時間や場所に縛られず、スキルを生かして働けるWebデザイナーは注目の職種です。特に、仕事・家庭・子育ての両立を目指すかたに、身につけていただきたいスキルのひとつ。そこで、「デジタルハリウッド STUDIO広島」で学んだ後、フリーランスとしてWeb業界で活躍している坪島奈穂さんに、学ぶきっかけや仕事のやりがいを聞きました。
- なぜWebデザインを学ぼうと思いましたか。
子どもが小学1年と中学1年になり、少し手が離れたので何か勉強したいと思っていました。美術が好きだったのでクリエーティブな分野を探していて「Webデザイナー」を見つけました。子どもがプログラミングを習う時代なので、これからはWebの知識を生かす仕事がいいと感じました。Webのことを学んで損はないという思いもありました。
- デジハリを選んだ理由は?
動画教材で繰り返し学べるので自宅で子どもがそばにいても問題ありません。学校に行って、講師に直接教えてもらうこともできます。カフェっぽいおしゃれな施設も気に入りました。モチベーションに影響するので、すてきな場所かどうかは大事ですよね。Web業界の現役クリエーターが講師だということも魅力です。学校に行けば、誰かしら勉強していて、励まし合える仲間が大勢いるというのもポイントでした。Webデザイナー専攻というコースで、2019年10月から6カ月間学びました。
卒業後、フリーランスでどんな仕事をしていますか。
Webサイトのデザインに限らず、商業施設の周年記念パンフレットやパッケージデザインなど、幅広く手掛けています。個人で受けるだけでなく、デジハリの卒業生3人で「アマミドコロ」という名前のグループをつくっているので、チームで仕事をすることもあります。
- グループの仕事では、何を担当していますか。
主にディレクションを担当します。Webディレクターは、サイト制作の全体的な進行を受け持ちます。お客さまの相談に乗り、どんなサイトにすれば課題が解決できるかを提案し、見積書の作成や価格交渉も行います。ディレクションの仕事は、在学中というよりは、卒業後にノウハウを蓄積していきました。そのときも、デジハリの情報網の広さに助けられました。卒業後も勉強会があったり、講師やスタッフの助言を受けたりできるからです。広島で活躍するWebディレクターのことをデジハリのスタッフに聞いて、その人のオフィスに通っていろいろ教えてもらいました。
- 子育てしながら続けられる仕事だと思いますか。
子どもがそばにいてもできる仕事です。IT環境が整えば、時間と場所を選びません。子どもが小さいときは、学校や習いごとなど生活上の変化が激しいので、それに合わせて調整します。まとまった時間をつくって好きな旅行も計画したいですし、私にはちょうどいい働き方です。もちろん、子どもの病気など大変なことは常に起こるので、家族や社会のフォロー体制がもっと整うといいなと思います。社会に必要とされることで、母親だけじゃない私の役割を感じられます。
- どんなときにやりがいを感じますか?
どうやったら喜ばれるものになるのか試行錯誤しながら取り組んで、サイトやパンフレット、ロゴなど一つの形になる過程が楽しいですね。「ありがとう」「頼んでよかった」という言葉をもらうと、また頑張れるし力になります。
坪島さんから皆さんへ
この仕事は、人との出会いが魅力です。さまざまな業種の方から働き方、生き方、考え方などのお話を聞けて勉強になります。フリーランスママいいですよ! お仕事獲得方法は、とにかく行動すること。私は、友達や夫の会社の方、デジハリの先生から仕事をいただきました。ひろしま創業サポートセンターで、働く女性を親身にサポートしてくれる上野先生と出会い、今はそこからたくさんの案件をいただいています。
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