2018年6月卒業:大段 勝義さん(31歳)
受講コース:Webデザイナー専攻(フリーランススタートアップパック)+WordPress講座
フリーランスの塾講師として、起業経験が既にあった大段 勝義さん(31)=広島県呉市。自分の事業の中にもう一つ、柱になるものを作りたい!と思い、Webデザインを学ぶためにSTUDIO広島に入校。
卒業後はフリーランスのフロントエンドエンジニアの仕事を受注しながら、教育事業の指導経験を活かして、Webデザイナー専攻のトレーナーも務めていただいています。
大段さんに、在学中にSTUDIOで学べたことと、今の仕事に役立っていることを中心にお話を伺いました。
■「もう一つの柱」を作りたかったワケ
STUDIO広島に入校しようと思ったきっかけは、クリエイティブ系の仕事がしたかったからです。
現在はフリーランスの塾講師をしています。その前は、セキリティ関連会社に勤めていました。会社で新規事業としてデジタルサイネージを取り扱うことになり、私が開発、営業、ディレクションまで幅広く担当していました。
また仕事の中で、Webやプログラミングを独学で勉強していました。その後、会社を退職して、塾講師をフリーランスで始めた訳です。
フリーランスのノウハウは、塾講師を通じて経験できました。フリーランスを続けていく上で、自分の中でもう一つ柱になるものが欲しいな、と考えていた矢先、STUDIO広島開校の新聞広告を偶然見つけたんです。そこで入校を決めましたね。
選んだコースは、Webデザイナー専攻(フリーランススタートアップパック)です。サイトを制作するだけではなく、更新・運用についても学びたかったので、WordPress講座も併せて申し込みました。
学生時代から、美術が好きでした。小学生の時には絵画に興味がありましたし、高校生の時にはペイントツールSAIというIllustratorとPhotoshopが合体したようなフリーソフトを使い、PCを使って簡単なイラストを趣味で描いていましたね。
■今でも役に立っている「コードをゼロから書く癖」
STUDIO広島で勉強したかったことは、Webとデザインについて、独学で勉強していた範囲を超えたところにある、実用的なノウハウでした。簡単に言うと、仕事で使えるワザを身に着けたかったんです。
デジタルハリウッドの名前は、以前から知っていました。広島市内にある大学で、デジタルハリウッド大学院 客員教授の塩見政春さんのセミナーを受けたことがきっかけですね。
STUDIOで学んだことで、今でも役に立っているのものは「コードをゼロから書く癖」を身につけられたことです。例えば作っているWebサイトになんらかの機能を実装したい場合、WordPressなどのCMSを使っていたら、便利なプラグインがあらかじめ用意されていて、選択して使うこともできますよね。
あえてプラグインに頼らず、なるべく自分でコーディングして組み立ててみる作業をやっていました。
また、自分でWeb検索して調べるケースが多いですね。英文を読むのが得意なので、海外のWeb制作の情報を検索して読むこともあります。
■疑問に思ったことが、その場で解決できるのがSTUDIOの利点
通学するスタイルが良かったのは、分からないことがその場で解決できたことです。STUDIOに行けば自分と同じようにスキルアップしようとがんばっている仲間がいるので、良い意味でプレッシャーになりました。自分以外の受講生さんが作った課題や作品を見ると、自分にはない視点を知ることができるのでとても参考になりましたね。
STUDIOに入校する前には、デザインに自信がなかったんです。ですから、デザインでも一つのものを絞り出すことが精一杯でした。それに対して、トレーナーさんからは水が流れるように、いろいろな角度からアドバイスをいただきました。
■自己紹介で自信を持って「フロントエンドエンジニアです」と言えるようになりたい
将来的に「私はフロントエンドエンジニアです」と自信を持って言えるようになりたいです。
そのためには、プロではなく一般の方の視点を持ち続けられるように心がけています。たとえばTV番組を見ていて、面白いと感じたら、なぜそれが面白いのかを分析する癖をつけています。
■受講検討者へのメッセージ
Web業界の外から入りたい方でも、スキルアップしたい人でも、STUDIOの通学+トレーナー指導のスタイルは、効率よく学べる近道ですね。自分で勉強していて行き詰まっていたり、何を勉強していいか分からない場合、まずは「気軽に聞ける人が身近にいる」という環境に身を置くが大事ではないでしょうか。
■卒業制作作品
「呉トーストマスターズクラブ」のサイトリニューアル提案