こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO姫路 スタッフ橋尾です。
今月はデジ姫初!!の卒業制作講評会を行いました。
卒業制作とは、自分でクライアントを探してサイト制作をするという課題。企画~サイト公開まで自身の力で完結させます。卒業前に学んだことをフルに活かして行うというだけでなく、クライアントワークを行うことでディレクション経験ができるというもの。
プロと全く同じようにゼロベースから行うので、実務に直結したスキルが身に付く、デジハリならではのプログラムなのです。
(デジハリが就職・転職に強いと言われるのはこれがあるから!)
講評会では完成した作品について卒業生がプレゼン、参加者のトレーナーや受講生からフィードバックをもらいます。
記念すべき第1回の様子をブログにてお送りします~('ω')ノ
20名ほどでの開催に。

初の開催ということもあり、受講生からWeb企業のデザイナーまで、大勢が参加してくださいました~!
発表する卒業生の顔には
緊張
と太筆で大きく書かれていました。
(比喩です、もちろん)
なかなか普段、こんな大勢の前でプレゼンすることなんかないですもんね。

今回の発表は1期生と2期生。
何せ1期生、2期生はデジ姫創生メンバーという事もあり、トレーナー陣は総出でガン見(笑)
偶然にも1~3期生には地元で事業や商売をしている人が多いです。自分の商品・サービスをPRしたい!もっと色々な人に知って欲しい!という思い入れのある題材での制作が目立ちました。

とはいえ、クライアントは基本的には自分で見つけてきます。
お気に入りのパン屋さん、自分の好きな串カツ屋さん、知り合いの同好会…。クライアントを獲得し、打ち合わせを重ねてつくりあげるこの過程。ただ授業で作り方を学ぶのとは違う学びばかりです。
クライアントの背景、抱えている課題や競合の状況まで細かく分析したうえで企画をしています。制作した際のこだわりや苦労ポイント、どんな意図でこの表現を使っているのか、アツくプレゼンします。

さらに、参加者からのフィードバック。
作品の素晴らしい点はもちろん、疑問、改善点の指摘も飛び交います。シビアな指摘もあるのがデジハリらしさ。高め合う、成長し合う場だからこそ、作品に対する真剣なアドバイスばかり。
全参加者を通して多かったのは、企画段階でどれだけ密に作り込まれているかについての指摘。デザインでクライアントの問題を解決するという基本ができているか、ですね。
ここでもらったフィードバックを基に作品をブラッシュアップし、就職・転職活動に活用します。
デザイナーとして活躍するまでの道のりはまさにここからスタートしたばかり!頑張れ卒業生のみんな!
修了証授与!

こうして、無事に終了した受講生は修了証を受け取りました。
デジ姫マネージャーより一人一人手渡しで授与。デジ姫スタッフ・トレーナーも感慨深いです…!
半年間、お疲れ様でした!

半年という長い(短い?)期間、それぞれの仕事や家庭で忙しいなか、学びきるのはそんなに簡単なことではありません。
だからこそデジハリには”真剣に学びたい”という人が集まります。
懇親会や交流会、こういった場を催すと多くの人々が集まるのはデジハリに関わる人たちの本気度が高いからですよね。
良い作品が完成した姿を見届けて、みんなで修了を祝うことができて幸せ気分なスタッフでした。
より一層、ビールが美味しかったです。
オマケ

毎月のことですがそのまま祝い酒('ω')ノ
でも今月はクリエイティブな話題が盛りだくさん。
「あれって制作期間どのくらいだったの?」
「写真はどうやって撮った?」
「クライアントとのミーティングって…」
と、現役受講生が卒業生にレクチャーを受けていたり。
こうやって先輩のリアルな声を聞ける場、大事ですね。やはりこういう交流の機会を多く持つことも、成長につながる要素のひとつですね。デジハリがただのクリエイタースクールではなく、優秀な卒業生を数多輩出している訳はやっぱりこういうところにあるなあ、とビール片手に考える会でありました。
