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【トレーナーインタビュー】Webデザインの面白さや達成感伝えWebデザイナー育成

2021-10-31

Webデザイナーは、技術を生かして多様な働き方ができると人気の職種です。

Webデザイナーは、技術を生かして多様な働き方ができると人気の職種です。育成スクール「デジタルハリウッド STUDIO広島」(広島市中区)で教室運営を担当するスタッフ3人に、受講生や検討している人たちへのメッセージを聞きました。

<プロフィール>

真鍋よーこさん スタッフ(2018年9月〜)
1988年香川県三豊市生まれ。東京で営業職を5年経験した後、Web業界へ転職。会社の教育事業でデジタルハリウッドSTUDIO上野byLIGに勤務する。岡山のWeb制作会社を経て、2018年7月、広島でフリーランスとして独立。


山口亜希子さん スタッフ(2020年3月~)
1977年岩国市生まれ。岩国市のケーブルテレビや廿日市市のコミュニティーFMなどで勤務後、独立。フリーアナウンサー歴13年。イベントの司会などをやりつつ、縫製の仕事を手掛け、ネットショップやWebサイトの運営などにも携わる


天河工さん トレーナー(2017年4月〜)、スタッフ(2019年4月〜)ディレクター、コーダー
1973年に生まれ、広島市中区で育つ。電機業界で品質管理やサーバー管理のエンジニアとして11年勤めた後、Web業界へ転職。Web制作会社でディレクターとして約3年の経験を積み、2010年にフリーランスとして独立。ビーフレンド㈱代表取締役。

転職はデメリットでない。タイミングを逃さずやりたいことに挑戦するチャンスを逃さない

天河さん

- 20歳代の受講生が増えているそうですね。最近の傾向をどのように感じていますか。

天河  ここ10年で、デジタルの位置付けが変わったことが背景にあると思います。iPhoneが普及し、現在25歳の人が10年前の中高生のときには、おしゃれで機能的なデジタルデバイスを目にしたり触れたりする機会があったでしょう。インターネットが当たり前の環境として普及した世代「デジタルネイティブ」という言葉もあるように、20代の人は当然のようにWebを知っています。 私の世代が20代の頃は「デザイン」というと、アパレルや紙媒体の広告を連想しましたが、現在の20代は、デザインにはWebもあるということを知っています。Webはクリエイティブでかっこいいイメージがあり、「Webデザインを学びたい」と考えてもらえるのかもしれません。

山口  ここ1年でも、新型コロナウイルスの影響で、少なからず変化がありました。2020年春までは、30代の人も多かったのですが、コロナの感染が広がるにつれて、年齢層が下がっていきました。「リモートで仕事ができる」「場所を選ばない」「緊急事態宣言下でも仕事が続けられる」という理由が大きいようです。しかも女性が多いですね。全体の8割は女性かな。  就職して早い段階で異業種から転職を希望する人も増えています。転職をデメリットとして受け止めるのではなく、タイミングを逃さずやりたいことに挑戦しているようですね。

真鍋  転職に対するハードルは下がっていますね。「Webデザイナー」が気になったら、検索して、どうやったらなれるのかをすぐに調べることができます。記事や動画が出ているので、一通り見て、「自分にもできるかな?」をきっかけに「先生に教わりたい」という気持ちになるのでは。階段を一歩ずつ上る道筋は描きやすいですよね。 半年という受講期間をメリットに挙げる人もいます。未経験でもWebデザイナーになるまでのスピートが求められているようです。

- デジハリの特長や強みを教えてください。

山口  一番は、現役のクリエイターがトレーナーを務めていることです。Web業界の第一線で活躍する個性的なトレーナーがそろっています。

天河   トレーナーが常時スタジオにいますから、いつでも質問できる環境です。

山口  自宅で学習したいという人には、オンラインで質問できる環境も整えています。「オンライン専用の予約フォーム」で予約をすれば、Web会議システム「Zoom(ズーム)」を使って、トレーナーに質問することができます。

真鍋   Webサイトをゼロから自分だけで作るということも特長です。ゼロから完成させるまでには、デザインやコーディングだけではなく、マーケティング的な要素も必要です。目的の設定や競合するサイトの調査、構成を考えて企画書にまとめることなどもカリキュラムに入っています。実際、仕事に就いたときは、分業化されていてデザインかコーディングどちらかを専門にするといった場合もありますが、Web制作の知識と技術を総合的に身に付けていることは大きな強みになります。

実は説明会は、悩みや将来の希望を聞いて、一緒に道筋を考えていく機会。

山口さん

- 受講を考える人が詳しいことを知りたい場合、どのような方法がありますか。

山口  Webでの資料請求のほか、スタジオに来ていただく説明会があります。自宅から話を聞きたい人には、オンライン説明会も行っています。もっと気軽に聞きたい人には、無料通信アプリLINEを使ってお答えしています。質問したいことをしっかりまとめなくても、思ったことをぱぱっと聞いてみてください。

天河   説明会を担当しています。説明会というと堅苦しいですが、内容はカウンセリングだと思ってください。もちろん、カリキュラムや学習方法なども紹介しますが、メインはその人の悩みや将来の希望を聞いて、一緒に道筋を考えていくことです。その上で、キャリアを応援できることがあれば、具体的に何ができるかお伝えします。デジハリ以外の環境で進めた方がよい場合は、そのように話しますので、必ず受講しなくてはいけないと考えず、気軽にお越しください。

- 生徒をサポートする上で、心掛けていることは。

真鍋   自分に自信を持ってもらうことを大切にしています。異業種から転職を希望する場合、辞めた仕事をマイナスに捉えたり、経験がないことを不安に思ったりする傾向が見受けられます。そこで「これまで何をやってきたか」「今は何をやっているか」を質問して、言語化してもらいます。「これとこれをやったことがある」と自分で発言してもらうことが大事。言葉で表現することで、これは全部自分のスキルだと認識し、自信につながっていきます。 私は、過去の経験とWebが結びつくのは、足し算ではなく掛け算だと思っています。「営業✕デザイン」「ECサイトの運営✕デザイン」など、スキルの掛け算はこれからのキャリア形成にとても有利です。

山口   「デジハリにきてよかった」「ここで学んでよかった」と思ってもらえるように応援しています。トレーナーと出会ってスキルが上がったことを実感してほしいし、一緒に学んだ人たちと仲間になって横のつながりをつくってほしい。卒業した後もデジハリに関わってもらえるような雰囲気づくりを心掛けています。生徒さんのその日その日の表情を見て、気になるときは声を掛けるようにしています。

天河    デジハリを学習するだけの場だと考えてほしくないなという思いがあります。受講を検討している人とカウンセリングで向き合うときは、「できることが増えるよ」「楽しめるようになった方がいいよ」と伝えています。 生徒が学習について悩んでいるときは、スタッフというよりも制作の現場で働くトレーナーとして接します。デザインもコーディングも完璧を求める人が多いのですが、全部できなくてもいいと思っています。トレーナーでも知らないタグはあるし、新しい情報が次々に出てきます。その都度対応していけばよいのです。

真鍋さん

- これから学ぼうとしている人にメッセージを。

真鍋   「Webは必須スキル」だと思います。Webツールを使えることが生活する上で必要になってきています。それにデザイン、コーディング、マーケティングができるとより生きやすくなります。何かを身に付けたいと思っている人は、まず遊びにくる感覚で相談してください。

天河   「Webのことを知らないけどいいですか」「何もできないけど大丈夫ですか」と聞かれることが多いのですが、デジハリは未経験者向けのスクールなので安心してください。学校といっても先生が登壇するような堅苦しい環境ではありません。学びの中に楽しみを見いだしてもらえると、長続きするしモチベーションも保てます。

山口   「取りあえず動こう」。就活の相談をされたとき、生徒さんに話す言葉です。Webデザインに興味がある人たちにも「考えている時間があるなら取りあえず動いてみようよ」と呼び掛けたいと思っています。動いた先に何かしらの答えが出てきて、それによって次の道がつながります。その動きの中にデジハリを選択肢に入れてもらえたら。私たちは、皆さんの夢を実現するために全力でお手伝いします。

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