶の画面を再現したミュージックビデオで、「ピタゴラスイッチ」の制作に携わったことのあるディレクターの方の作品です。特に何もやる気のなかった時代の僕が見て、こういう世界に関わらずに死ぬのは嫌だなと勝手に思って、今まで好きだった数学や物理の学習から文転して、武蔵野美術大学・芸術文化学科の受験に挑みました。


Q.大学ではどんな生活でしたか?

無事合格したものの、美術の知識がないまま「モノづくり」がしたいという衝動だけで美大に入ったので、バックグラウンドがないから何をやればいいかわからない状態で周りの生徒ともなじめませんでした。

なので、とりあえず情報収集しようと思い、大学の図書館に入り浸っていました。

大学の図書館って素晴らしい数の書籍があり、棚の端から端まで書籍をとりあえず持っていって、机の上にドン!って置いて、とりあえずペラペラ「いいものを見る」ということを繰り返していました。

そうやっているうちに、自分の中で好きかどうか、なんかいい!と思ったり、好きではないけどすごいな~とかすごくないなとか、なんとなく指標が出来上がっていったんです。


Q.在学中から映像に触れていましたか?

在学中は絵や彫刻、プロダクトデザインなど色々試していったなかで、とりあえず形になってくれる写真にしがみつき、一日中一眼レフを持ち歩く生活を繰り返していました。

もともと転科することを決めていたので、映像学科の写真専攻に転科して学習を進めていました。

そんななか映画の制作部に誘われる機会があって、その時は映像は全然やったことがなかったんですが、とりあえず行ってみるかという感じで現場に行きました。

最初は2週間泊り込みで、一日1.2時間寝れたらいい方っていう感じでしたね。ただ、ほとんど寝れないし疲れるけど、仲間とやっている!っていう感じを肌で感じて、映像っていいな、楽しいなと思いました。

写真をやっているときは一人でやっている感覚だったんですけど、映像って一人で作れないんだな~と思ってました。

   

映像制作活動とフリーランスの道のり

Q.ミュージックビデオもそのころからはじめていたんですか?

映画の撮影が終わってから、写真専攻で知り合ったドラマを作っている人に、映像カメラマンをやってみない?とお誘いを受けたこともあり、映像制作に携わる機会ができました。

映像の現場に1回目は制作、2回目は撮影として関わって、あぁやっぱり面白いなと思っていた時に、僕の幼馴染でバンド活動をしている音楽好きの友達から、ミュージックビデオ作りたいんだけど作れる?と言われたんですね。

作ったことなかったんですけど、なんか作れるだろうなって思ったので、じゃあやってみようかという流れで作ることになりました。

そのバンドの写真やミュージックビデオを撮りながら、映像やライブの魅せ方とか、こういうジャケットにしてみたらいいんじゃない?って提案をしているうちに、これってもうメンバーでいいんじゃない?っていう話になって楽器を弾かない「アートワーク」担当として、バンドに参加したんです。


Q.卒業後はどのような活動をされましたか?

就活のタイミングがきてどうしようかなと考えていたとき、今の職場の人から就活とか興味ありますか?というメールが突然きました。

どうやら、以前から作っていたポートフォリオサイトを見てメールをくれたようでした。

バンドを続けたいから就職する気はなかったんですけど、半年間くらいうちでバイトでもいいから勉強してみないか?と言われ、CMの制作部で働かせてもらって、そのまま就活はせずにバンドを続けながらフリーランスを続けてきて、今に至ります。


     

イベント参加者からの気になるご質問

■ミュージックビデオを作る際、撮影の仕方や構成等どのように考えながら行っているのかお聞きしたいです。

企画書を作成して、アーティストやクライアントへの説明に使います。


〇具体的に高橋さんの作品をもとに、下記のように説明していただきました!

  1. 表紙・・・その曲のイメージを、ネットから画像を探してきたり、自分で撮影をしたりして表紙に持ってきます。これで自分の中の頭の中を整理し始めます。
  2. メッセージ・コンセプト・・・曲を聞いて制作するにあたって、自分がどういう考えがあって、どういう風に感じたか、アーティストやクライアントに伝えたい思いを記述します。
  3. フィルムコンセプト・・・次にコンセプトは、絵コンテを基準にまとめていきます。どういうところで、どういう視点で、どういう撮影方法で撮るのか、ボーカルのインサートカットはどういう風に撮影するか、バンドシーンはどういう風に撮影してどう編集で重ねるのかを文字にして書き加えます。
  4. ルックイメージ・・・実際に流す映像を時系列準に並べます。カット割りしたイメージをネットで拾ってきたり、自分で撮影したりします。
  5. ストーリーボード・・・ルックイメージで表記した写真に添えて、歌詞の中でイメージと合った内容のところを書き加えたりして、分かりやすくしていきます。

     

■撮影に使用したカメラが知りたいです。

ブラックマジックの「ポケットシネマ4K」というカメラに、シグマ16mm-35mm・F値1.8のレンズをつけて撮影しています。 カメラとレンズだけの裸の状態で街を歩き続けて、スチールの撮影をするような感覚で色んな情景を切り取ったという感じです。



■写真の現像や映像のカラーグレーディングをする中でこだわっているところを教えていただけると嬉しいです

僕はカラコレを自分でやったり、カメラマンの人と一緒にやったりするんですが、自分でやるときは、「ダヴィンチ」というカラーグレーディングのソフトを使っています。もともと、カメラの中に自分の好きな色の設定を作っているんで、その設定で撮影をして、撮影後にカラコレ用のソフトに戻して、色を再度微調整して納品しています。カメラマンと一緒に作る際もできるだけ、自分の好きな色でやらせていただくよう話しています。言葉で説明は難しいんですが、青と緑が被さったような色味が好きなんで、そこに対してグレーディングを当てつつ、制作しています。



■好きな色を見つけたりとかインプットをたくさんしてきたんですか?

そうですね。いろんな資料や作品を見たりインプットをすることはすごく大事だと思っています。自己紹介でも話しましたが、大学の時は図書館でひたすら「今日はこの棚で」という感じで机に資料を用意してとにかく見まくって、目を肥やしていきました。自分の目で好き嫌いを精査していくっていう作業をしていくことはとても大事かなと。 卒業後も、画集とか好きなんで書店に行って、とりあえず気になったら一旦買っておく、ということを繰り返していますね。そうすることで、たとえ買ってすぐには見なくても、2・3年後見開いて、好きな色を思い出すってこともできると思います。


   

■人混みの写真は肖像権に引っかからないのかでしょうか?

無視して撮影しちゃう人もいるんですけど、僕は気にしていて、顔ははっきり映らないようなアングルで撮影しています。

     

    

高橋さんのように多岐にわたる映像制作を経験してみたい方は、「専科ネット動画ディレクター専攻」での学習・スキルアップがおすすめ!

ネット動画ディレクター専攻卒業生が制作したミュージックビデオを紹介!

天邑『ボクが望む僕』Official Music Video

制作者:Nao

シンガーソングライターとして活躍する天邑の

オリジナル曲のために制作されたミュージックビデオ

ショートフィルム風の企画・撮影・編集によって

仕上げられた映像。

←視聴は画像をクリック!

ミュージックビデオカネヨリマサル「グッドバイ」

制作者:廣田 裕子

彼女たちの見ている世界をテーマとし、彼女たちの

今後の活躍を期待させるようなミュージックビデオ

←視聴は画像をクリック!

るーららるーらーるららるーらー

制作者:田中正晃

〈酸欠少女〉さユりの楽曲、「るーららるーらーるららるーらー」を基に作成。

さユり自信をアニメのキャラとして描き、彼女の曲の世界観を映像で落とし込んだ。

←視聴は画像をクリック!

デジタルハリウッドSTUDIOなんばで受講できるコース

デジタルハリウッドSTUDIOは 忙しい社会人の方でも 仕事と両立し、 好きなときに好きな場所で学ぶ学習スタイルです。

目的別に選べるコースラインナップで、 就職・転職やフリーランス、パラレルワーク、副業 など、 一人ひとりに合った「オーダーメイドの」学びが可能となっています。


動画教材とアウトプットですぐに実践できる知識とスキルを身に着けられ、現役クリエイターからの指導を受けることができる個別トレーニングで、現場で使われる最新スキルが身につくカリキュラムです!

専科Webデザイナー専攻

未経験から6か月間でスキル習得可能なコースです。Adobe illustratorやPhotoshop、HTML5・CSS3、JavaScript、jQueryなどを使った制作スキルはもちろん、最新のデザイン、コーディング、 マーケティング等、Webデザイナーとしての仕事に欠かすことの出来ないスキルを身に付けます。


カリキュラムには作品制作が組み込まれているため、卒業時にはポートフォリオに載せられる作品が完成するカリキュラムです。コース詳細はこちら

専科ネット動画ディレクター専攻

Adobe Premiere ProやAdobe After Effectsなどのソフトの操作スキルはもちろん、最新の動画マーケティングの情報、動画制作におけるPDCAの回し方、 企画やシナリオの作り方などのディレクションに必要な知識も学びます。


現役ビデオグラファーから教わる撮影・編集のコツ、 動画制作のクオリティを上げる方法などの制作スキルを上げるための授業もあり、 現場ですぐに活用できる知識とスキルの習得を目指します。詳細はこちら

 

 

1.カウンセリングで疑問を解消
2.学校・コース/カリキュラムの詳細を解説
3.卒業生作品・実績をポートフォリオでご紹介
4.あなたの目的に合った就転職プランのご提案
5.学習環境・設備のご案内
6.ご希望の方には体験もご案内
※ご予約の際、ご希望のスクールは『STUDIOなんば』をご選択ください。

その他のSTUDIOなんばのブログ

BLOGS